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toroさん、お待たせしました。今年のクリスマスカードを掲載します。
今回はクルマから離れましたが、たまに変えてみるのも一興かもしれません。その背景は今年の筆者のささやかな保守的営み、あるいはメンタル面での微妙な変化にあります。
時系列で述べますと、まず遅ればせながら「紅の豚」を見て、これまでさして関心がなかった水上飛行機に興味がわきました。宮崎駿氏が長編アニメから引退するとの事も氏の作品に対する関心を高めたのでしょう。
また左翼の呪縛が解けない宮崎氏が「永遠のゼロ」を零戦神話の一人歩きの再生産と厳しく批判した事も氏の作品を見るきっかけになったのですが、そういう意味で「風たちぬ」も見なければと思っています。
続いて陸海空の自衛隊の現状を見学出来た事によって潜在心理面で何らかの変化があったと思われます。特にひとまる式戦車を間近で見た富士の総火演は実弾が飛び交っただけに迫力満点で強烈に印象に残りました。
( 74式戦車が主砲を撃った瞬間 「 51口径105mmライフル砲」)
海自で言えば、領土問題がエスカレートしつつある中、マルチパーパス艦「いずも」の進水はタイミングが絶妙でした。新しい日本の海の守護神の誕生です。横須賀でイージス艦見学をした後だけに親近感が湧きます。
最後の入間航空ショーは人が多過ぎて閉口しましたが、仕上げとして行かない訳にはいかなかったのです。ブルーインパルス何年かぶりに見ました。さすがジェット機は速いです。(笑)
前後しますが、初めて終戦の日、靖国神社参拝に行った事で筆者の認識が大きく変わりました。日の丸と反日勢力とのくっきりとした対比がこの国の異常さを物語ります。未だ戦争は終わっていない事を痛感したのです。
その時国旗をめぐり、お巡りさんとのいざこざ(?)で、国家権力側であるにも関わらず、本当に守るべきものが分かっていないという現実にも直面しました。日本の闇は深いです。
最後に読みそびれていた「永遠のゼロ」を読んで、日本の飛行機に対する思いがなお強くなったのですが、いかんせん素人です。リアルな絵にするには経験が足りなさ過ぎます。何事も日々精進です。
その「永遠のゼロ」ですが、小説としての出来はともかく、日本人必読の書ではないでしょうか。80%はノンフィクションだと言う緻密な取材による内容は読み応えがあります。戦争の意義と特攻について考えさせられました。僭越ながら戦争抑止の為に何をなすべきか少し分かったような気がします。
ところで著者の百田さんて、もっと右寄りの人かと思っていたのですが、凄くニュートラルな常識人だという事が分かりました。筆者と話があいそうです。(笑)
そういう訳で、今後も苦難の道が続くと思われる日本の将来ですが、確実に国民は覚醒しつつあります。筆者も微力ながら色々活動はするつもりです。時間との戦いになりますが、明日を信じて一歩一歩進むしかありません。
だからこの絵が生まれたのだと言われてもピンと来ないでしょうが、筆者の中ではある程度整合性が取れているのです。(笑)見る人によっては「そのこころ」を理解されるのではないでしょうか。
クリスマスカードとしては、ちょっとマニアックになり過ぎたかもしれませんが、潜水空母「伊400型」(下)がハワイ沖で見つかった事もあり水上飛行機はタイムリーなものとなりました。
(基準排水量:3,530トン、水中排水量:6,560トン、全長:122m、全幅:12m、最高速力:水上18.7ノット、水中6.5ノット、兵装:53cm魚雷発射管8門、14cm単装砲1基、25mm3連装機銃3基、25mm単装機銃1基、搭載機:特殊攻撃機「晴嵐」3機搭載)
このイラストの水上機も「伊400型」に搭載される「晴嵐」あるいはスタイリングで言えば水上機の中で最もスタイリッシュではなかろうかと思われる「強風」(下)をベースに、今風にモディファイ、小型化しました。
(機能美と言ってしまっては設計者に失礼かも知れない。昔はデザイナーという職業がなかったので設計者自身がデザイナーだったのでしょう。実に素晴らしい。)
それにしても昔は凄い事を考えていたものです。無寄港で地球一周半も出来る航続距離を持った数十隻の潜水空母艦隊で米艦隊の動きを封じ込める為にパナマ運河を空爆しようなんて、発想、技術、行動力の点で圧倒されます。それに比べ、戦後の我々はちんまりしている。。
幸か不幸か実現はしませんでしたが、日本に進駐し、この潜水艦を見た米軍は驚いたと言います。戦後早速持ち帰り詳細に研究され後の原潜のヒントになったようです。冷戦時代にソ連へ、この伊号の情報が漏れる事を恐れた米がハワイ沖に沈めたと言いますが、真偽の程は定かではありません。
因に、今回の美女サンタが来ている水着は、この水上機に敬意を表し旭日旗風としました。日本の旗はデザインがシンプルで優れているので、どこかに使いたかったのです。深読みは無用です。(笑)
さて、今回のテーマは「美女サンタの憂鬱」です。
昨年末に誕生した保守を標榜する政権が今年始めに打ち出したのは、嬉しい事に緊縮財政とは真逆の積極財政でした。さらに異次元の金融緩和と言うのですから剛気です。これで、やっと世の中よくなると喜んだ人は多いのではないでしょうか。
ところが、それも束の間、その政権はデフレ期に増税という愚策に出たのです。中小企業のオヤジや一般庶民ががっかりした事は言うまでもありません。
しかし、嬉しい事に、美女サンタには恩恵があったと言います。自社株が上がり、さらに法人税減税と消費税の戻りで(株)サンタワールドは、利益が倍返しになりそうだと言うのです。(@_@;)
「昨年我慢してもらったから、今年はゴージャスにいこう。贅沢するなら、今でしょ」(笑)ファザーサンタは、にっこり笑いながら、お洒落な水上飛行機のキーと配送リストを手渡しました。
じぇじぇじぇ、驚いた事に今年の配送先は遠い遠いオセアニアではありませんか。
あちらのクリスマスはもちろん夏、うんざりしながらも気を取り直した美女サンタ、ビーチで肌でも焼こうか、と秘かに夢を膨らませます。
ところが、肝心のプレゼントはと言えば、消費税分ケチらざるを得ず、不況の昨年よりセコいものになってしまったのです。
配り終わってビーチでのんびりしながらも、十分なおもてなしが出来なかった事に心が晴れない美女サンタの目に何やら青く輝くものが。。これは吉兆なのか、あるいはペガサスの涙?その解は神のみぞ知る。
来年はまた大変な年になりそうです。
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