旅行・地域

2010年11月27日 (土)

韓国出張(後編)

今回の出張は、韓国の経済産業省が進めているデザイン振興事業をサポートする為、日本のJIDA(社団法人日本インダストリアルデザイナー協会 )の紹介で、船舶デザイン分野のエキスパートとして招かれたのですが、某デザイン会社のプレゼンに、にわかアドバイザーとして参加しました。

韓国は芸能、映画は言うに及ばず、デザインやアニメ、コンピューターゲーム等のサブカルチャーも含めてソフトの分野を成長産業と位置付け、かなり力を入れているところは日本より進んでいるように見えます。予算もあるらしい。。。

釜山のデザインセンター(下のPHOTO)は凄く立派だったのです。

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某デザイン会社のデザイナー達と通訳の女性(下)です。日本への憧れが強く、日本語を覚えたいと言う彼女たちを見る限りは凄く親日的なのです。そういう意味でも全く居心地は悪くありません。

日本人ブランド効果は確かにあるようで、私が参加した事によって厳しい筈のプレゼンは、いつもより和やかになったのだそうです。審査もすんなり通ったようです。。。

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仕事が終わった後、近くの、世界一の規模を持つと言われているデパート(新世界)の見学に出かけました。

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確かにフロア面積は半端ではありません。知らない間に歩き疲れてしまいます。そういう意味では年寄り向きではないかも知れません。

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吹き抜けがダイナミックでしたが、写真ではスケールが分かりません。夜は熱海にも似た、夜景の美しい海岸沿いの、お刺身の美味しい店へ。

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お刺身と言っても料理はあくまでも韓国風です。青唐辛子や生ニンニクをふんだんに使った精力的な食べ方は、焼酎にもよくあい食が進みます。ビールに焼酎を入れたニュー爆弾酒を、たんまり飲まされました。

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ついつい気分がいい事もあり飲み過ぎてしまいましたが、帰りのソウルまでの新幹線は寝るだけなので気楽です。ほろ酔い気分に心配事はただ一つ、北朝鮮が、早まった事だけはしないよう祈らざるを得ないのです。

ブログランキングに参加しています。やっとベストテンに入りました。

 

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2010年11月26日 (金)

久しぶりの韓国出張

23日は北朝鮮のいきなりの無差別砲撃に、一体どういう展開になるのかと案じつつ空港に向かいました。飛行機が飛ばないという情報は入っていません。おっかなびっくりですが、初の羽田新国際線ターミナルには興味津々です。しかしNHKは国営放送の筈なのに、この重大ニュースを伝えるのが民放より随分遅かったのです。
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さて、新空港はと言えば、テレビで見るよりは一回りくらい小さい印象です。天井も金浦空港みたいで目新しさはありません。ちょっとがっかり。。。意味不明なタワー(下)は何でしょうか。和風ではあるのですが。。。
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バッゲージクレームは緑のカーペットが新鮮でした。スーツケースのキャスターが転がり難いという難があり。。。
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話は、いきなりソウルへ飛んで、新幹線の駅はまるで空港みたいです。ちょっと未来的。。。随分前に完成しているのに知らなかったのです。
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切符販売機(下)もデジタルです。しかも驚いた事に改札がありません。セマウル号の時代とは様変わりです。あれはあれでのんびりした旅が楽しめ、良かったのです。
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フランスのTGVがベースなので、室内はカラーリングも含めてオシャレです。前後車両以外には動力がないのと、幅が日本の在来線並み(?)のせいか、乗り心地がよく静かなので、会話に苦労しません。
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室内にあるスピードモニターは瞬間最速303キロを表示しました。
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日本も早くリニアモーターカーを走らせないと、技術立国としての優位性を謳えなくなる、と思われた方、クリックをお願いします。

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2010年7月18日 (日)

茅ヶ崎の夕焼け

例によって局地的集中豪雨をもたらした、遅い梅雨入り、早い梅雨明けだった今年の梅雨は、昨日の爽やか(?)に晴れ渡った空によって終焉が告げられました。梅雨明けとしては、茅ヶ崎だけかも知れませんが、気温もさほど高くなく湿度も控えめだったのです。

その証拠に夕焼けの時の富士山のシルエットが見事でした。最近よく目にするのですが、昨日のも、ここ2〜3ヶ月でベスト3に入るくらいの美しさだったのです。実際のパノラマ感が表現されていないのが残念です。
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      =家のバルコニーから撮影=
大自然との対比で、電線や電信柱がいかにも邪魔ですが、近い将来の地下に埋設される日が待たれます。建物等も決して美しいとは言えず、人間が日本の美しさをスポイルしているというのは残念な事です。
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それにしても、霊峰富士を背景とする日本の四季は、やはり素晴らしいと思われた方、クリックをお願いします。

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2010年5月17日 (月)

パインパーク

テレビで本栖湖の芝桜を見、是非見たいという事で、カミさんと出かけました。遅めに出発したので、もう混んでいないかと思いきや、何と10キロも手前から大渋滞、いつもの日曜日ならあり得ない状況に、時間を考えても断念せざるを得ませんでした。
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その代わりと言うのも何ですが、河口湖の近くのパインパークに行ってきました。この公園は日本とは思えないくらい広々としていて、レイアウトにもゆとりがあります。散歩コースもかなり長いのがあり、家族でもペアでも、一日がかりで楽しむ事が出来るのではないでしょうか。この日はちょっと時間的に遅く、肌寒かったのが玉に傷でしたが、フィトンチッドたっぷりの新鮮な大気の下、少しだけのんびり出来ました。
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意外な事には、山桜が未だ咲いていて、ピンク色が新緑の中の、程よいアクセントになっています。今が一番美しい季節かも知れません。CMではないですが、美し国、日本です。
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いつまでも寒い今年は、こういうラッキーもあり、悪い事だけではないのかも知れないと思いました。帰る途中、三日月の上に、宵の明星が輝いているのが見えたのですが、何かの暗示にも思えて、身震いしたのです。

こういう自然の中に身を置くと、日本の美しさ、繊細さ、素晴らしさがあらためて認識される、と思われた方、クリックをお願いします。

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2010年4月22日 (木)

連休前海外出張

今海外です。暇を見つけて書いていますが、こちらのインターネット速度がやけに遅く更新もままなりません。従いまして、出張レポートは日本に帰ってから、まとめて書こうと思っています。

更新がないからと言って,蒸発した訳でもブログをやめた訳でもありませんので、ご安心下さい。それにしても外国へ来た時の暇の潰し方に苦労をします。インターネットのお陰で最近は比較的有意義に過ごせるのですが昔は大変だったのです。

プールやサウナ、あるいはゴルフ練習場があるホテルでは、それらをよく活用しました。なければ最悪です。テレビはチンプンカンプンだし、何もやる事がないのです。

インドなどは外へ出るだけでも危険な感じがして、散歩すら出来ません。他の国でも外では常に緊張を強いられるので疲れます。つくづく日本の有難さが分かるというものです。

その世界に冠たる日本の安全を輸出出来れば世界に大いに貢献出来るのですが、政府は外国人参政権などで作為的に危険を輸入しようとしているとしか思えない、と思われた方、クリックをお願いします。

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2010年3月 5日 (金)

中国の中の南国

福建省、福州からの帰途は北京からの飛行機が遅れ、這々の体で今朝2時に家に辿り着きました。10時過ぎには成田に着いていたのに、税関を抜けたのが10時40分、急いでJRに行ったのですが、成田エクスプレス始め、湘南方面行きは既に終電が出た後です。焦ってリムジンバスのところに行き、11時10分発、東京駅行きに泣く泣く乗ります。

東京駅からは山手線で品川へ移動し、品川で京浜東北線を見つけて磯子行き最終に飛び乗るといった具合です。結局横浜からタクシーに乗り継ぎ、1万2千円も払って我が家へ。。。せめて12時くらいまでは電車がないと、旅行客は大変な目に遭うのではないでしょうか。一緒の飛行機に乗っていた中国人の老夫婦も焦って私に聞いていました。

福州は台湾の向かいに位置するだけの事はあって自然や町並みも南国っぽい感じです。人も台湾程ではありませんが、のんびりした感じでした。料理も美味しく、北京などとは全く趣が違います。別の国といってもいいのかもしれません。
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朝食の時にちょっとした事件がありました。体がふわっと揺れるのです。二日酔いのせいかと一瞬思いましたが、よく考えたら前日は一滴もアルコールを飲んでいません。すると前の席の中国人が騒ぎ始めたのです。地震だと気がついた時には中国人達は一斉に移動を開始していました。

結局食堂に残って食事を継続していたのは日本人だけという事で、地震慣れしているかどうかの差が如実に出たのです。台湾の地震の影響らしいのですが、せいぜい震度2くらいの揺れで驚く日本人はいません。

ところで話は変わりますが、既に3月だというのに今年は症状が出ません。花粉症が完治したのでしょうか(?)そんな話は聞いた事がないので、花粉が飛んでいないとしか思えません。どうですか花粉症の皆さん、今年は軽いのでしょうか。それはそれで嬉しいのですが、もう30年以上の慣れ親しんだ症状が出ないというのも変な感じがします。
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PHOTOは福州の街や植物です。南国情緒があります。屋上ガーデンで食事の支度をしている人がいましたが、なかなか風流です。公園では太極拳、よく見る光景ですが、老人が多いようです。
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ホテルの従業員にも驚かされました。チェックアウトしようとロビーにいたときです。フロアマネージャーのような役割でしょうか、若い女性が近づいて来て「何か不都合はなかったですか」と聞くのです。わたしは「特になかったけど、ウォシュレットがあれば言う事無しだね」と言うと、何と「反映するように努力します」と言うではありませんか。
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そんな事はどこの国でも言われた事はありません。中国は変わりつつあるのでしょうか。無愛想な国からホスピタリティの国へと大変身があるかもしれませんよ。。。日本のお株を取られたら大変だ、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年12月21日 (月)

冬の北京

一年ぶりの北京出張です。今回は冬なので覚悟をして来たのですが、案の定寒い、それでも思いの外、何とかやって行けそうなので、ほっとしています。
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今回は日曜日を挟みましたので、少し市内観光が出来ました。天安門広場を天安門から見た光景です。
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故宮の中は時間が遅かったので見れませんでした。Photo_4

オリンピックのメインスタジアムである鳥の巣は、テレビで見るより未来感があり、デザイン的にも面白い。

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水泳が行われた競技場も外壁の樹脂の質感が面白く、これもテレビよりずっと良かったのです。現物を見ないで評価するのがいかに危険かという事がよく分かります。

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北京市は空気の状態が前より格段に良くなっていました。

取りあえず、元気のある中国には、もう少しの間だけでも、頑張ってもらいたい、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年11月28日 (土)

ドバイ ワールド デフォルトの危機

11月26日(ブルームバーグ):アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資持ち株会社ドバイ・ワールドは25日、全債務について支払い繰り延べを債権者に求めた。同社は590億ドル(約5兆1700億円)の債務を抱えている。ドバイ政府はこの日、国債発行で50億ドルを調達した。
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ドバイ・ワールドは返済繰り延べの交渉を進める間、全債権者に対し「静止合意」を求める。ドバイ政府の財務担当機関が25日電子メールで発表した。繰り延べ要請した債務には、傘下の不動産開発部門ナヒールのイスラム債35億2000万ドル相当(12月14日償還)も含まれる。

米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、繰り延べ計画はデフォルト(債務不履行)と見なすことも可能だとして、複数の政府系企業を格下げした。

以前からささやかれていたドバイの危機が、ここに来て現実のものとなりそうです。こういうラスベガスのような観光立都市(?)は噂だけでも傾きかねないのに、債務不履行だと致命的です。砂上の楼閣が崩落するのは時間の問題ではないでしょうか。

最初から世界からの投資に頼るというコンセプト自体に無理があるのではと見ていたのですが、世界の景気がいいうちは何とかなっても、この世界同時不況ではひとたまりもありません。

街そのものはお金をかけただけの事はあって、建物などもデザイン的に興味深いものが多く、こうなる前に一度は生で見ておきたかったです。もっともそんな贅沢が出来るくらいなら苦労はしないのですが。。。

この度派手で華麗な一大リゾートも一時は世界から盛んにもてはやされました。ジャーナリスト始め日本人も現地に行ってはしゃいでいた人がいましたが、何でもかんでも世界一にこだわる事に対する反面教師として学ぶべきところがあるかも知れません。少なくとも日本の伝統である「自然との共生」とは相容れないものがありました。

デフォルト騒ぎの影響もあって欧米通貨は軒並み下がり、(反対に円は上がって独歩高の様相)新聞やネットでは大騒ぎしていますが、GDP規模で言えば4兆円と、日本の青森より小さいくらいなので、影響は限定的でないでしょうか。

それにしても日本でも投資した人は少なくないだろうし、工事を請け負ったゼネコンなどで青くなっている人もいるのではと推察されます。海外は怪しく危険なのですが、意図的であれ何であれ資本主義の崩壊が始まったのでしょうか。

今後の展開が全く読めません。いや想像するのを頭の片隅で拒否しているもう一人の自分がいるようです。もういい加減にしてくれ。。。と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年11月23日 (月)

台湾出張

先週は台湾に行っていました。そのせいでブログの更新を大分さぼってしまいましたが、怖いものです。人間楽すると際限がなくなります。ブログの書き方を忘れてしまいました。
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さて、十数年ぶりの台湾は大層変わっていました。景色はそんなに変わったとは思わないのですが、雰囲気が違うのです。自分が変わったのでしょうか。

まず、人の“あたり”が違います。リラックスしていて暖かいのです。当然かも知れませんが、話してもとげがありません。優しく包み込まれる様な感じさえします。これまで行ったアジアの国の中では突出して楽なのです。

楽さで言えば日本とあまり変わらないかも知れません。あるいは日本以上(?)車の運転も、マイルドです。スピード自体ゆっくりですが、流れに逆らう飛ばし屋がいないのです。車の質がいい事もあり、日本以外では久々に安心して乗れました。

さらに前回非常に気になった、いやな匂いがないのです。この点は一番意外だったのですが、どこの国でも独特の匂いがあります。

ヨーロッパの端的な例で言えば、フランスなどは香水の匂いが常に付きまといます。アメリカはバタ臭く、タイは下水系の匂いと香菜の混じったような、、、韓国は言わずと知れたニンニクの匂い、中国は北京の場合、排ガス系の匂いに閉口します。

日本も勿論、日本人には自覚出来ませんが、よく外人に「ミソ臭い」などと言われるのです。従って海外に行った時にその国独特の匂いに気付かない筈はないのですが、台湾の場合、限りなく薄くなっていました。
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やはり、この十数年で経済的に大きく発展したのが、色々な面で好結果を生んでいるのではないでしょうか。料理も悪くないし、この国が好きになりそうです。一緒に行った別の会社の台湾初というエンジニアも私と同じような印象を持ったようで、また来たいと言っていました。

飲みに行ったカラオケスナックでも、用があって先に帰った現地滞在の日本人が支払った料金以外に、その後3時間も居残ったにも拘らず、追加料金を全く請求しないというのには驚きました。かなりな飲み食いがあったと思うのですが、ママは頑として受け取らないのです。

勿論根底には昔からの親日国家という事があり、お互い無意識にそれが作用しているのかも知れませんが、近くのアジアでは決して多くない親日国家を、日本人は大切にしなければいけないと痛切に感じたのです。ところが残念な事に最近ではNHKが反日番組を作り、出演した台湾人を偏向した編集で怒らせ、裁判沙汰にまでなる騒ぎがありました。

こういう裏切りを続けていると、折角の親日の人達を失いかねません。国は目をちゃんと見開いて、日本の国益の為にも海の向こうの仲間を失望させるような事をしてはいけないのだ、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年11月19日 (木)

紅葉まつり(夜の部その2)

今回で最後ですがお楽しみいただけたでしょうか。カミさんと来年も行こうと言っています。風が強くて予定されていたクラシックの弦楽四重奏の生演奏は行われなかったのですが、それだけが残念でした。

この自然の財産だけは大切にしたいと思われた方、クリックをお願いします。

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