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2020年9月12日 (土)

新しい時代には新しいタイプの政治家が求められる


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---移民政策/消費税増税/カジノ解禁に断固反対!---

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 菅さんは10日のWBSで消費税に言及し、将来的には上げざるを得ないと明言しました。さらに外国人観光客は近い将来6000万人まで増やすと言うのです。

ありゃりゃ、肝心な経済が全く分かっていません。これは酷過ぎます。ワンポイントだけやって後は経済の分かる人にバトンタッチして下さい。お願いしますよ。これだから古いタイプの政治家は使えない。(笑)

社会保障費が高齢化で足りなくなるから増税が必要になると思っているらしいのですが、頭が凝り固まっています。前回も言いましたように、枠ありきの(家庭の)論理です。

横道に少しそれますが、ウォーレン・バフェット氏が日本の商社株(5社)を大量購入しました。今後も追加して10%近くにまで買い進めるというのです。その額、単純計算で1兆4千億円です。。。

バフェット氏はいわゆるユダ金ではありません。ユダヤ人と思っている人は多いと思いますが、そうではないようです。そこが今回重要なポイントです。彼はこれまで日本株には見向きもしませんでした。それが急に方針変更したのには深い訳があります。

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コロナ禍でサプライチェーンが大変な事になっていますが、さらに米中経済戦争で致命的な事になりかねません。そんな時に世界中見渡しても、迅速勝つ的確に脱中国後のグローバル・サプライチェーン構築に対応出来る組織は、そうです。日本の商社しかないのです。

世界中にネットワーク、ビジネス拠点を持ち、ジョイント・ベンチャー等で築き上げた実績、ノウハウは膨大です。これはどの国にもない業態で日本固有のものです。そこに眼を付けるのはさすがと言うしかないのですが、株価/バリュエーションは低いと見たのでしょう。

さらに言えば、政治家の頭では想像だに出来ない新時代が目前です。AI、IoT、ロボット化による産業革命が軌道に乗ると少子高齢化は必ずしもハンデにはなりません。

つまりそれらによって生産性向上が桁違いとなるのです。その担い手となるのはアクセンチュアも予想しているように日本と米くらいしかありません。

それが意味するのは桁違いの付加価値増、即ちGDP激増なのですが、消費税を増税するなんて事を言っているようでは見通しが暗いと言わざるを得ません。

そんなチンケな話ではなく従来の想像の範囲、枠をはみ出さなければならないのです。そのためには莫大な、言わば異次元の緩和ではなく、異次元の資金量(マネーストック)が必要になります。

それが手当て出来るのは今のところ政府しかないのですが、正にそこを理解出来る政治家が必要なのです。そこさえクリアすれば株高なんてもんじゃありません。日経平均が軽く4万円を超えるような時代が到来します。

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(3月27日、米国で新型コロナウイルスに対処する2兆ドル(約220兆円)の大型経済対策が成立した。これにより、小型機「737MAX」問題で追い込まれていた米ボーイングの公的支援に一歩近づいたことになる。EUによるエアバス支援も予想されるだけに、世界の航空機産業は「官製化」の色合いが濃くなりそうだ。日経ビジネス)

そこまでバフェット氏が読んでいるかどうかは知りませんが、米の航空会社の株を整理して日本株を買ったところを見ると、長期的展望に立っているのは明らかです。

後に続く投資家が出るかどうかは日本政府次第です。それによっては「日はまた昇る」チャンスが目前に迫って来ます。その時代に備えるためにも外需は最小限にして内需拡大に舵を切らなければなりません。

消費の主役は国民でないと意味がないのです。これまでのように海外に奉仕していたのではいつまで経っても豊かになれません。海外からの観光客が6000万人も押し寄せて来れば国民の生活や生産活動にも支障が出ます。

スパイ防止法もない国ではあり得ない政策ですが、何でそんな簡単な事が分からないのか謎です。それよりもっと生産性が高い産業に人を裂くべきは明らかです。

念のために言いますが、私は日本を生産性の高い産業だけにしろと言っている訳ではありません。生産性の低い産業を外需産業にする意味はないと言っているのです。

人手はどうしても守らなければならない農業のような産業にこそ裂くべきであり、日本人観光客だけで十分成り立つ産業にまでつぎ込むべきではありません。

トータルで見て生産性の高い産業とのバランスが大切なのです。安全保障上、特定の生産物を過度に海外に依存すべきでないのは明らかです。そのバランスがとれて初めて独立国家が成立するのです。

尤も、当分の間は事業を縮小した航空会社も積極的に増便には動かないだろうし、人々のマインドも冷えきっています。そう簡単に世界中を飛び回る時代は戻って来ません。これは日本にとってむしろチャンスなのです。

そこをきちんと理解出来る政治家は・・残念ながら見当たりません。(笑)

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コメント

パフェットの日本商社株買いにそんな理由があったとは思いもよらなかったです。今回はちょっと希望が持てる話でうれしです。なにしろ日本の国力を落とす絶望的な話が多いので。とくに桜チャンネルの討論会を視聴しているといつも落ち込みます。それにしても財務省次第という感じがしますが、菅首相では望みは薄いでしょう。菅首相は安倍さんが復帰するまでのワンポイントリリーフの可能性が高いですが、一度首相の座についてしまうと簡単には手放なしたくなくなるのではないかと心配です。菅さんはそのへんは隙がなさそうですから。

投稿: 八丈島 | 2020年9月15日 (火) 20時26分

八丈島さん
総裁任期は来年の9月までですから、その時点でまた総裁戦が行われます。本人がいくらその地位に留まりたいと言っても廻りが許さなければ続けられません。

その時に安倍さんが出れば勝てないのではないでしょうか。余程この一年で経済が飛躍するとかがない限り難しいと思います。

投稿: 田中 徹 | 2020年9月16日 (水) 08時44分

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