近況報告とEV その他
---ワクチンを打つ打たないを決めるのは個人の権利---
そういう状況下ではありますが、今日は読者の方からのリクエストもありましたので、BEV関連メインで少し書こうと思います。基本的には個人の独断と偏見で書いていますので、そこはご了承いただきたいと思います。
さて、BEVの充電インフラの話で日本メディアがまた、日本は遅れていると騒いでいるようです。(「EV充電5分で200キロ走行」海外勢に後れる日本)何でも日本は充電時間を欧米のように短縮出来ないのだそうです。
EVをよく知らないで、さらに自虐的な考えの人が陥りやすいパターンですが、欧米が言う事を鵜呑みにし過ぎです。単純に急速充電と言っても、充電する側がそれに対応した能力を持っていなければ電池の寿命を縮めるだけだという事が分かっていません。
通常航続距離を長くしたい場合は大容量タイプになるので基本的には急速充電には適していないのです。それを解決するにはもっとエネルギー密度を高くする(全個体電池等で)しかないのですが、そんなものは現在市場には存在しません。
日本のメーカーやEV関連産業が慎重なのは、そんな都合のいい未来がイメージ出来ないからです。同調圧力に負けて詐欺集団の発する撹乱情報に乗ってはいけません。
それにしても、EV関連で日本が遅れていると言うニュースは聞き飽きました。(笑)卑屈としか言いようのない日本メディアは昔から日本ダメ論が大好きです。微に入り細にうがって粗探しをします。しかも根拠のない粗を。。
コロナ騒ぎでも露呈していましたが、学習能力が全くない彼らの言う事を信じる人は余程奇特か、洗脳されやすい人です。マスコミは煽るだけ煽って、ワクチンを勧めるだけ勧めておいて、後は知らん顔です。特に副反応の事は一切報道しません。
その結果(?)昨年の日本の人口は60万9千人も減りました。一昨年に比較しても10万人近く上乗せされています。さらに昨年3月から今年一月までを見れば62万8千人の減少になります。(人口動態統計による)
(Twitter社は幽霊会員が5%だと言っているが、イーロン・マスクは信じていない。そこがネックになって買収が保留になっていると言う)
これを見たイーロン・マスクが日本は近い将来消滅するだろうと言ったそうです。そんな事は言われなくても容易に想像出来ますが、Twitter社買収問題で正義の味方を演じている日本シンパの彼としては、日本に奮起を促すための発言だったかもしれません。
いずれにしても日本の人口減少、拍車がかかっている様に見えますが、何が起きているのでしょうか。感染症による隠れた死者数を見るための指標である超過死亡で見ると昨年は5万人弱のようですが、それだけの人が大した感染症が流行っていないにも関わらず、亡くなった事実は重いです。
この程の重大問題を取り上げずに一体何を報道すると言うのでしょうか。株価や円安問題?公金猫ババ(笑)これに比べればどうでもいい話です。まず日本人の生命が守れてこそです。
話が例によって横道に逸れましたが、EVの話に戻ります。その前に目まぐるしく動いている自動車を取り巻く状況、バックグラウンドの話が先です。以前のように右肩上がりで生産台数が増えていくという前提自体が怪しいのです。
今後は世界経済フォーラムがダボス会議等で提唱しているグレートリセットが実行されて行くので自動車産業もその影響を多大に受けるのは必至と思われます。(なぜ民間の組織にそんな権限があるのかはともかくとして。。)
グレートリセットの目標は持続可能社会です。だからSDGs と盛んに喧伝している訳ですが、その詳細に関しては皆よく分かっていません。しかしながら常識的に考えれば、今後人口がどんどん増えていく状態で持続可能も何もないのです。
持続可能社会を作るためには人口を減らす事が一番であるのは疑いようのない事実です。その問題にこそ知恵を絞るべきで、何らかの形でソリューションを出さないと近い将来地球が限界を迎えると考える人達がいても不思議はありません。
そう考えた時に思い当たる節があります。世界の通貨制度を金本位制に戻すという話がチラホラと出ていますが、その上で世界統一のデジタル通貨にすると言うのはそういう前提があるからではないでしょうか。
その意味は、地球のためにこれ以上人類が経済発展するのは好ましくないという事です。金の量には限界があるので、発展が前提だと金本位性は成り立ちません。だからこそこれまで管理通貨制を採用していたわけです。
以上の事から考えて 製作コストの高いBEV化は、いかにも持続可能という言葉には馴染まないのが分かります。言うなれば、そんなものは一時的なまやかしに過ぎないのです。
EV化はむしろ既存の基幹産業潰しにさえ思えます。地球のためにならない産業は消えろとでも言うのでしょうか。
例えばEVにはガソリン車やHV以上に資源供給問題があり、さらにその資源(レアアース)産出国の環境破壊や、そこで働く人の人権問題などを解決すれば、価格は必然的に上がります。
発展を前提としない社会でそのコストをどうやって捻出するのでしょうか?さらに世界的な電力不足があり、SDGsを進める今後はますますその問題は大きくなる事が予想されます。どう考えてもBEVの未来は暗いのです。
もちろんダボス会議が暗示しているように、絶対数さえ制限(固定?)すれば持続は可能です。つまり持続可能社会とは人に関するあらゆるものの最小化を意味するのです。それは極一部の人を除いた一般大衆の幸福の最小化にも繋がるという事をイメージしなければなりません。
例によって竜頭蛇尾になりましたが、いずれにしても温暖化やEV詐欺に騙されて本質が見えなくなれば、裏で喜ぶ人がいるだけです。
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