日はまた昇るのだろうか
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安倍さんがトランプ次期大統領と日本時間の今朝、会談をしたそうです。何でも、他の国の首脳より日本を優先したと言います。大統領選で発していた言動からすると、にわかには信じ難いのですが何があったのでしょうか。誰かの入知恵か、あるいは指示か?
しかし、私から見ると情けないの一言です。まるでポチじゃありませんか。宗主国の親分さんが変わるので、何をさておいても挨拶に馳せ参じようという風に見えるのです。今の日本の立場では仕方がないのかもしれませんが、それを当然と捉えるマスゴミ始め国全体がポチ体質になっているようでがっかりします。
(キンキラキンの部屋でキンキラ頭のセクハラ親父とにこやかに握手をする安倍さん。何か悲しい。)
あの誇り高き大日本帝国はどこに行ってしまったのか。あの壮絶な戦乱の時代に生まれなかった事は凄くラッキーな事ではあるけど、日本が最も輝いていた瞬間を見られなかったのは残念な事でもあります。日本が再び起つ日は来るのでしょうか。
今を遡る事83年、1933年に日本は国際連盟を脱退しました。それは満州国建国に対する欧米列強の圧力に対抗するためで、決して巷間言われるような自己中的逆切れではありません。そもそも日本は国際連盟で人種差別撤廃を提起していました。白人国家の抵抗で実現しませんでしたが、あの植民地主義時代に日本人も被差別人種であった事は紛れもない事実なのです。
当時は日本がやる事なす事、ケチを付けるは脅かすはで、正に白人ヤクザ国家群のやりたい放題の時代でした。今はまるでそんな事はなかったかの如くですが事実は歴史が証明します。日本は孤立無援で自衛の戦いを強いられて来たのです。これからもずっとそうかもしれません。
朝鮮半島をめぐる日清戦争での勝利は所詮アジア人同士の戦いに過ぎませんが、日露戦争でロシアに勝った時点で、欧米列強の日本に対する見方は劇的に変わります。それまで利用する対象でしかなかったのが、仮想敵国に昇格したのです。黄禍論が巻き起こり、オレンジ計画が起草されました。つまり、それを期に日本をどう潰そうかというのが白人国家の最大の関心事となったのです。
日本を除く世界の殆どの地域が白人の植民地であった時代です。それに異を唱える日本が目の上のたんこぶであった事は想像に難くありません。日本さえ潰してしまえば未来永劫植民地から美味しい汁が吸い続けられます。その邪魔しかねないのですから、どう考えても白人国家共通の敵です。寄ってたかって排除しようとしたとしても不思議はないのです。
ところがその時期、幸か不幸か欧米列強の中で縄張り争いが起きていました。植民地を持たない国の造反です。すなわちドイツとイタリーが組んで勢力圏争いを始めたのです。敵の敵は味方という考え方で日本は三国軍事同盟を結びますが、これだけは余計でした。誤解を招く元です。自衛の戦争というコンセプトが分かり難くなりました。
ところで、中国での軍事的衝突である各事件、事変が何のためだったのか、誰が起こしたのかという事が未だに謎で事実は闇の中ですが、状況証拠的に見えて来るものはあります。当時の中国は内戦が勃発しており国家の体をなしていません。日本や欧米列強は自国民保護、あるいは利権拡大の目的で軍隊を派遣していました。
(フライイング・タイガース/米軍のひも付きで中国大陸の日本軍との戦闘に参加した)
そんな中、日本軍にちょっかいを出したい勢力が大勢いた事は確かです。北はソ連から毛沢東の共産党に影響力を行使するコミンテルン、南は援蒋ルートを通じて英国始めとする欧州勢が国民党軍をサポートします。東からは米が100機にも及ぶ航空機軍団(フライイング・タイガース)を義勇軍の名目で、これまた国民党軍に派遣し宣戦布告なき戦闘を日本に仕掛ける機をうかがっていたのです。
さらに事もあろうに、日独防共協定を結んでいたドイツからは軍事顧問団が派遣され国民党軍に日本との戦い方を指南すると言った有様です。南京事件では事実無根の、日本軍に不利な証言までするのですから、いい性格しています。正に四面楚歌ではないでしょうか。日本軍は知ってか知らずか、その策謀に嵌って行く事になるのです。
決して巻き込んではいけない米を真珠湾で叩いたのもソ連や米の罠であり、南下して東南アジアに戦線を拡大したのは、ドイツと日本による挟み撃ちを恐れ、世界中にコミンテルンのスパイを暗躍させたソ連の思うつぼでした。しかし想定外のことが起きたのも事実で、それらの戦いが戦後の世界を大きく変えて行くきっかけになります。
(大東亜共栄圏はアジア人で団結し白人国家に対抗する目的で構想されました。日本一国では荷が重過ぎたのです。)
緒戦での日本軍の圧倒的勝利はご存知の通りですが、ミッドウェイ海戦後の42年以降も英仏蘭の連合軍に対する日本軍の軍事的優位は揺るいでいませんでした。英軍に対してはマレー沖海戦の後もスラバヤ沖海戦、セイロン沖海戦で致命的損害を与えます。
特に空母を中心とする大艦隊同士がぶつかったセイロン沖海戦では逃げる英東洋艦隊を捕捉し大打撃を与えたのです。それ以後のインド洋、南太平洋での制海、制空権を完璧に失わせ、戦争末期まで英軍の行動に屈辱的制限を与えた事は意外に知られていません。
何世紀にも渡って七つの海を支配して来た大英帝国崩壊の瞬間です。陸上でのインパール作戦も、補給が伸び切った最悪の作戦と言われますが、インド独立のためにはなくてはならない作戦でした。
チャンドラ・ボース率いるインド国民軍を日本軍が支援したのです。そこに損得勘定や領土的野心があったとは思えません。援蒋ルート遮断の目的はあったにせよ、その為にそこまで大規模にやる必要があったとは思えないのです。
もちろんオランダ、フランスは言うに及ばずで、東南アジア地域では手も足もでない状態に追い込まれ、300年間も統治して来た植民地を放棄せざるを得ない状況に陥りました。インドネシアに古くから伝わる「ジョヨボヨ王の予言」は日本軍によって実現されたのです。
これらの事から推察される事は何でしょうか。白人国家の優位性が失われ濡れ手で粟状態の富、領土が失われました。日本が憎くない訳はありません。彼らにとって不倶戴天の敵と言って差し支えないでしょう。戦後凄まじい報復が始まったのです。
現地での日本軍兵士に対するリンチは当然で、非戦闘員にも容赦なしです。何の罪もない女子供が大勢犠牲になりました。さらに濡れ衣を着せ不当に賠償金を要求してきます。その後も経済他、何かにつけていやがらせをされているのです。シーシェパードによる調査捕鯨妨害などもその一環かもしれません。
戦後70年も経た今となっては記憶も薄れ、その実態もボケて来てはいますが、当時とは形を変えた日本封じ込め、言うなればABCD包囲網は生きているのです。卑近な例で言えば中国、韓国等による反日活動でしょうか。
捏造された慰安婦問題や南京虐殺を世界に喧伝します。尤も中国の場合は戦前から欧米の手先で、人種差別撤廃、植民地解放を訴える日本に対し妨害をして来ました。その体質は今も変わらないようです。
その裏側にいるのは世界を支配する白人エリート達です。世界はもちろん、特に経済的ポテンシャルのある日本を米を管理人としてコントロール下に置いています。事実が判明し、あの大戦で日本が成し遂げようとした事が世界に知れ渡る事を恐れているのでしょうか。
さらに管理人の代理人は在日マスゴミです。日本人に事実が伝わらないよう偽情報、偏向情報を流し、日夜日本下げに勤しんでいるのです。もちろん政治家にも非日本人は大勢いて、水面下では日本人保守との、いつ果てるともない暗闘が続きます。
ちょっと竜頭蛇尾で尻切れとんぼですが(笑)長くなるので一回切ります。
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コメント
安倍首相のニコニコ顔…まるでポチじゃありませんか。宗主国の親分さんが変わるので、何をさておいても挨拶に馳せ参じようという風に見えるのです。
・・・はい、ポチですね。私も喜び過ぎで気持ち悪いのですが”尖閣有事の際は宜しく~それとさ、TPPはやっぱり止めときましょうよ、そっちもついでに宜しく~” 僕たち仲良しなので、覇道C国共産党さん・南北半島国家さん・R国ぷーちんさん達もよろしくねー・・・と打ち合わせしてくれたのなら一安心ですね!
日はまた昇るのだろうか
必ず日章旗の図柄そのままに上昇いたします・・・本文は、100% 全面的に賛同致します。この全文を日本の学校の社会科で必修と致しましょう。之までに、ナベさん、八丈島さん、南国通信さん、硫黄島さん、Suraさんも大変客観的で良いコメントを残して下さっていますね、あ風邪ひき最中なので布団で寝まーす、、、。
投稿: AZ生 | 2016年11月19日 (土) 08時17分
トランプ逆転現象・・・昨日、風邪を直しに何時もの医者に行って来ました。このドクターさんは、日露戦争の膨大な戦費をリーマンブラザースの源流の金貸し屋さんから調達したことをご存知でしたので、私は彼に一目置いている人物です。日本人(多分)ですが米国で医者の資格を取られた様です。でも、大統領選挙の結果には多少驚かれた様です。CNNとかの経過情報によれば”ヒラリーでしょうなー”と感じておられた様ですねー。日本のN○Kとか殆どのマスゴミと同様にアメリカでも一般報道はヒラリーへの誘導情報ばかりでした。。。
例えば街頭インタビューなどで ”トランプさんに投票します~” と回答しても(あんなに下品で、女性蔑視を平気で発言する人を支持するって事はこの人ブルーカラーか下品な下流の人だね)警察官・消防署員とかフツーの市民の本音は、200年前の建国当時の強いアメリカの再現をイメージしている様です。ある未来予測では、2050年には白人がマイノリティになる等という話もありますし。 実際の投票はトランプに流れた様ですね。あ 本当に寝ちゃいます。。。
投稿: AZ生 | 2016年11月19日 (土) 10時17分
こんにちは
>決して巻き込んではいけない米を真珠湾で叩いたのもソ連や米の罠
日本が巻き込んだのではなく、米国側から戦争を仕掛けてきたのです。主様もご指摘の通り、援蒋ルートやフライングタイガースなどで、米英は支那事変における中立義務を履行せず、戦争当事国として自ら「参戦」してきました。
中立義務とは、あらゆる戦争行為に直接的・間接的に加担しないことですが、スイスが2000年代まで国連に加盟しなかったのは、国連があの「連合国」だからです。盟主(常任理事国)が存在し、共通の敵国(日本・ドイツなど)が存在する軍事同盟の国連に加盟することは、中立を放棄するということなのです。従って、もはやスイスは永世中立国ではありません。
日露戦争のとき、バルチック艦隊はマダガスカルでおよそ半年も足止めをくらっていますが、これは当時マダガスカルを植民地支配していたフランスに対して、日本の同盟国の英国から、バルチック艦隊への石炭の販売は中立義務違反だと抗議がきたからで、フランスは英国の抗議を受け入れ、バルチック艦隊に石炭を売却しませんでした。これにより、バルチック艦隊は本国から石炭の補給船が到着するのを待たねばならなくなり、およそ半年に渡り足止めを余儀なくされたのです。
中立義務とはそういうものであり、支那事変では中立であるはずの米英独が直接的に蒋介石を支援したのですから、これは立派な戦争行為であり、日本が米国を戦争に巻き込んだのではありません。ちなみに、ナチスドイツは三国同盟が成立すると直ちに蒋介石への支援を打ち切っています。ナチスは単に支那産のレアアースが欲しかっただけで、日本に敵対する意思はそもそもありませんでした。
ただし、フランスが英国の抗議を受け入れたように、中立義務を履行させるにも軍事力の裏付けが必要で、仮に日本が抗議してもフランスは受け入れなかったでしょう。これはリアルポリティクスの話ですが、現実です。しかし、現実がどうあれ米国が中立義務に違反したのは事実であり、日本が米国を戦争に巻き込んだというのは「事実誤認」と言わざるをえません。
日本は米国との戦争を回避すべく様々な交渉を行いましたが、剣もほろろに門前払いされたのは、もはや説明の必要もないでしょう。しまいには貿易封鎖で日本を絞め殺さんとばかりに憎悪を剥き出しにするに至っては、ここで自重すれば日本男児の名折れ。刀を抜くべきときに抜くことは、日本と日本人の名誉を守るため、これは命よりも大事なことです。楠木公は勝算のない戦に挑み、見事玉砕し、日本人の鑑として歴史に名を残したのです。
勝敗はただの結果論にすぎず、あのとき武士の名誉にかけて刀を抜いた先祖様に対し、私は『ありがとうございました』と、ただただ頭を垂れるだけです。私たち後生の者にできることは、敗戦の屈辱を忘れず、赤穂浪士のように敵討ちのときを待ちながら、ひたすら自らを鍛えるだけなのです。
投稿: 硫黄島 | 2016年11月20日 (日) 07時57分
>日本が巻き込んだのではなく、米国側から戦争を仕掛けてきたのです。
硫黄島さん
私も、仇討ちという物騒な考え方以外では貴方とほぼ同じ考えを持つ保守派日本人です。先の大戦に対する見方も大きく違うという事はないと思っています。
しかしながら、米を直接戦争に巻き込んだのは日本です。それは疑い様がありません。裏で何をしようが表で経済制裁をしようが、正式に米を戦争に参加させたのは日本の真珠湾攻撃です。
ご存知のように、ルーズベルトには厭戦気分の米国民を戦争に駆り出す為の口実が必要だった訳ですが、まんまと乗ったのが日本です。さすがに国力を考えた時に、そのやり方はまずかったのではないでしょうか。
他に選択肢がなかったのなら致し方ありませんが、当面米は無視してソ連を叩く手はあったのです。言葉足らずだったかもしれませんが、私はそれが言いたかったのです。
ドイツと連携してソ連の圧力を排除し、さらに援蒋ルートを遮断して中国全土を制圧すれば資源は何とかなったのではないですか? 力をつけて、米に勝てる見込みが出来てから宣戦布告しても遅くはなかったのではないかと悔やんでいるのです。
それにしても、拙い戦い方で310万人もの犠牲を出した日本軍の上層部は罪深いです。こういう組織しか出来ないのでは米相手の戦争に、いつまで経っても勝てません。報復するにしても、殺し合い以外の手を考えるべきです。
いずれにしても今の時代、戦争という選択肢はあり得ません。それでも最悪の事態に備え準備だけはする必要があります。トランプ氏の要請に応えて防衛予算を大幅に引き上げ、核武装しようではありませんか。(笑)
投稿: 田中 徹 | 2016年11月20日 (日) 09時23分
田中 様
おっしゃることは分かりますが、であるならば、巻き込んだという表現ではなくて、『戦略的に不利になると分かっていて米国との開戦を選んだ』というような表現になるべきです。勝敗については、昭和20年8月以前の段階では「未来の話」であり、それよりも過去の段階で戦争の勝敗を確実に予想するのは不可能ですから、結論がすでに判明している時点から、判明する前の過去の出来事について結果責任を問うのはどうかと思います。
日米戦争が戦略的に不利であることは当時から言われており、そのことは永野修身軍令部長の御前会議での発言からも想像できますが、だから日米開戦の是非について昼夜を問わず政府と軍部で議論が交わされています。
特に日米開戦反対派だったのは、山本五十六ではなくて実は陸軍でした。陸軍は日米の直接対決は避けられないであろうと考えていましたが、ならば太平洋側の海上に防衛線を引き、米軍を日本側に引き付けてから叩く戦略を提案していました。そうすることで、米軍は補給拠点(ハワイ・グアム)から離れた場所での戦闘を余儀なくされるため、戦争を長引かせ、その間に英国の植民地(ビルマ・シンガポール・インド)を叩いて占領し、中東にまで一気に進軍して石油を確保する。そうすれば英国はナチスに降伏、支那事変も終わらせられ、米国と一対一で戦うことができるからです。
これを土壇場でひっくり返し、真珠湾攻撃を主張したのが、まさかの日米戦争反対派である山本五十六でした。山本は陸軍の提案どおりに戦争を進めるのであれば、海軍は協力しないとまで言い、日米開戦をごり押ししました。陸軍がなぜインパール作戦を強行したのか、海軍の言う通りに作戦を遂行した結果、海軍は壊滅し、海軍により南洋の島に送り込まれた陸軍の精鋭は孤立し、餓死するなどして虎の子の戦力を失ったのです。南洋の島で孤立死した彼らの無念を晴らすためにも、陸軍の悲願であった「インド解放」の成果を以て餞にする必要があったのです。
ならば海軍が悪いのかといえば、私はそういった短絡的な結論ではなくて、最終的には陸軍も海軍の主張を受け入れたわけですから、そこには何かもっと大きな、山本五十六個人の感情レベルではなくて、日本人全体に憎き米国を叩くべきだという「総意」があったと私は考えています。
そのヒントとして、石原莞爾が東京裁判で米国に対して言い放った言葉が象徴的です。
『戦争責任を問うならペリーをここに連れて来い!我々は江戸時代で満足していたんだ!』
これです、答えがここにあるんです。安眠を妨害され、魑魅魍魎が跋扈するドロドロした国際政治の舞台に、米国が日本を引きずり出した。日本人はそう思っていたのです。米国なんですよ、日本人にとっての「仇敵」は。だから日本人は最終的に日米戦争を選んだのです。
今もそうです、変わっていません。原爆まで落とされ、徹底的に打ちのめされ、逆立ちしたって勝てっこないと思わされたから、従順なフリをして、復讐などまるで考えていないかのように装っていますが、根底には米国への憎しみがあります。それが日本の反米主義の根幹です。
ですから私は、日米戦争は「歴史の宿命」であると言っています。そして、日米戦争はまだ終わっていません。
トランプが、米国が国際政治に関わるのはもう御免だというようなことを言っていますが、冗談じゃない。トランプが嫌がろうと関係ない、日本が米国を国際政治の舞台に引きずり出してやります。ペリーが日本に対してやったように。
自覚してか無自覚かは分かりませんが、安倍総理は早速トランプを国際政治に引っ張り出そうとしています。それでいいのです。東支那海や南支那海で、思う存分に米国を利用してやればいいのです。そして、米国がもう懲り懲りだと、勘弁してくれとお手上げしたら、そのときは日本が軍拡し、核武装して、米国をアジアから追い出せばいいのです。
投稿: 硫黄島 | 2016年11月21日 (月) 09時29分
>『戦略的に不利になると分かっていて米国との開戦を選んだ』
硫黄島さん、前も言いましたように概論では貴方と大きな違いはありません。米が日本の不倶戴天の敵である事は全く同意します。なので、言葉のあやを廻って細かい議論をしても仕方がない気がします。
しかしながら上のフレーズは使う気になれません。そんな無責任な言葉で犠牲になるであろう国民を納得させる事は出来ないからです。国民に対しては「勝てる見込みが十分あるから支持してくれ」と言うべきです。そうでなければやるべきではありません。
巻き込んだという表現にこだわっておられますが、当時日本の戦争は好むと好まざるとに関わらず、既に始まっていました。それに米を巻き込んだ(正式参戦させた)事は事実です。それは時期尚早だろうと言いたいのです。最終的に米を叩くにせよ、やり方があれしかなかったとは思えません。
どうせやるなら、もっと賢く戦って欲しかったのに残念! という気持ちが「巻き込んだ」という表現になったのです。私はそこを修正する気はありませんよ。(笑)
投稿: 田中 徹 | 2016年11月21日 (月) 09時58分
諸般の事情にてすっかりROM専をさせていただいております南国通信でございます。
田中さん(様)と硫黄島様の変化技や肩透かしを用いない真正面からの討論に痺れました。ありがとうございます。実はすでに3週間あまり過ぎているのですが、まだ痺れ続けております。
投稿: 南国通信 | 2016年12月12日 (月) 01時13分
南国通信さん
そうおっしゃらずに、たまにはコメントして下さい。今コメントをしてくれている方々は皆貴重です。記事の方向性の確認が出来ます。
実は偉そうな事を言いながらも、独りよがりになる事だけは痛く恐れているのです。(笑)
投稿: 田中 徹 | 2016年12月13日 (火) 10時00分