アフターコロナ2(まとめ編)
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えー、またまたまた新型コロナの話題です。(笑)
前の記事とも重複しますが、新型コロナに関する、これまでのところの私の見解をまとめさせていただきます。と言っても色々な分野の信頼出来そうな専門家の意見を参考に、少しだけ個人的解釈を加え辻褄を合わせをしたものに過ぎません。(笑)
今回のコロナ騒動、煽り役でしかない頭の悪いマスコミ以外はほぼ収束しています。今は未だ感染者が数人レベルで出ていますが、潜伏期間を考えると1~2週間前に感染した人達です。
なので今現在は既に感染者が出ていない状況かも知れません。実効再生産数から言っても、限りなくゼロに近い筈です。全くゼロという訳にはいかないのが悩ましいところですが、一応収束と言えるレベルには近い内になると思われます。
一般論ですが、ウイルス感染は感染初期には等比級数的に感染者が増えていきます。そのスピードが速いと皆が恐れを抱いても無理はありません。それが今回は世界的でした。
商売柄かも知れませんが、これを車に例えさせて下さい。まず下り坂を下るときには加速がつきます。ところがピークを過ぎて上り坂に差し掛かると急激にスピードが落ちるのです。
このスピードが感染率だと思って下さい。この下り坂の加速時に実際に感染するのは免疫力のない人達という事になります。ピークを過ぎ上り坂になると感染者数が逆にどんどん減るのは、免疫力のない人の数が比例して減っていくからです。
あるいは末期にはウイルス自体が変異して感染力が弱まる事もあると言います。いずれにしても感染対象者が減っていく訳です。ここで分かるのは感染対象者は無限にはいない、つまり国民全員ではないという事です。
そこで疑問に思うのは、西浦というコロナ詐欺師がはじき出した数字です。「何もしなければ死者は42万人に上る」で皆焦りました。もちろんこれには前提があります。
基本再生産数が2.5としていますが、それは国民全員に免疫がない事が前提なのです。その場合の集団免疫は60%と言われています。日本なら何と7500万人にもなるのです。
しかし実際問題としては、そんな事はあり得ません。なぜなら、前回も言いましたように免疫には感染して獲得する獲得免疫と感染なしでも存在する自然免疫の二種類があって、双方とも感染拡大阻止に貢献するからです。
ところが彼は獲得免疫の事しか眼中にはなかったようです。だからあのような荒唐無稽な数字になったのですが、科学者としてはかなりお粗末と言わざるを得ません。
直近では、さすがに60%論は否定するようになりましたが、人の行動の不確定要素を加味しても20〜40%程度は必要だなどと嘯いています。
それを元に抗体検査の結果もふまえて1%程度しか感染者がいない日本には未だ99%の人が感染するリスクがあるなどとホラ話を、堂々と言っているのです。
ちょっと何言っているか、意味が分かりませんが、(笑)1%で収束するとすれば最初の60%もの計算は何だったのかという事になります。アホらしい話ではないでしょうか。
その獲得免疫を持つ人がどれくらいいるのかを調べるのが抗体検査です。国民の何%が既に感染して抗体を持っているかが分かると収束次期が予測出来ます。
自然免疫を考慮に入れなければ、国民の60%が感染すれば収束すると言われていたからです。ところが検査の結果、日本は1%も感染していませんでした。
それが意味するのは、残りの59%、修正後でも19%は他の免疫、つまり自然免疫を持っていなければ計算が合わないという事です。そうでなければ今の状況が説明出来ません。
あの程度の自粛で収束する事などあり得ないからです。その自然免疫の一つが生活様式や食習慣、防疫意識と言われています。だから発酵食品である味噌や納豆を食べようとか、色々初期には言われていました。
しかし、それが事実だとしてもコロナに比較してインフルエンザの死亡者数の多さが説明出来ません。という事は他にコロナに効く何かある筈です。
それを山中教授はFactor-X と呼びました。そのFactor-X の候補として一番手が今盛んに話題になり有望視されているBCGという訳です。日本株は生菌率が高いので特にコロナに効いたのではと言われています。
生菌は体内に長い場合は60年以上も生息し続けて人間の自然免疫を訓練、強化するのです。70歳以上からは死亡率が上がりますが、他国とは比較にならないので、全く効いていないという事でもなさそうです。
80歳以上からさらに急激に死亡者数が増えるのは、一部寿命と言える場合もあり得るので、そこは神経質になる程ではないと思われます。
その免疫力にはもちろん個人差がありますが、BCG接種後間もない若い人、体力のある人程強いのは言うまでもありません。それが棒グラフ(上)での段差になりました。
しかし、これが事実だとすれば集団免疫率60%以外の40%の人全てにも免疫がない事にはならない訳です。そこには度合いのグラデーションがあって下位にいる自然免疫の弱い人は第二波が来た時に感染するリスクが高いという訳です。
いずれにしても今回分に関しては今後、感染が爆発的に増える事は老人ホームなどでのクラスターか、海外からの外的要因以外考えられない事になります。
という事は既に引っ張り過ぎだった緊急事態宣言が解除された今は、思い切った政策が打てる筈です。神奈川県知事の黒岩さんが首都圏での成績が一番悪い割に強気なのはそれを知っているからかも知れません。誰かいいブレーンでもいるのでしょうか。
一方の小池都知事が慎重すぎるくらいに慎重なのはブレーンがいないのか、あるいは自分の判断を優先し無視しているかのいずれかになります。数字の適当な扱い方、中国に過剰に忖度し、自民と二階氏に媚びへつらう態度を見ても、とても信頼出来る人ではありません。
実は小池さんのブレーンは件の西浦氏だという説があります。小池氏が追っかけをやっているらしい。。だとすれば最悪のコンビという事で納得出来ます。類は友を呼ぶでしょうか。
ところで意外なデータが発表されました。今回の解除が適切かどうかのネットでのアンケートですが、何と56万人中72%が適切でないと答えたのです。
これは、マスコミや政府が過剰に煽ったせいです。この慎重さだと、被害が桁違いに多いインフルエンザにも毎年緊急事態宣言を出さなければ辻褄が合わなくります。そこはどう考えているのか、この72%の人に聞いてみたいです。
この中には、やたらと他人に干渉したがる自粛警察なども含まれているのでしょうが、これは恐れが原因です。自分は感染するに違いない、重症化もあり得る、死んでしまうかも知れないと思うから、いても立ってもいられなくなるのです。
正しい知識、情報を得て、このウイルスの正体を知れば当然、恐れは消えるのですが、今回情報リテラシー力のなさを感じました。ネットがなかった戦争中ならいざ知らず、この情報が溢れている時代にそんな事では先が思いやられます。
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