根拠を示さなくなった政府、分科会
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緊急事態です。いえ、政府が発出するなんちゃって緊急事態宣言の事を言っているのではありません。何も起こっていないにも拘らず、そんな異常な事をするのは国家的緊急事態だと言っているのです。
いつの頃からか、政府や分科会、東京都等はデータに基づいた根拠なしでコロナ対策をやるようになりました。つまりその人達がそう思えば緊急事態を創出することさえ出来るのです。
これは最早民主主義とは真逆の全体主義が行われている事を意味します。なぜそうなったかですが、そういう力が内から外から加わっているとしか思えません。そうでなければそこまで大胆な事が出来る訳がないのです。
私は根拠なしにはそんな事は言いません。これまでも数々のデータや専門家による記述や発言を基に記事を書いて来ました。探す気さえあればかなりな資料は手に入ります。
そんな素人に出来る事が彼らに出来ない筈はないのです。それをやらないとすれば、やる気がないか、誰かの命令を聞いているかしかありません。いずれにしても緊急事態です。(笑)
その中で今日は実効再生産数について述べたいと思います。一人の患者が発病している間、つまりウイルスを放出している期間に何人に感染させるかという数値です。1以下であれば収束に向かうと言われています。
日本の場合、春先には4に届くかという勢いでしたから、これは恐ろしい事が始まったと思ったものでした。ところが程なく収束し、一安心と思った矢先6月頃からまた始まったのです。
これは第二波と呼ばれていますが、結果的には第一波よりかなり小規模なものとなりました。PCR検査を増やした事で陽性者と言われる人は夜の街中心に増えましたが、発症者も重症者も第一波には遠く及ばなかったのです。
さて、そこで第三波と言われる今回ですが、ここに来て急に東京中心に感染爆発と騒ぎ始めました。都知事は年末に年内に1000はいくだろうと言い、その通りになったのです。
この数合わせは週刊誌も指摘したように都知事選前からやっていて、今回も想定の範囲内だったので驚きませんでした。(笑)驚いたのは緊急事態宣言を国に要請した事です。
夏より穏やかな感染状況でなぜ???と思わざるを得ません。それに関しては実効再生産数を見て下さい。
直近の実効再生産数(東京)
検査陽性者数をベースにした数値ですが、もう随分長い間1前後を行ったり来たりしています。これだけ見れば爆発なんて言える筈がありません。見せ方のトリックに騙されないようにしましょう。
次に6月頃を見てみましょう。(右上の数値は現在のもので当時の数値ではありません)
今よりは大きな波が来ていますが、2には届かず、大した予防策がなくても自然に収束しました。
最後に感染当初の3〜4月を見て下さい。(これも右上の数値は現在のもので当時の数値ではありません)
さすがにこの頃は怖かったのです。1月より強毒化したウイルスが海外から入って来たと言われています。でも程なく収束しました。しかもPCR検査は必要最低限でしたから、いまよりはるかに控えめな数値でこれだったのす。
さあ、いかがでしょう? これを見て納得する日本人はいるのでしょうか。これなら飲食業や観光業がどんどん廃業に追い込まれても仕方がないと言えるものがあると言うなら、その人は希代の詐欺師です。何か邪な事を企んでいるに違いありません。
全国も似たようなもので、なぜ東京都とその周辺のサンバカ知事の県だけなのかも理解不能です。納得のいく説明を要求する権利が国民にはあります。
爆発的に増やしたのは精度の悪いPCR検査の方でした。それでも不十分だと言ってさらにCT値を上げて健常者まで数に入れ、外国人を加え、都外からの陽性者まで加えて、一生懸命増やそうと努力した事は認めます。(笑)その結果が実効再生産数1.16ですよ。
政治家達はムリ筋をムリクリ押し通そうとしているのです。怒るしかないでしょう。都民も国民も。。詐欺師にはそれに相応しい刑罰が待っています。それが怖いならやめるのは今の内です。心ある国民は相当怒っています。
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