新元号に因み、日本人のルーツに思いを馳せる(前編)
新元号が令和と発表され、意外なほどの大騒ぎになっているようです。号外が飛ぶように売れ、それがネットで高値で売られたりしています。その点だけを見ればおかしな人達だなと思いますが、それらも含め時代の変遷を感じざるを得ません。
ともあれこの元号、概して好評で国民にすんなり受け入れられそうな気配です。私の第一印象は、涼しそうで何かもの足りなく感じましたが、よくよく考えると割といいのかもしれません。少なくとも前三代の元号に比べれば、はるかにお洒落で上品な感じはします。
明治は頭が良さそうで、いかにも新しい時代を予感させるのですが、次の大正、昭和は正直野暮ったいです。さらに平成の発表の時にはガッカリしたものです。想像力のなさというか、無難な感じしかなくて親しみが持てませんでした。決して天皇陛下に対してそういう感情を持った訳ではありませんので念のため。。
ところがこのかなりいけてる令和にイチャモンをつける勢力がいるのです。分かり易い構図ですがリベラルや左翼(日本では同じか?)あるいは在日外国人には不評なようです。極端な例はこれを機会に廃止しろという人さえいます。日本が日本らしくある事がいやなのか、あるいは「郷に入れば郷に従え」という諺を知らないのでしょうか。
海外メディアも似たようなもので、日本の保守化、酷いのになると歴史修正主義への傾斜を懸念するものもありました。特に欧米メディアですが、なぜか日本の保守化を忌み嫌うようです。自分たちは思い切り保守的、いや右翼的であるにも関わらずです。
それにしても歴史修正主義とはよく言えたものです。盗人猛々しいと言うしかありません。自分たちの血塗られた植民地支配(コロナイゼーション)は棚に上げて、日本の世界にも希有と言える穏健、平和的であった統治を全く別なものに変えたのは欧米、特にアメリカです。それに便乗したのが中国韓国で外交のカードにしてしまいました。
さらに極東軍事裁判で米国はとても公平とは言い難い判決により多くの無辜の日本人を処刑したのです。戦勝国だからと言って好き勝手する事は許されません。後世に汚点を残すリスクを考えない行為は先進国としての資質を疑います。その後も改める素振りは微塵も見えないのですからブラック大国と言えるでしょう。
まあいいです。言いたい人には言わせておけば、所詮は無知と謂れなき差別、反日脳のなせる技です。ところで今回の元号、西暦に変換するのが非常に楽です。018で「れいわ」ですから、18を足せば西暦になります。例えば令和2年は18を足して2020年です。
さて、この元号ですが、基本的に天皇の数だけある筈です。123人が即位されたという事は123の元号がある訳です。と思って調べてみると元号制定は7世紀の大化からになっているようです。実は初代、BC660年の神武天皇即位以来1300年もの間、元号はなかったのです。
ところで天皇の事をスメラミコトというのはご存知の方も多いのではないでしょうか。なぜ横文字風?という疑問が湧きます。調べると興味深い事実が分かって来ました。スメラミコトのスメラは一説によると古代北イスラエルの首都サマリア、あるいはシュメールを意味するそうです。
ミコトは尊いお方、ですから北イスラエルの尊い人という事になります。??さらに神武天皇の正式名は「カム・ヤマト・イワレ・ビコ・スメラ・ミコト」だそうですが、ヘブライ語で「サマリアの皇帝、神のヘブライ民族の高尚な創設者」という意味になると言うのです。
(神武天皇)
なぜイスラエルと天皇が関係あるのか、これに関しては話を慎重に進めなければなりません。以前ある集まりで誰かが「日ユ同祖論を知っていますか?」と言うので、「有名な話ですよね。」と私が答えたところ、もう一人の人が「ファンタジー〜」と言って笑ったのです。(笑)
まるで韓国人がよく言うようなファンタジー物語じゃないか、と思われるのもしゃくなので、その話は打ち切りましたが、全く想像もつかないというのが日本人の大多数だと思われます。ところがこの話、真面目に調べている人が世界中にいるのです。
尤も、世界と言ってもアメリカやイスラエルが中心になりますが、日本でも戦前には盛んに研究されていて書物も沢山あったと言います。大戦後米軍がやってきて組織的な調査があり、それら書物は焚書にされたと言うのですからビックリです。何か隠したい都合の悪い事でもあったのでしょうか。
その米軍による調査は一部明らかにされていて、日本の古代史に関する記述があるそうです。それによると神武天皇に始まる古事記、日本書紀に書かれている事は神話に過ぎず、五世紀の仁徳天皇以後が実際の歴史であると言うのです。おっとっと〜、そう来たか。(笑)
ところで日ユ同祖論を研究しているユダヤ人言語学者のヨセフ・アイデルバーグ氏によると、古事記、日本書紀に書かれている内容は旧約聖書と共通する部分が多いのだそうです。。。
ここまで来るとバカバカしくて読む気がしないと思われる方が多いかと思われますが、まあそう言わずにもう少しお付き合い下さい。と言いながらも、残念な事に長くなりましたので続きは次回にします。乞うご期待!
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