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2017年6月29日 (木)

日本の財政問題を再考する(前編)

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---日米 FTA消費増税 /カジノ解禁に反対します ---

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 一昨日テレ東のWBSを観ていてぶったまげました。元東芝でフラッシュメモリーを開発した舛岡氏(75才)が出ていたのですが、私が思っていた以上に東芝はノー天気な企業だったようです。

氏曰く「東芝は昔3D NAND フラッシュメモリの技術をサムスンに安く教えた。特許も全て使えるようにした」・・・驚愕の事実でしょう。私は誰か個人が会社を裏切ってサムスンに教えたのかと思っていました。これは救えません。

従って、今メモリ事業売却先候補に海外が入るのは技術漏洩問題があると言って騒いでいますが、特にそれもないそうです。急に脱力感に襲われます。(笑)粉飾決算で呆れた杜撰な体質が露呈し、W/H買収&破綻劇でミソをつけ、今回も救いようのない事実が発覚しました。(知らなかったのは私だけ?)

しかしながら、これ程の企業を政府が見捨てるというのもよく分かりません。一応買収候補の一角に産業改革機構が入ってはいるものの、GM破綻の時の米政府のような全面支援とは言い難いです。なぜ政府は日本の宝を守ろうとしないのでしょうか。

バカなのはトラの子事業を売却してまで、つまらないメンツを守ろうとする経営者で東芝とその社員は国の宝です。国が丸ごと(メモリ事業売却なし)面倒見ればいいじゃないですか。

どうせ米になんだかんだで貢いでいるのですから外貨準備の数パーセントくらい出してもどうって事ないでしょう。ウェスタン・デジタル社との問題も解決します・・・ん〜ここはちょっとひっかかりますが。。まあいいでしょう。(笑)

Toshiba2

(芝浦にある東芝本社 166M 40階建て、立派な本社社屋が泣いている)

VWだっていざという時にはメルケルさんが必死で守るに決まっています。まあ、こちらは守らざるを得ない事情があるんでしょうけどね。排ガス不正問題は独政府が全く知らなかった筈はなく、政府や協力企業ぐるみでの犯罪行為である事は明らかですから。(そうでないと辻褄が合わない)

しかし、このようなノー天気な日本政府の姿勢では日本が世界に誇る企業が外資に狙われて次々乗っ取られかねません。米が一方的に悪いとしたタカタ問題も今一釈然としないし・・トヨタさんホンダさん、自分の身は自分で守るしかないですよ。十分分かっているとは思いますが。

さて気を取り直して、今日は財政問題をやります。この問題はず~と尾を引いていて日本再生への重大な足枷となっているのは明白です。そのため何かにつけて取り上げるつもりです。これだけで日本の問題は70%以上解決するからです。80%以上かもしれません。

未だに財務省は自分たちが勝手に刷った国債(債務)の責任を日本国民に押し付けようとしています。国民1人当たり700万円の借金が~というフレーズが耳にこびりついている人は多いのではないでしょうか。

とんでもない話です。そもそも国はその国の経済規模に見合った資金を供給しなければなりません。なぜなら国民には通貨発行権がないからです。そういう点で言えば90年以降は怠慢のそしりを免れないでしょう。

銀行による信用創造がある筈だから、その機能が働いていないのは国民のせいではないか?なんてお人好しな事を言ってはいけないのです。そうなるように政治によって仕向けられたのは国民の側です。デフレや資産デフレを放置した責任が国民にある筈がありません。

金利政策、あるいは外需依存策等、明らかに政府による失政、あるいは誘導?、または無為無策があったのは紛れもない事実です。従って我々国民は政府に対して責任を追及する権利があります。失われた富に対する損害賠償の請求権があると言っても過言ではありません。

ところで先日テレビを観ていたら個人資産が過去最高の1809兆円になったとか言っていました。現金が932兆円で有価証券や投資信託がその他のようです。妙な事に年々増えているのです。

ところが、こちらに来ていないという事は?誰のところに行っているのでしょうか。不思議な話です。やはり格差が広がっていて、ゴーンさんのような悪徳経営者のところでしょうか。先日2700万円増えて過去最高の役員報酬になったと報道されていました。

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(ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンドで風と共に去ってほしいグローバリストの悪徳経営者/見るからに悪そう、目は口程にものを言う)

その言い草が「国際的に有能な人材を確保するため」だそうです。これって自分が有能だという意味でしょうか。だって他にそんなにもらっているニッサン社員はいませんからそういう事になります。

しかしながら有能と言っても日本の為にはなっていないし、業績その他をみてもニッサンのためになっているとも言えません。騙し討ちのような三菱買収劇も、とても日本の為とは言い難いです。もちろんルノーやフランスのためにはなっているかもしれません。ニッサンの技術や利益がバカスカ流されています。

それなのに仏政府から、ルノーからの7兆円程の報酬が多過ぎると言われ、大人しいニッサンや三菱からは10億円づつ取るというのは、日本の常識からかけ離れているのです。悪徳というしかないでしょう。ここにも政府が大切な企業を守らなかったツケが来ています。国民は既にツケをいっぱい払っているのだ!

腹が立って話が横道にそれました。(笑)本題に戻します。個人資産だけでなく日本のマネーストックもどんどん増えているようです。M3では1300兆円、M2でも1000兆円です。正に金満大国と言えます。という事は政府はやるべき事をやっている?

しかし、その結果として国民1人当たり700万円の借金なんて事を言われる筋合いはないのです。本当にそうなのでしょうか? そこで日本の金融機関全体でのバランスシートは一体どうなっているのか、今回はその辺りからみていく事にします。

今回も横道にそれたりして長くなりそうです。続きは次回になります。

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