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2017年3月21日 (火)

表と裏と、そして深い闇

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 歴史が長い日本という国にいて、日頃から勇ましい話や美しい話ばかりを聞いていると「そんな世界があったのか」という事を耳にして驚かされる事があります。表面には出て来ない裏の世界もパラレルに存在するという訳です。ところがこの世界、特に異次元という訳ではないので時々表にその醜い顔を現す事になります。

最近騒がれている森友学園や豊洲問題は正にそういう事ではないかと思わせるのです。そのせいか、いつまで経っても問題解決の糸口が見えません。グダグダになりながらフェードアウトしていくのでしょうか。スパッと爽やかに終わる感じがしないのです。

森友学園問題は国有地払い下げ金額の低さや認可の異例の早さという、不自然さに端を発しました。たまたまか必然か、そこが経営する幼稚園の教育方針が右翼的だった事もあり、まず左翼野党が食いつき左翼マスゴミに伝播、大騒ぎになっていきます。

そこに安倍昭恵総理夫人が絡みましたからなおさらです。右翼潰しと安倍政権潰しという一石二鳥が狙えると、現体制に不満を持つ勢力が結託して一気にブーストアップしました。見ていて非常に分かり易い構図です。

しかし冷静に見ると分かりますが、どう転んでも大した問題ではないのです。もちろん無視していい訳ではありませんが、重要法案や予算を放置してまでのめり込む問題とは思えません。

国有地を多少安く払い下げるなんて事は日常茶飯事です。朝鮮学校然り、某新聞社然りです。他にも色々あるでしょう。そちらは全く素通りという、その不自然さの方が問題のような気がします。

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    (雁首を並べたバカ野党と籠池氏)

それにしても昭恵夫人の自由奔放さにも困ったものです。総理夫人という自覚がまるでありません。日本という大国の首相の妻ですから内外から誘惑の手が伸びます。それを自分の裁量で何とか出来ると思っているのであれば、平和ボケ、無防備というしかありません。

そこは安倍さんのコントロールがまるで効いていないようですが、そこにも呆れてしまいます。彼にも大国日本のトップであるという自覚がないのでしょうか。総理周辺も何をやっているのか理解に苦しみます。これではやられ放題です。

私は日頃からここで言っていますが、外交、経済に関して安倍政権を支持していません。むしろ売国的だとさえ言っています。それでも今回の件に関してだけは安倍さんの側に立たざるを得ません。バカ野党やマスゴミに好き勝手をさせて、日本を荒らさせてはいけないという危機感があるからです。

彼らに日本のために働きたい、なんて気はさらさらありません。政権を奪うというなら未だましで、カオス状態するのが目的ではないかとさえ思える程です。それ程彼らのやっている事や言っている事に理がなく、頷けるものがないのです。

大した問題でもない、あるいは全くの白なのに大騒ぎして、最悪でも印象を悪くし貶めたい、その一念にしか見えません。証拠にならないものを証拠と言い、関係のないものを無理矢理関係づけようとします。左翼マスゴミがそれらを吟味もせずに全て垂れ流すというパターンです。毎度の事とは言えバカ騒ぎにはうんざりします。

この問題、私は大山鳴動してネズミ一匹も出ない可能性が高いと見ています。遅かれ早かれ収束に向かうのではないでしょうか。そこにはやはり裏の気配が漂うのですが、アンタッチャブルの領域に入りきれない何かバリアのようなものがあって、追及の手もそこで頓挫してしまうのでしょうか。

ところで元外交官の原田武夫氏が自身のブログで、世界は表と裏と、そして闇とで構成されていると言っていました。つまり言いたいのは裏までは何となく分かるが、闇は文字通り闇で、何も見えないという事なのでしょう。

今回の問題に闇までが絡むのかどうかは知りませんが、そこにいつの日か、光が当たる事はあるのでしょうか。あるいは時間が解決するのか、我々一般人の知る由もない遠い闇の世界は未だ厳然として存在感を示しているようです。

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コメント

森友学園小学校の用地は何かいわくつきの土地らしいです。虎ノ門で百田さんがもらしていました。私がネットで検索したところ、もともと池が3つあってごみ捨て場になっていたようです。でも闇はそれだけですかねー。

投稿: 八丈島 | 2017年3月21日 (火) 21時50分

瑕疵(傷物)物件の取引は厄介なのです

 今回問題となっている森友学園と豊洲の土地は共に瑕疵物件だったものです。
 森友のほうは地下にごみが埋まっているのと航空機の飛行ルートで騒音問題がある土地です。誰でも手が出せるものでは有りません。それを引き取ってくれる学校が有ったのですから、国の担当者は喜んで話を纏めたのでしょう。ただ、そのことを公示して他の買い手が居ないことを確かめなかった、手続き上の問題はあります。

 豊洲の問題は2つの要素が有って、
 1、はこの汚染されたことが分っていた土地を買うに当って正当な価格であったかどうかという問題。
 2、は出来上がった建物が安全なものであるかどうかであると考えます。
 しかし今騒いでいることを見ていると、この2つの要素が交じり合って論じられています。これが問題をヤヤコシクしているのです。建物に関しては建築基準法に則って全く問題は無い。しかし地下水の汚染が有るものの地上に出てくるものではなく、地下水として浄化して下水道に流される、市場には全く問題は無いというものです。
 小池都知事は一日も速く築地からの移転を決めるべきでしょう。そうしないと都民ファーストではなくて7月の選挙ファーストといわれます。
 買った価格が妥当であったかどうかはゆっくり検討すればよいのです。しかしどうしても買いたいということがバレバレの交渉では、いくら瑕疵物件と言っても、不利な条件で買わざるを得ないことになるのは必定です。これ不動産取引の常識です。
 私が考えるのは、何坪の土地をいくらで買って、浄化するのにいくら掛かった、合計でいくらになったか。そしてその結果、坪単価はいくらだったかを見て、この取引が成功か失敗を見るしか有りません。所詮、地上げは役人には無理な仕事なのです。
 ただ都には奥の手が有ります。恐らくこの土地は現在、容積率が200-300%だと思われます。それを500-600%にすると土地の価値は2倍になりますから、失敗だったとしても傷は軽くなります。
 都は容積率の緩和は簡単に出来ますからね。

投稿: ナベ | 2017年3月21日 (火) 23時26分

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