眠れる国ジパング
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今日はジャーナリストの井上和彦氏が雑誌SAPIO(小学館)に投稿したフィリピンの話を紹介します。
「フィリピンにも“英雄”はたくさんいます。ですから私たちは神風特攻隊という日本の““英雄”をたいへん尊敬しています」
この言葉は2000年10月25日、ルソン島タルラック州バンバン村で行われた神風特攻隊の慰霊祭に参加していた地元サン・ロック高校の女子学生たちが、自国の“英雄”と同様に日本の特攻隊を称えた言葉だそうですです。
以下、「PHOTO & REPORT 神風特攻隊はフィリピンでは英雄だった」からの抜粋です。
この慰霊祭が終了し、日本からやってきた慰霊団のバスが村を去ろうとしたとき、前方から濛々と立ちあがる砂埃と共に「日の丸」とフィリピン国旗を振る子供たちの一団が押し寄せてきた。
慰霊団の人々はこの衝撃的な光景に胸を詰まらせ、そして頬を濡らした。 大東亜戦争で日米の決戦場となったフィリピンでは一般市民に多くの死傷者を出した。そんな歴史からこの国の対日感情は決して良いとはいえないだろうと思い込んでいただけに、私はその光景に衝撃を受けた。
(日本人は知らなければいけない、こういう国が存在する事を)
中略
フィリピンは16世紀から300年以上にわたってスペインの植民地でありつづけた。そもそもフィリピンという国名が、スペイン国王フェリペ二世に因んでつけられたものである。
中略
だが1898年、太平洋に進出してきた新興の覇権主義国家アメリカとの米西戦争の結果、今度はアメリカがフィリピンの支配者となる。独立運動家エミリオ・アギナルドが独立を宣言したにもかかわらず、アメリカはスペインに代わって宗主国に収まったのだ。
中略
「アメリカはフィリピンを徹底的に弾圧しました。アメリカの国旗に頭を下げない人々は皆グアム島に送られたんですよ。グアム島の人口の30%がフィリピン系である理由にはこうした歴史的背景があります」
中略
自由・平等・民主主義を謳いながら一方でアメリカは植民地フィリピンに対して愚民化政策を行ったのだ。だからこそ同じ黄色人種の日本人が、それまでの支配者であった白人を打ち負かした大東亜戦争に共感した人が多かったのだろう。
なるほど特攻隊の慰霊祭で知り合った当時70歳のダニエル・ディゾン画伯(故人)はこんな話をしてくれた。 「いまから35年前に私は神風特攻隊の本を読んで涙がとまらなかった。
こんな勇気や忠誠心をそれまで聞いたことがなかったからです。同じアジア人としてこのような“英雄”がマバラカットと私の町アンヘレスで誕生したことを誇りに思っています」
中略
◆白人への抵抗だった神風
「私はヨーロッパ・アメリカ・中国・フィリピンの歴史を様々な角度から検証してみました。その結果、なぜ日本が立ちあがり、戦争に打って出たのかがよくわかったのです。
そして日本が、欧米列強の植民地支配に甘んじていたアジアを叱責した理由も理解できたのです」 そして彼は語気を強めた。 「当時、白人は有色人種を見下していました。
それに対して日本は、世界のあらゆる人種が平等であるべきとして戦争に突入していったのです。神風特別攻撃隊は、そうした白人の横暴に対する力による最後の抵抗だったといえましょう」
中略
また大東亜戦争後の“復讐裁判”だったマニラ軍事裁判で処刑された山下奉文(ともゆき)大将と本間雅晴中将の終焉の地もきちんと整備されている。ロスバニョスにある山下大将の終焉の地は、なんと「YAMASHITA ST.」(山下通り)と名付けられ、慰霊碑の近くには大きな鳥居と墓標などが建ち、いまも地元の人々によってきれいに整備されている。
また本間中将が銃殺刑に処せられた場所にも大きな円形の慰霊碑がある。「戦犯」という汚名を着せられ処刑された日本軍人の慰霊碑がこうして守られていることからも、フィリピン人の対日感情と大東亜戦争に対する評価を窺い知れよう。
両将に死刑判決を下したマニラ軍事裁判で、山下将軍の弁護人であった米国人フランク・リールは著書『山下裁判』(日本教文社刊)で次のように記している(旧字は新字にあらためた)。
「祖国を愛するアメリカ人は、何人もこの点に関する検事側の記録を、拭うことのできない痛切な羞恥の感覚無しに、読むことができないからである」「我々は不正で、偽善的で、復讐心があった」
いかがでしょうか。私はフィリピン人を誤解していました。不覚にもNHKで数年前に放送されたある番組の影響を受けてしまっていたのです。フィリピン人は日本軍から酷い目に遭わされたので反日であるというような内容でした。
こういう嘘を平気で垂れ流す公共放送とは一体何でしょうか。理解に苦しまざるを得ません。日本の公共のために存在する訳でない事だけは確かなようです。
しかしそれだけでなく、どう考えても今の日本人は劣化しています。考えようによってはフィリピンや他の親日国よりも反日ではないでしょうか。上記のフィリピン人の言葉を日本で言おうものなら右翼のレッテルを貼られかねません。
私なども気心の知れない相手と話す時は気を使うのです。情けない事になるべく保守色を出さないようにコントロールして話す自分がいます。(笑)そもそも日の丸を敬遠し、君が代さえも歌わなくなった日本人て一体何人でしょうか。
これらの人は完全に日本にいる反日左翼勢力の影響を受けているのです。政治家(主に野党)マスコミ、日教組や進歩的知識人と言われる人達、あるいは市民運動家もそうでしょう。その大半が半島からの帰化人、あるいはその人達と利害関係が一致する左翼日本人です。
しかし、その人達の数は圧倒的に少ない筈です。多くても百万人単位ではないでしょうか。あとの1億2千万人以上はれっきとした日本人です。その日本人が頼りないので今日の体たらくを招いてしまいました。WGIPなどで贖罪意識を植え付けられ愚民化教育を受けたとは言っても、いつまでもGHQのせいにする訳にはいかないのです。
そろそろしっかりしないと、日本が起こした大東亜戦争がきっかけで白人国家からの独立を自ら血を流し勝ち取ったアジアの人たちに顔向けが出来ません。言い出しっぺ国が屁垂れでは特攻隊始めとするご先祖様にも会わせる顔がないのです。
ところで、先日も言いましたように、国内極左勢力や特亜三国から仕掛けられる虚偽の歴史観に基づいた歴史戦はエスカレートし世界中を巻き込んで拡散されています。先日も大阪市が、慰安婦像を公に受け入れた事に抗議してサンフランシスコ市との姉妹都市関係を解消しました。正に英断と言えます。
(時の人、吉村洋文 大阪市長)
自分たち(白人)がして来た人種差別、植民地支配、また原爆投下等の極悪非道な戦争犯罪を棚に上げて、よくそんな恥知らずな事が出来るものだと感心しますが、むしろそれらを隠蔽する意図があるのかもしれません。上記記事(フィリピンでの特攻隊賞賛)のような事が世界に拡散されれば白人の立場はなくなります。
そうさせないためには日本がいつまでも悪者である必要があるのです。つまりこの歴史戦は欧米には何も期待出来ません。特亜三国と一緒になり日本を叩く事で自分たちの不都合な真実を隠蔽したいという、その一心です。従って今後もこのような事は続きます。
日本人が一丸となって歴史の嘘に立ち向かうべき時が来たのです。朝の光のように眩しい真実を吸血鬼のように邪悪な連中に浴びせなければなりません。さあ目覚めの時です。いつまでも惰眠をむさぼっていないで、吉村大阪市長に続こうではありませんか。
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