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2017年3月18日 (土)

日本を食い物にする害人達

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ニッサンのゴーン氏関係で香ばしいニュースが飛び込んできました。(笑)逮捕されるかもしれません。

【AFP=時事】フランスの自動車大手ルノー(Renault)が25年以上にわたり、ディーゼル車とガソリン車の排ガス試験で不正行為を行っていたことが15日、AFPが入手した仏不正捜査当局の報告書で明らかになった。カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)最高経営責任者(CEO)を含む経営幹部もそれを認識していたとしている。ルノー側は不正を否定している。3月16日

ゴーン氏はニッサンだけでなく、ルノーのCEOでもありますから責任は免れませんが、本人は知らなかったと言っているようです。

どこの国も同じでトップの本人は知らぬ存ぜぬ、秘書が〜、部下が〜、副都知事が〜などと言うのですが、そんな筈は絶対にありません。(笑)それにもし本当に知らなかったのであれば、それはそれで株主やユーザーに対する重大な背信行為と言えます。その損害は莫大で賠償責任があるのではないでしょうか。

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(VW排ガス問題では強気だったが、自らにも火の手が廻って来た)

そこで疑問が浮かびます。ゴーン氏は自社ルノーの排ガス不正は容認した、あるいは見て見ぬ振りをしたのに、他社である三菱自動車の燃費偽装に対してはなぜ、不正は許さない、と厳しく迫ったのでしょうか(?)どうもキナ臭いです。

最初から買収が目的で罠を仕掛けたのではないか(?)そんな疑念が頭をもたげます。提携先企業だと言うのにいきなり公にして大袈裟に騒ぐというのは、あまりにも冷酷な仕打ちです。その結果、株価が下がったところで買い叩く、他から声がかからない前に話を決めたいので事前に根回しをしておいた、そんなシナリオがあったのかもしれません。

ルノーのディーゼルエンジン排ガス偽装はVWと根が同じで、ボッシュ製の不正ソフトを使った事が明らかになっています。例の、テストの時だけ適合値が出るという便利なソフトですが、街中では機能せずNOxの垂れ流しになります。

その超一流企業であるドイツのボッシュ社が、黙ってこのような不正ソフトの入った部品を売るとは思えません。当然ルノー側の了承があった、いや要求があったと考える方が自然です。これは高級ブランドを除くEU製のディーゼル車殆ど全てに言えます。

VWは上手く騙くらかしたようで何もなかったかの如く、のうのうとやっていますが、ドイツ政府が味方についたのでしょう。ドイツとしてもVWを傾かせる訳にはいきません。穿った見方をすれば最初からグルであった可能性すらあるのです。

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(パリの空を醜くした責任は重い。2014年3月の撮影)

【11月24日 AFP】欧州の大気質は緩やかに改善しているものの、都市部では住民の10人に9人近くが健康に有害な空気を吸っている──。欧州環境庁(EEA)は23日に公表した年次報告書でそんな現状を明らかにした。2013年には大気汚染関連の早死にが域内で約46万7000人に上ったとの分析結果も示した。

一方のフランスはどうでしょうか。仏政府はルノーの株主でもあるので、全く知らなかったというのは不自然です。何らかの裏取引があった可能性も排除出来ません。今回も捜査はするものの証拠不十分でうやむやになるのではないかと思っていたところ、1年以上経ってからの本格捜査と今回の発表です。何があったのでしょうか。

いずれにしても、欧州勢の不正に比べると三菱のやった事は可愛いものです。排ガスでなく燃費偽装ですから、それで人は死にません。排ガスの場合は深刻です。EU圏では大気汚染が原因で既に数十万人が肺がんなどで亡くなったと言われています。いや〜釈然としません。(笑)

燃費測定試験のためのデータを、少しいいように解釈して盛るというのは、他のメーカーでも多少はあるのではないでしょうか。スズキも認めていましたが、三菱とスズキだけと考えるのは甘い気がします。という事はニッサンも・・余りいい加減な事は言えませんが、厳密に調べれば全くの白、というのは難しいのかもしれません。

これは従業員として働いている技術者の責任でない事は明らかで、むしろ彼らは無能あるいは悪徳経営者の犠牲者と言えます。大多数の有能な技術者は逆風の中でもよく頑張っているのです。そこだけははっきり言っておきます。

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(室内で、名人と言われるドライバーが運転して行われる燃費測定試験)

そもそもシャシーダイナモを使う燃費試験というのも性善説に立っていて、こういう問題が起き易いと言えます。試験の時の運転者によっても数値は動くのですから、シビアに見る意味は大してないのです。あくまでも目安と考えるべきです。いずれにしてもゴーン氏のやった事と悪質度で比較出来るようなものではありません。

ニッサン主導で大々的に発表し、一ヶ月も経たない内にまとめてしまった三菱買収劇、最初から臭っていた事は確かです。さらに三菱から役員報酬大幅アップのニュースです。胡散臭いったらありません。こういう害人の強欲さのために日本企業がコケにされ、売られていくのを座視しなければいけない・・政府は何とかしろよ、と言いたくなります。

それにしても森友問題でなぜか一致団結するあのバカ野党、何とかなりませんか。連中は日本の事なんてこれっぽっちも考えていません。きっと裏で何かが蠢いています。ここにも害人の陰が。。

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コメント

 十二行目からのどこの国も同じでからの五行は私も全くそうだと賛同します。
 害人の観念は自分に賛同する意見で無いなら害人と捉えるなら齟齬がありそうですが、知らなかったと国有地を只同然に売り飛ばす事はどうお考えか聞きたかったです。
 加えて書類を残していないとか、現在破棄している(残すと不利になる事は当然残さず、残っていても破棄するのは公務員の自覚のある方なら良心が痛みそうで)事柄もどう考えるのか聞いてみたいです。
 絶対許せんとか悪だとは思いませんが、あまりにも庶民を軽んじてと腹が立ちます。私は。

投稿: nao | 2017年3月20日 (月) 00時07分

欧州の多くが日本嫌い

 先の大戦で欧州の多くの国がアジア、次にはアフリカからも追い出され、それまで植民地からの搾取で好い思いをしていた人達が貧乏することになりました。その恨みは想像できます。
 特に英国と蘭国は多くの戦闘員の犠牲もありましたし、暫らくして多くの犠牲を伴い、米国と仏国はフィリピンとベトナムから追い出されました。
 戦後、B,C級戦犯裁判で一番多くの日本兵を殺したのは蘭国だったのです。私にはのほほんと欧州旅行に行く人の気が知れません。

 田中さんの仰る欧州の車事情を見ていると、何にが何でも日本車は嫌だ、欧州車がどんなインチキをしようが欧州車に乗る。あの大戦での屈辱を受けなかった兵士達を除く下層階級が日本車に乗りたきゃ乗れ、といった状況と見ております。
 でも、今後は日本車の技術が益々延びて欧州車を引き離していくとどうなるのでしょう。私には想像できません。

 公有地の払い下げについて極一般的な例を書きます

  あなたの所有する土地に燐接する未利用の公有地が有ったとして、あなたがその公有地の払い下げを希望した場合、あなたは財務局にその隣地の払い下げの申請をすることが出来ます。審査の後、OKが出れば財務局はその土地を、まずその土地を管轄する地方自治体へ払い下げをして、その後あなたに払い下げされます。あなたへの価格は概ね市価の半額です、自治体へはまたその半額です。
 
 問題となる価格ですが、公益法人などの場合はその価格は大幅に減額されることが多いのです。上記の例にあるように国は高くても時価相場の25%ですから、公益法人に相場の10%-20%で払い下げても国庫への入金はそれほど違いません。

投稿: ナベ | 2017年3月21日 (火) 08時52分

ナベさん、いつも貴重な情報を有り難うございます。参考になります。

>でも、今後は日本車の技術が益々延びて欧州車を引き離していくとどうなるのでしょう。私には想像できません。

今は国際水平分業の時代ですから、日本の部品メーカーが欧州車をサポートします。ですから周回遅れくらいではついて来れるので、大きく引き離すという事にはならないでしょう。もうその兆候は出ています。

それより日本車はデザインやコンセプトを何とかしないと。。

投稿: 田中 徹 | 2017年3月21日 (火) 12時41分

ニッサンから、ミツビシのデザイン本部長が就任している地点で、見え見えでした。

投稿: | 2017年3月22日 (水) 09時30分

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