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2017年4月25日 (火)

彷徨えるヤマウト、日本人よいずこへ

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---日米 FTA消費増税 /カジノ解禁に反対します ---

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 ある集まりでの事です。その中で日頃から雄弁を自他ともに認める長老格70代後半の人が、窓の外の青々とした木々を眺めながら突然「日本は実にいい国だ。大国として生きていくのは難しいが、中国(NOT CHINA)として生きるならこれ以上の国はない」と言い出したのです。

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         (イメージ画像)

少し酔いも廻っているのでしょうか。続けて「若い人によく言うんだが、日本には人が生きるための全てがある。贅沢さえ言わなければ楽しくやっていける筈だ。」と・・さらに「我々の若い頃にはお菓子などはなかった。自分たちで野原から調達して食べていたが、そういう視点でみれば自然が豊かでいい国ではないか。他に日本のような国はない。」と言うのです。

大国ぶって無理をするよりも中サイズの国として身の丈にあった生活をすれば、自然環境にも恵まれた国で何とかやっていけると言いたいようです。正に良識ある日本人の考え方です。世界中が同じような考えを持つなら、それはそれでいいのかもしれません。

それでも元技術者のその人は技術立国としての立場を放棄してはいけないとも言います。知的水準を維持しながら、ある程度お金も稼ぐべきという事なのでしょうか。確かにその人の言う通りかもしれません。世界でも最先端の科学技術レベルを維持しながら、欲のない生活をしていけば恐れる事は何もないでしょう。

そこで私は言いたい事をぐっと呑み込みます。(笑)話し始めると長くなるのを嫌った事もあって、ひとまず聞き手に廻ったのですが、他の人には素直に受け入れられる話だったようです。食べられる草の話や、昔は良かったという話にひとしきり花が咲いていました。

その話の根底にあるのは明らかに「日本衰退論」です。日頃マスコミが盛んに吹聴しています。「下山の思想」などという情けない本を書く著名小説家もいるくらいですから一般の人は日本はこれから衰退していくと思い込んでいるのでしょう。誰が仕掛けているのか知りませんが、反日プロパガンダが実に上手くいっています。このままだと本当に衰退しかねません。

でも冷静に考えて日本クラスの技術立国、製造業が盛んな国は他にありません。強いて言うならドイツでしょうが、そのドイツでさえ日本製の生産財、資本財に頼る構図が出来上がりつつあります。

という事は実は世界の覇権さえ取れるポテンシャルのある数少ない国のひとつが日本なのです。つまり大国としての条件を既に持っているという訳です。と言うより80年も前から立派な大国でした。(笑)ちょっとつまづいただけです。

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まず容易には攻め難い、周りを海に囲まれた島国である事はラッキーです。その国土は決して大きくはありませんがEEZ(排他的経済水域)を含めると世界で6位というポジションに躍り出ます。しかもその海底に眠る天然資源は未知数ながら分かっているだけでも莫大なものがあるようです。資源の宝庫とも言われています。

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本土の天然資源も豊富です。質のいい森林資源にきれいな天然水があり、コメは余る程採れます。水産資源もほぼ無限です。エネルギーだって廻りが海で、しかも火山国ですから、その気になれば利用出来るものは無尽蔵と言えます。近い将来に再生エネルギー大国になる事は約束された事実です。

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メチャクチャな贅沢さえ言わなければ1億の人口を半永久的に食べさせる事くらいは出来るでしょう。それに加えて世界に冠たる工業技術、製造業を有するのですから正に鬼に金棒です。周辺国が羨んで難癖を付けて来る気持ちも分からないではありません。

米国でさえ世界で最も恐れる国は日本なのです。70年前に一時的にとは言え互角以上に戦った事で、その怖さが身にしみています。その証拠にいつまでも占領軍がいるではありませんか。軍事は当然としても外交や経済分野でも干渉の手を緩めません。つまり意外に知られていないようですが全く自由にさせてもらっていないのです。

日本は一見主権を持つ独立国の様で実はそうではありません。柵封国という表現が適切かどうかはともかく、軍事他、肝心なところは米に全て抑え込まれているのは間違いのない事実です。

そのせいで実力の半分も出せていないと言って過言ではないでしょう。周辺国もあらゆる方法を駆使しておこぼれにあやかりに、あるいは「たかり」に、また盗みにも来ます。それらに対しては全く無力です。防御のための法律さえ整備されていません。

それを昔若い人相手に言ったところ、戦争で負けたのだから仕方がないという答えが返って来ました。(笑)悟り過ぎではないでしょうか。70年も経って仕方ないでは済まないのです。

子や孫達の将来がかかっています。政府の負債は将来世代のツケにはなりませんが、米隷属やグローバリズムはツケどころか、日本人としてのアイデンティティを失わせ、国の形さえ変えてしまいます。

それは残念ながら今も現在進行形で起きているのです。繰り返しになるので詳細は省きますが、種子法の廃止で騒がないのは末期的と言えます。TPPや日米FTAなどと同じで、グローバリズムに主権を切り売りしているのが見えないのでしょうか。このところ張り巡らされるべきバリアがどんどん消えています。

中韓にはある程度強気だが、徹底した対米隷属である自民党政権と、中韓には言いなりで、米の言う事にも基本的に逆らえない民進党、どちらも選びたくありません。後の政党?早く消えて下さい。

その中に、もしまともな人が残っているなら集結して第三の党、どこに対してもノーと言える真正の保守党を作ってもらいたいものです。それが出来なければ、それ程遠くない将来に日本列島は日本人のためだけに存在する地域ではなくなります。

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