日記・コラム・つぶやき

2019年2月16日 (土)

政治家に言論の自由はあるのか

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 前回の記事で桜田五輪担当相の発言を批判したところ、同じように批判している人が多いと見えて、彼の全ての発言を聞いたなら、問題とされている発言が、特に問題のあるものではない事が分かる筈だという反論が、他のブログやSNS で翌日展開されていました。主に左翼の批判に対し、保守系が擁護する形です。

?? そうでしょうか。いくら美辞麗句を並べても最後の一言で全てがパーになるケースは多々あります。それを言っちゃお終いよ、ていう言葉が必ずあるのです。いくら言論の自由が保証されているからと言って、場所柄もわきまえず思った事を何でも言っていいという事ではありません。特に責任ある立場の人の言葉は重いのです。

その重さを感じない、あるいは理解しない感性の人に責任ある立場、役職は務まりません。私などがここで何をほざこうが、大した問題にはなりようがありませんが、大臣ともなると注目度、影響度の点で桁違いなのです。

さらに、失言を待ち受けている野党、メディア等の反政府活動に余念がない悪意の連中がいて、亊あるごとに大騒ぎをするのは分かりきっている筈です。その中でのあの発言は余りにもお粗末だしプライオリティがデタラメと言わざるを得ません。あくまでも優先すべきは選手の体、健康です。後はどうでもいいと言ってもいいくらいです。

例えば身内(五輪関係者)だけに対して、「がっかりしたなあ、ムードに水を差さないか心配だ」と言ったのなら不謹慎だと思いつつも、誰も咎めなかったでしょう。要するに立場の違い、敵味方の区別もつかず、うっかり本音を言ってしまった訳です。バカじゃなかろうか。(笑)そういう点で知能レベルが低いと言ったのです。

メディアに発言するという事は日本中に自分の考えを伝える事になります。そこには色々な聞き方をする人がいる筈です。その全ての人に納得させる言葉を選ぶのが、この地位の人に求められる素養なのです。

納得は賛同という意味ではありませんよ。分かり易く言えば突っ込みどころがない、でしょうか。どの角度からみても突っ込めない言葉を上手く選択して発言するのが政治家に求められる能力のひとつです。

誤解されると困りますが、無難にやれと言っているのではありません。きちんと誠意と良識ある大人の発言をしろと言っているのです。

そのためには無駄を省くべきです。出来る限りシンプルな方がいいです。この場合の無駄は自分の正直な気持ちです。そんな事を亊あるごとに言っていたのでは身が保ちません。(笑)麻生さんのようにしょっちゅう突っ込まれる事になります。力のない人ならとっくにクビです。

もちろん政治家にはそうでないケースもあります。それは計画された発言によってある角度からのみ、突っ込みを狙って入れさせるケースです。それによって敵を自軍に有利な場所におびき出し、一気に叩くという戦法としての発言にも長けていなければ政治家は務まりません。

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例えば最近の安倍さんの、民主党時代は「悪夢」発言です。国会で元民主の岡田さんが噛み付いていますが、首相は言論の自由だと言って突っぱねています。ん? 政治家に言論の自由という言葉はいかにも似つかわしくありません。

国民の「言論の自由」を保証する立場ですから、それが自らの言論の自由まで保証してしまったら国民の身の置き所がなくなってしまいます。(笑)安倍さんもそれくらいは分かっている筈です。

政治家は思っている事を述べるのではなく、ある企図を持って心にもない事でも発言するのが仕事です。それがたまたま本音と一致する事もあるでしょうが、そこに意味はないのです。

さらに党の決定にも逆らえません。そこで各人が言論の自由権を行使すれば収拾がつかない事になります。いやな事でも粛々と笑顔でこなすのが政治家というものなのです。従って政治家の公的発言に言論の自由なんてものはありません。

話が横道にそれましたが、あの「悪夢」発言、色々な効果を狙ったものではないでしょうか。まず野党に噛み付かせて骨を断つ効果です。掘り下げれば下げる程悪夢が蘇ります。(笑)国民も思い出してもう二度とあの時代には戻りたくないと思うでしょう。

全く民主党時代を知らないもっと若い層にも効果があります。え、どういう意味?と思って調べるかもしれません。そうすると出るは出るは(笑)ゴミの山のように仕分けなどの愚策や中韓びいきの売国政策、ここで羅列するにはスペースが足りない程です。

つまり、噛み付いて来る連中が多い程安倍さんの術中に嵌っていく訳です。正に思うつぼです。ここでも誤解されては困りますが、私は決して安倍信者ではありません。むしろ経済政策には疑問なものが多く、ここで色々批判をしている程です。

それでも、自民党しかないという悩ましさはありますが、消去法で支持せざるを得ないのです。今の野党よりは1万倍ましだと考えています。日本を売り渡す事に躊躇しない政権より、同じ売り渡すにしても時間稼ぎをしてくれる政権の方がいいに決まっているからです。(笑)

しかしこの悪夢発言を聞いて、あの噂は本当かもしれないと思いました。3月の解散、衆参ダブル選挙の事です。消費税延期あるいは凍結を錦の御旗に国民の信を問うというのはあり得る話です。その方が参院選(今年7月に予定されているのを前倒し)にとっても有利に運ぶという計算があるのでしょう。

そのために今から色々布石を打つ、その一環としてのあの発言なら頷けます。私はこの案には諸手をあげて賛成です。一種の「ふるい」ですから。そのチャンスは多い程いいのです。無能、反日、その他役立たずの穀潰し共を増税と共にふるい落としましょう。

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2019年1月 2日 (水)

謹賀新年

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皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年は色々お世話になりました。

さて今年の年賀イラストですが、テーマは金が信念です。

つまり金が、信念を貫けば必ずやって来るという縁起のいいテーマなのです。(笑)

冗談はともかく、金があるのに金に苦労する日本、そろそろその呪縛から卒業したいものです。

今年の目標

1)秋に予定されている消費税10%への増税阻止。緊縮財政から積極財政へ!

2)既に公害化している訪日外国人観光客の数を2500万人程度まで減らす。最終的には相互主義の観点から2000万人以下にするのが望ましい。

3)外需依存から内需拡大へ方向を転換する。

4)NHKや朝日新聞等の偏向メディアを締め上げる。(笑)具体的には受信料不払い、新聞は買わない等の兵糧攻めが有効か。

5)反日左翼勢力の資金源を絶つ。パチンコに行かない、生協でものを買わない等。(多過ぎて書けない程ですが、一見普通の日本企業にも反日が多い、ググって下さい。)

6)死語となってしまった国土強靭化計画を復活させる。

等々書くのは簡単ですが、我々に出来る事は限られます。取りあえず出来る事からやっていくしかありません。

いつの日か日本から反日勢力を排除し、米からも独立して名実共に主権国家になる日を夢見て・・

新年早々柄にもなく大言壮語をしてしまいましたが、微力ながら、(本当にささやかな事しか出来ません。笑)子供達の未来のために何かしたいと思っています。本年も宜しくお願い致します。


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2018年11月17日 (土)

残念な話あれこれ

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前回の続きではありませんが、日本の危機は増えこそしても減る事がないのが実態です。国内問題としては、とても保守とは言えない米隷属政権があらぬ方向へ突き進む政治経済問題、在日外国人による日本人を言論弾圧、あるいは疎外しようとする動き等、看過出来ない問題がめじろ押しです。

もちろん海外からの圧力も半端ではありません。中国は米との貿易摩擦で最近表面上は大人しくなっていますが、裏で何をやっているか分かったものではありません。むしろこういう時の方が要注意でしょう。とにかく油断出来ません。

そうそう、先日親しい仕事仲間との昼食の席で中国の事が話題になったのですが、私が中国は事実上の敵国だと言ったら、「また過激な事を言って~」と一人にからかわれました。他の人は白けムードです。話がそれ以上進みません。(笑)

相手は日本を露骨に敵視し何かにつけて因縁を付け、領土だってはっきり狙っているのです。尖閣諸島は米軍の存在がなければとっくに占領されていたでしょう。北海道や沖縄も非常に危険な状態が続いています。中国にもっと資金力があれば時間の問題と言えるのではないでしょうか。

幸い外貨不足なので、その進み方は緩やかに見えますが、とても友好的な国とは言えません。具体的な武力による戦争はしていないものの、日本の主権を色々な形でおびやかしている事は確かです。そんな国の事を敵国と言って何がおかしいのか私には分かりません。平和ボケの日本人だけの現象だと思われます。

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(BTSメンバーが着ていたとされる問題のTシャツ、このTシャツの何が問題かと言うと、人類に対する史上最悪の犯罪を肯定するような内容だからです。さらに日本が憎ければ何でもやっていいという考え方は幼いし危険過ぎる。)

朝鮮半島からの攻撃も凄まじいものがあります。ありもしない慰安婦問題だけでなく戦時中の徴用工に対する最高裁の判決も国際常識を逸脱したものです。スポーツ界、韓流芸能人からの陰湿な嫌がらせも数知れません。人のいい日本人が想像も出来ないようなやり方をしているのでピンと来ない人が多いようですが、いやらしい事この上ないのです。

ただ、彼らは間違った、というより捏造された歴史教育を受けているので、ある程度仕方ない面はあります。言わば政治的に利用されている犠牲者とも言えるので気の毒な人達なのです。その行為は陰湿で浅はかである事は間違いありませんが、それで自国の信用に傷を付けているのですから残念な話ではありませんか。

しかしながら戦時中の徴用工に限って言えば日本側に全く非がなかったとは言いきれません。今回の原告は徴用工ではなく応募者だったそうですが、同じ頃徴用された人も少なからずいた事は確かです。その扱いについては受け入れ先企業によって差があったのも否めないと思われます。

つまり差別されて酷い扱いを受けた人がいなかったなどとは言えないという事です。もちろん政府の姿勢としてそのような事を容認したという事実はないので、そこは民間企業とは切り離して考えなければなりません。

というのは最近の外国人労働者の扱いを見ていても、とても差別がないとは言えないのです。何年か前の話になりますが、ある人が外国人は安く使えるから重宝だというような事を言っていました。その人は普段は穏健な常識人なので驚いたのですが、自分が外国人を当たり前のように差別している事に気がついていないのです。

私がその事を指摘するとキョトンとしていました。同じ労働をするなら日本人と同じ待遇にするべきなのは当前で、安くこき使うために海外から人を入れようなどというのは言語道断です。それが奴隷制とどう違うのか、理解出来ていないのは困ったものです。そういう認識の経営者は少なくないのでしょう。

今回の安倍政権が進める移民政策も、恐らくそういう低次元の意識が根底にあると思われます。困った時だけ大量に入れて用がなくなればポイ、的な感じを受けているのは私だけでしょうか。それなら大反対です。国の信用をなくしかねません。

どうしても受け入れなければならないのであれば、そういう問題が起きないよう厳格な基準を受け入れ側にも課し、さらに一定の条件を満たす外国人には永住してもらう事を前提に考えるべきです。

いずれにしても短期間に大量にというのは間違いの元です。もちろん日本を政策的に敵視している国から移民を入れるなどというのもあり得ません。どんだけアホかという事になります。今でもゼロにすべきです。

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(東京タワーが左手やや上に小さく見える。こんなに小さかったのか・・)

話は変わりますが、一昨日あまりにも天気が良かったのでスカイツリーに行って来ました。秋の夕焼け空と暗くなってからの夜景が素晴らしかった事は言うまでもありません。

東京タワーを見下ろす感覚も新鮮でした。東京のフラットな広さに圧倒され、その膨大な電力の供給力に驚き(笑)且つ繁栄の素晴らしさ、平和の有り難さをひしひしと感じた次第です。

残念だったのは、ハイテクの象徴であり観光の目玉であるにも拘らず、そういう点が強調されていないというか、敢えてダサくしたのではないかと思える程の設備や店のレイアウト、各種設定だった事です。とにかく特別感がゼロなのです。

ノリとしては道の駅的な(笑)買い物ついでのアトラクションにしては凄いな、というようなコンセプトには眼を覆いたくなりました。何十年も前の農協の団体さん相手じゃあるまいし、もう少し何とかならなかったのかとショックを隠せません。

ゴージャスである必要はありませんが、多少もったいぶってもいいので、せめて未来感やハイテク感は演出して欲しいです。どう考えてもドラゴンボールは場違いです。いくらアニメの日本とは言えTPOをわきまえて欲しいです。(笑)

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(全部おかしいが、特に左の制服を着たおねえさんが気の毒過ぎて・・)

展望デッキへの、ぎゅうぎゅう詰め高速エレベーターも残念!こういう点が身内感覚というか、見ず知らずの人とは一定の物理的距離を置くのが常識とされる国際感覚のなさで、これでは外国人観光客も二度と戻って来ないでしょう。さらに、従業員の制服がいつの時代かというくらいダサい。。今からでも遅くないので考え直して欲しいです。

しかしこのまま「天空の多国籍難民キャンプ」を続けては日本の恥です。(笑)せめて子供騙しでなく大人の鑑賞に堪える施設にしましょうよ。

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2018年9月24日 (月)

悲喜こもごも

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また忙しさにかまけ、長い間さぼってしまいました。その間、水害、台風、地震の天変地異に政治経済問題、さらにスポーツでも実に色々なことが起きました。大坂なおみがグランドスラムで勝った事は、その勝利より相手の胡散臭さと観戦者のレベルの低さに呆れ、世界的に民度が下がっているのかもしれないと少しがっかりしたのです。

ゴルフでは強いタイガーが帰って来たのに驚かされましたが、また懲りもせずに白人女性(金髪ではない)と一緒にいるんだ、と感心したり(笑)それでもゴルフ界にとっては朗報に違いなく、今後が楽しみです。松山君が最近冴えないので心配ですが、タイガーと最終日に優勝を争うシーンを見たいです。

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(お馴染みの最終日スタイルで力強いショットを打つタイガー、昔よりは穏やかになったように見える。日本流に言うと、人間が出来て来たか?)

大谷君は、その才能をどんどん開花させているようで、イチローが提案するバッターと投手を一年毎に交互にやっていくスタイルがいいのではないかと思っています。ホームラン王を狙うにはそれしかないし、最多勝もそのやり方以外では不可能です。是非実現して欲しいものです。投手専念の年は、たまにピンチヒッターというのはありかも?いやいや、欲をかいてはいけません。

安倍さんが三選されたのは、相手が相手だけに当然だろうとは思いますが、またアメポチ政治を見せられるのかと暗澹たる気持ちになります。しかし、ロシアに対してもいいようにやられているのはなぜだろうと訝しみ、中国からの摺り寄りはチャンスでもあるのですが、どうせ活かせないんだろうなと冷めた眼で見ているこの頃です。(笑)

予想通りと言える石破さんの内容のなさ、品性のなさ、候補者ではありませんが進次郎の父親譲りの適当さ、危うさ、コウモリぶりも今回浮き彫りになりました。なんだ、人気だけで中身がないじゃないですか。いずれにしても経済音痴が首相になる悲劇からは逃れられないのです。人材がいません。

経済問題は何と言ってもトランプ発の世界を巻き込んだ貿易戦争ですが、それにしても米の中国叩きは本気のようです。やはり中途半端な状態でトラのシッポを踏んではいけないのです。ちょっと裏でこちょこちょやり過ぎたのでしょうか。習さんも命運が尽きかけているように見えます。

そもそも貿易で何とかしようという根性がいただけません。ゼロサムでしかない国際貿易は必要最低限に抑えるべきなのです。必要なだけ買う、その資金を調達するために同程度のボリュームを売る、というのが基本です。国際関係は全て相互主義、経済発展は内需主導でなければ意味がありません。国民が豊かにならなければ何のためのグローバル化かという事になります。

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中国に関しては色々言う人がいますが、なかなか潰れないのは秘密主義の一党独裁共産主義のせいで、実態は悲惨な状態だろうと思われます。貿易収支だけは黒字ですが、海外から国内への莫大な直接投資に起因する所得収支赤字は常態化しているし、何より金融収支の赤字は経常収支の黒字を大幅に上回ります。

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つまりお金(外貨)がどんどん出て行っているのです。喉から手が出る程欲しい外貨ですが、優等生でトラの子の貿易黒字がトランプさんの高関税策で赤信号が灯りました。これは痛い。だから日本に摺り寄っているのです。どういう形にせよ、世界一の対外純資産国、日本から外貨をくすね取りたいというのが本音です。

しかし、これでは政治的にいつどうなってもおかしくありません。政敵が虎視眈々と機をうかがいます。内乱にでも発展すれば廻りがいい迷惑です。それだけはやめて欲しい。。何度も言うようですが、緩やかに衰退してくれるのが最も望ましいです。それが日本の為、世界のためです。

ただこういう事実もマスコミがしっかり伝えないので多くの日本人は未だ中国に勢いがある、あるいは資金力があると思っています。私の友人でかなり知的と思われる人でさえそうです。

そう見えるのは単に海外での金遣いが荒いからであって、その根拠となるようなものはありません。実態は正反対で金融収支の赤字拡大(図表−3)が示すように、借金がどんどん増えているのです。

例えば日本ならあらゆる数字が豊かさと優位性を示しているし、技術力でも年々他国に差を付けています。。中国なんて問題ではありません。でもこれだけは海外と一緒に仕事をしてみないと分からないのかもしれませんね。

 

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2018年5月 7日 (月)

パフォーマンスについて考える(続編)

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  パフォーマンスの話が続きます。連休中暇だった私は映画にでも行こうとネットを物色すると、スピルバーグのVRもの「レディ・プレイヤー1」に行き着きました。テレビでもCMをやっていたので、うすうすは知っていましたが、予告編を観ると面白そうです。早速ネットでチケットを手配しました。

内容は一言で言えば約30年後のアメリカが舞台の子供向けゲーム映画です。ゲーム(仮想現実)と現実の区別が限りなく薄くなった時代に、ある天才が創ったVRソフトと、それを管理運営する会社の経営権を巡っての争いが一般ゲーマーと悪徳企業との間に起きます。

最後は雑多な人種で構成された子供グループが勝利するという他愛ないものですが、その映像は私などの想像の域を超えます。ただ話としてはベリー陳腐なので、そちらを期待する向きにはお薦め出来ません。CGやVRの世界に個人的、あるいは仕事上興味を持つ人には一見の価値があるという訳です。

しかしそのテンポは目まぐるしく、音響効果も半端ではないので私のような年配者はついていけません。(笑)しかしながら意外性のある(ゲームでは当たり前かも)映像が続くので退屈する事なく最後まで観れました。職業柄触発されるところも大いにあったという訳です。

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さらに日本人俳優のアバターが着る侍の鎧のアレンジが違和感がないのと、彼が呼び出したガンダムの出来もよく、しかもカッコいい役どころであったので日本人としては、いつものようにがっかりせず、むしろ誇りを持って観られるというおまけもあります。(笑)大人の鑑賞に堪える渋い映画がなくなった今、まあこんなものか、という気がしました。

裏にどういう意図があって作られたのかは知りませんが、AIやロボットの進化によって暇になった人類の将来という視点で見れば、映画が描くような、つまりスリリングで良く出来たゲームの中で人生の大半を過ごす世の中になるかも知れないという一抹の不安が脳裏をよぎった事も事実です。

続いて世界遺産の話です。

文化庁は4日、日本が世界文化遺産に推薦していた「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本県)について、登録の可否を事前審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が「登録が適当」とユネスコに勧告したと発表した。(中略)

潜伏キリシタン関連遺産は、現存する国内最古の教会で国宝の大浦天主堂(長崎市)や、島原の乱の舞台となった国指定史跡の原城跡(長崎県南島原市)など12資産で構成する。勧告は「禁教期にもかかわらず密に信仰を継続した潜伏キリシタンの独特の文化的伝統の証拠」として普遍的価値があると評価した。


これだけは腹が立ちます。(笑)潜伏キリシタンにどういう価値があるのか全く理解不能です。そもそも当時日本に来ていた宣教師達(イエズス会)はスペイン、ポルトガル等欧州から派遣されて来た偵察員です。

植民地化に先立ち候補地に入って情報を集めたり、キリスト教を広め仲間を作って侵略しやすくするのが役割だった訳で、彼らに籠絡された日本人は、どの時代の尺度で見ても哀れな売国奴でしかありません。

その背景を知り、列強の下心に気付いた秀吉など、時の為政者から弾圧されて当然な人達です。それが日本人側から見て文化遺産の価値があるなどというのは、今ヘイトスピーチと言って騒いでいる在日中心とする反日左翼がやっている事を数百年後に文化遺産的価値があると言うようなものです。(笑)あり得ない。。

考えてもみて下さい。西洋とキリスト教にかぶれるあまり、日本の仏教寺院を数百も破壊し、若い日本人女性を海外へ奴隷として50万人(最大値?)も売り飛ばした連中は、どこからどう見ても反逆者です。その前に立派な犯罪者です。当時の処罰としては打ち首が妥当と言えます。

それを恐れて逃げ回り隠れていたところが文化遺産などというのは、どうみてもキリスト教徒、すなわち欧米側のものの見方でしかありません。間違っても日本人が必死こいて進めるような話ではないのです。

それに、世界遺産てなんなの?一体どういう価値があるのですか?もし守るべき価値あるものが日本にあるなら日本人が主体で守ればいいのです。なぜ世界のお墨付きが必要なのかさっぱり分かりません。

むしろ世界遺産の基準を遵守するなら不自由なものになりかねません。つまり何をするにも日本人の都合で動けなくなるのですから空恐ろしい事です。例えば日本列島を世界遺産に登録したなら、管理者として以外は住むなと言われても文句が言えないのです。どれだけお目出度いの?と言いたいです。

こういう事を推進するのは頭がいかれているか、左翼か、極度の欧米崇拝でしかないでしょう。文化庁ってそういうレベルなんです。鬼畜米英の手先か(笑)まことに残念なパフォーマンスと言うしかありません。

もう一つ腹が立った話
女子卓球ですが、南北朝鮮がいきなり混成チームを作るといい出しました。トーナメント?が続いている最中の準決勝を前にしての突然の宣言ですから驚きです。それを認める事務局も事務局で何を考えているのか理解不能です。恐らく買収でもされたのでしょう。

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その結果南北朝鮮は労せずしてメダルを手にしました。本当は準々決勝でどちらかが敗退すべきところ合併によって、どちらも生き残るという姑息な手段がまかり通るならルールなんて糞食らえです。

それで調子を狂わせられたのが日本チームですが、伊藤美誠の「正々堂々と戦うってこんなに面白いんだなあって改めて思った」のセリフに繋がりました。その後日本チームは中国に敗れはしましたが正々堂々の銀メダル獲得は評価出来ます。ふがいない男子と違ってナイスパフォーマンスでした。

最後は憲法記念日に出くわしたゾンビの行進・・いやよく見たら左翼のデモでした。(笑)生気のない年寄りが大勢でいやいや歩いているように見えます。どうせ組合から駆り出されたのでしょう。

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 (画像はイメージです。本文と直接関係ありません。)

憲法改正反対とか原発再稼働反対とか言っていますが、声にも張りがありません。それにしても一つの列がやたら長いのです。それが延々と続きます。一体何万人駆り出されたのでしょうか。のぼりには何とか土建と書いてあります。

彼らの特徴は、看板やのぼりなどがきちんと印刷されていて組織的な事です。我々保守のデモなどと違って決して日の丸は持ちません。言っている事も凄く反日、反政府的でどこの国のデモ隊かと訝しんでしまいます。

こういう何も考えていないゾンビや意固地なデジタルデバイド達がいる限り日本はよくならないんだろうなあと、改めて思いました。最悪のパフォーマンスの見本です。

 

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2018年5月 5日 (土)

パフォーマンスについて考える

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 昨日イチローが記者会見している模様をTVで見ました。ついに選手生命が終わるのか、と思った人は多いのではないでしょうか。

以下ニュースのコピペ

極めて異例の契約が結ばれる。イチローがベンチ入りの25人枠から外れ、今季残り試合に出場しないことが複数の球団関係者の話で判明した。肩書は「特別アシスタント」。生涯契約を結んでチームに同行し、選手らをサポートする。

Ichiro11 (お馴染みのこのポーズが見られなくなると思うと、一抹の寂しさがある)

イチローによると、シーズン開始間もない時期での球団側のこのような措置は全く思いもかけなかったようで、凄く異例な事だと言っていました。その表情からは球団に深く感謝し、感激している様子が伝わって来ます。

この、来期にはまた試合に出る可能性も含んでいるという契約は一見玉虫色にも見えます。しかし、球団にそこまで言わせたのはイチローだから、ではないでしょうか。

つまり野球に対する真摯でひたむきな姿勢と探究心、その結果としてのパフォーマンスが総合的に高く評価されたからと言えます。ドライな契約社会である米としては、やはり異例なのでしょう。

それにしても驚いたのは、そういうかなり叙情的というか、義理人情の入った判断を米人でもするのだという事です。良き時代の日本的なものを感じざるを得ません。

ところで、私ははっきり言ってイチローは嫌いです。(笑)もちろんプレーや実績は高く評価しますが、CMなどの彼を見ていると、怪しいおやじにしか見えないのです。顔つきが若い事に比べて胡散臭くなったと感じているのは私だけでしょうか。

言うなれば、いやみなタイプの勘違いおやじ、に見えるのです。野球以外では真摯に生きているのか?という疑問が彼にはつきまといます。あくまでも個人的感想であって、そういう人間だと断じている訳ではないので誤解なきよう。。単に私に人を見る目がないだけかもしれません。

という訳で、今日はそのプロとしてのパフォーマンスについて考えてみたいと思います。私に言わせれば、仕事をしている人は皆一種のクリエーターです。つまりパフォーマーなのです。自分の内にあるモヤモヤした何かを絞り出してプレーしたり、あるいは形にしたり文字や言葉にしている訳です。

何もアーティストやスポーツマンだけがパフォーマーではないのです。私もデザインやイラストという手段で何かを表現している訳ですが、こうやってブログを書くこともそれに準じます。

つまり私にとってはツールが違うだけで、心の内にある形にならない何かを搾り出しているという点で大きな違いはないのです。という事は、やる事なす事全てに共通したものがある筈です。

言うなれば一貫したスピリットのようなものがあって然るべきです。それがそうなっていないとすれば、他重人格か成長の過程にある人間という事になるのではないでしょうか。未だに思うような絵も描けず、文章も今一な発展途上人間の私が言うのもおこがましいですが、そう感じます。

話は飛びますが、ノーベル文学賞というのがあります。昨年は日系英国人の石黒氏が受賞しました。今年は事務局の不祥事でそれどころでないらしく、来年に2年分の受賞者を発表するそうです。ノーベルの名に相応しくない無様な話です。心待ちにしていた人は、さぞがっかりしたのではないでしょうか。

村上春樹氏も毎年のように候補者の一人と言われていますが、私はこの人も好きになれません。(笑)なぜかと言うと、ノーベル賞しか眼中にないからです。ノーベル賞を得るためなら自分のポリシーさえ変えかねません。実際、左翼的作品、発言が増えているのは、その方が受賞しやすいからだと言われています。

それこそ本末転倒です。賞は結果であって目的であってはいけません。パフォーマンス自体が不純なものになりかねないからです。そんな事すら理解できないもの書きが書く本を読む気になど、とてもなれないのです。尤も、昔から読んだ事はありませんが。(笑)なぜって?男の顔は履歴書という説を信じているからです。

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(人の気配がなく、静まり返った様は幻想的でさえある。右手前の光の帯は運河をまたぐ大きな歩道橋)

ところで先日都内某臨海エリアで不思議な光景に出くわしました。タワーマンションが立ち並ぶエリアに橋がかかっていて、その下を流れる運河にその景色は投影されているのですが、その日はベタ凪状態だったので鏡のように無数の灯を映していたのです。思わず明鏡止水の如しと唸ってスマホを取り出しシャッターを押しました。(笑)

これを友人にメールで送ったところ、絵じゃないかというのです。(笑)いかにも私がイラストを描くことを知っている人の発言ですが、絵ではありません。絵であるならそう宣言すべきで、写真と言って送ったものが絵なら単なる嘘つきです。写真のいいところは、それが事実だからです。

そこにこそ価値があります。実際に起こっている光景を、自分のセンス、タイミングで切り取る醍醐味は写真家の生きがいとさえ言えるでしょう。そこに嘘が介在したのでは何にもなりません。詐欺師の所業でしかなくなるのです。

一方イラストなら何でも描けます。写真のようなリアルなものも時間さえかければ描けるのですが、その場合は創作物になるので、そう宣言すべきです。それはそれで夢のある世界で想像力が試されます。但し、この場合は写真の一部をコラージュしたりするのは邪道です。

私は写真を撮るのもきらいではありませんが、明らかに後者側のクリエーターに属します。この世にないものを創る方が生にあっているのです。未だ存在しない近未来の車や船の絵をリアルに描く欲求、醍醐味からは生涯逃れられないようです。

 

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2018年1月 5日 (金)

イラストは実写より奇なり

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[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3営業日ぶりに急反発した。昨年11月9日に付けた取引時間中の昨年来高値(2万3382円15銭)を更新。終値は1992年1月7日以来26年ぶりの高値水準だった。大発会の上げ幅としては96年(749円高)以来の大幅上昇だった。

年明けの米国株が最高値を更新したほか、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「新年の辞」で韓国との対話に柔軟な姿勢を示唆したことにより、過度なリスク警戒が後退した。3日発表の米経済指標が良好な内容だったこともあり、新年相場に対する楽観的なムードが広がった。後場は上げ幅が拡大し、この日の高値で取引を終えた。

新年早々景気のいい話がめじろ押しですが、特に大発会での日経平均大幅上昇は今年の日本経済を象徴するようで悪い気はしません。年末には3万円越えもあり得るのではないでしょうか・・と言うような声もちらほら聞こえますが、私には素直に受け取れないのです。世の中そんなに甘くはありません。(笑)

そもそも日銀のバカの一つ覚え的金融緩和以外、大した経済政策は何もしていない・・と言うより逆の政策しかやっていないのですから、今の状況、そういう意味ではバブルです。やがて来る消費税増税の日までの命と言って差し支えないでしょう。しばしこの状況を楽しむだけです。

さて、今日はそんな辛気くさい話ではなく、もっと夢のある話をします。3日に「君の名は」を観ました。私はアニメには大して興味がある訳ではなく、ジブリの作品なども斜に構えて観ている方なのですが、「君の名は」は久々飽きる事なく最後まで集中出来たのです。

昔にもあった、男女の中身が入れ替わる尾道が舞台の映画「転校生」の焼き直しかと思っていたら全く違っていました。意外にも宇宙的スケールで展開される壮大な話が裏にあるようで、もっと深い映画だったようです。

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言うなればナイト・シャマラン監督、メル・ギブソン主演のハリウッド映画「サイン」に近いかも知れません。こちらはやや宗教臭い点が鼻につきましたが、「君の名は」にはそういういやらしさはありませんでした。割合素直に感情移入が出来たのです。もちろん突っ込みどころがない訳ではありませんが、それらを無害化してくれるだけの光るものがありました。

上手くは言えませんが、作者は、人は気付いていはいないけど皆そういう結びつきで関係しあっている、という事が言いたかったのかもしれません。つまり、廻りにいる人は凄く大切で、深い縁があるから一緒にいる訳で、出会いは単なる偶然ではないし無意味なものでもない、という事が言いたかったのではないでしょうか。

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そういう意味では20代の頃に読んだ、輪廻転生がテーマの三島由紀夫の小説「豊穣の海」に近いかも知れません。聡子と清顕の時空を超えた純愛物語りに酔いしれ思わず涙したものです。

こちらはバッピーエンドとはいきませんでしたが強く印象に残る不思議な内容でした。映画化もされましたが、主役のイメージが違った事もあって感情移入出来るような出来とは言い難かったのが残念です。いずれにしても2時間程度の映画では再現不能と思われます。

「君の名は」のもう一つの観るべき点、それは映像美です。背景のイラストのクオリティは特筆ものと言えます。東京の現実の風景をファンタジーな世界にまで昇華させました。実際にはアジア的混沌が散見出来る大して美しいとは言えない景色でも、こういう風に変えられるところがイラストの強みと言えます。

私もイラストを描くので分かりますが、存在するものを忠実に再現するなら写真でいい訳です。しかしそれでは面白くありません。写真で自分の持つ世界観を表現するのは困難です。いや不可能なのです。

現実をベースにしながらもモディファイし、色も微妙に変える事によって描きたいものを再現する、そこに意味があります。そういう点では今後も二次元アニメに生存空間はありそうです。三次元では表現し難い世界が描けるのです。

ただ、人物描写には難がありました。少女漫画から出て来たような主人公に、この歳になったおやじに感情移入しろと言う方が無理です。(笑)そこはもう少しリアルにしてほしかった、と言わざるを得ません。

いずれにしても世界的にヒットするにはそれなりの理由があります。去年同じようにヒットしたシンゴジラの方は未だその気にならないので観ていませんが、観た人の話を総合するとつまらなさそうです。能書きの多いのは・・裁判ものだけでいいです。(笑)

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(日本はお笑い芸人が表に出過ぎる感がある。報道番組にも出て来て、いっぱしの事をしゃべる国なんてあるのだろうか。)

ついでに夢のない話も一点、テレ朝の「朝まで生テレビ」でウーマン村本というお笑い系の御仁がバカな発言をしたというのでネットが騒いでいます。

それにしても「敵が攻めて来たら大人しく降伏すれば良い、例え殺されても構わない」と嘯き、その考えの根拠が何もない幼い思考の人を公共の電波で、しかもある程度権威のある番組に出すというのは制作者側の見識を疑います。もう少し真面目に人選をすべきです。

しかし何と、その御仁に加担する人もいるようで、ホリエモンの「日本なんてどうなってもいい」的発言には驚かされます。彼は前から国境なんていらない、尖閣諸島も中国に差し出せばいいと言っていました。

今回もブレないスタンスのようですが、あれだけ世間を騒がせ臭い飯を食ったりしても、この人は自分の立っている位置や、バカな事でも自由に言える有り難いシチュエーションが分かっていないようです。

日本というバックグラウンドなくして、どうやって生きていくのかという事に想像力が及ばないのでしょう。日本の恩恵を人一倍受けていながらこの体たらくです。GHQ主導による戦後民主主義の弊害でしょうか。

こういう精神的に堕落した、将来に対し何の展望、希望も持たず、国への帰属意識が薄い若者?が増えている事に危機感を持たざるを得ません。三島由紀夫がいみじくも昭和45年、自決する前に日本を憂いて語った、その状況さえかなりましに思えて来るのです。

「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行つたら「日本」はなくなつてしまうのではないかといふ感を日ましに深くする。日本はなくなつて、その代はりに、無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであらう。それでもいいと思つてゐる人たちと、私は口をきく気にもなれなくなつてゐるのである。」

 

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2017年8月29日 (火)

言語の植民地化に日本ほど無自覚な国はない

 

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 内田樹氏のブログ(エッセイ)を呼んでいて面白い記事に出くわしましたので引用させてもらいます。

http://blog.tatsuru.com/2017/08/26_1054.php

 『中央公論』8月号が「英語一強時代 日本語は生き残るか」という特集を組んでいた。読みでのある特集だった。『日本語が亡びるとき』で問題提起をした水村美苗さんのインタビューが最初にあって、重要な指摘をしていた。

 一つはイギリスのムスリムの女性学者ふたりが日本を訪れたときに水村さんに言った言葉。「その時、彼女らが、『日本では英語がまったく通じない。なんて気持ちのいい国なんでしょう』と言うのです。

 日本においてはみなが日本語で通じ合い、英語で通じ合えることがエリートのサインではない。英語ができる人が威張っており、収入もよく、社会の権力側に立つという構造になっていないと言うのです。

パキスタンでも、インドでも、それからブラッドフォードでも、英語が流暢か流暢でないかによって、階層が作り出されている。現に彼女たちの親は、その英語のアクセントで、たんに言葉が流暢ではないというという以上の意味をもって、差別されている。

私は日本にはそういう構造の社会にだけはなってほしくないし、そうなるのを免れた歴史を大事にしてほしいと思うのです。世界を見回せば、インテリが読む言語は英語で、それ以外の人が読むのが現地語だという国がいかに多いことでしょう。」(水村美苗「言語の植民地化に日本ほど無自覚な国はない」、『中央公論』2017年8月号、中央公論新社、28頁)


「私は最近いよいよごく少数を除けば、日本人は日本語が堪能であればよいのではないかと考えるようになっています。非西洋圏でここまで機能している言語を国語として持っている国は本当に珍しいのです。

エリートも庶民も、全員当然のように日本語で読み書きしているという、この状況を守ること自体が、日本という国の使命ではないかとすら思います。」(同書、29頁)

前半の引用には私は全面的に賛成である。言語(それも会話時の発音)による階層差別をverbal distinction と言う。肌の色でなされる差別と構造的には同じである。口を開けば一瞬でその人が「自分たちの仲間であるかないか」が判定できる。

 植民地というのは宗主国の言語をうまく話すことができる人間と、そうではない人間の間に乗り越え不能の階層差が生じる場所のことである。

 自動翻訳でコミュニケーションのハードルが下がれば異文化との接触機会はむしろ増す。何よりも英語に投じていた学習リソースをそれ以外のものに振り向ければ子どもたちの知的なパフォーマンスは高まる可能性もある。

 英語学習枠組みそのものが根本的に変わると予測されている時に、なぜか日本の教育行政は「小学校から英語を勉強させる」という、悪くすると10年も経たないうちにまったく無駄になる学習プログラム改革を膨大な手間暇をかけて実行しようとしている。同じことは脱原発や電気自動車へのシフトなどの遅れにも見られる。

 最後の意味不明な「同じことは脱原発や電気自動車へのシフトなどの遅れにも見られる。」を除けば、正に我が意を得たりで、日頃思っていた英語に対する疑問点が氷解して行きます。

特にムスリムの女性学者が言った『日本では英語がまったく通じない。なんて気持ちのいい国なんでしょう』は目から鱗でした。グローバル化という言葉に犯され、平和ボケした日本人にはない視点ではないでしょうか。

海外、特にアジアに出張で行くと英語に堪能な現地のエリートに遭遇する事になります。彼らは決まって私の下手な英語に対し軽く見下した態度を取るのですが、苦々しく思っていました。(笑)韓国あたりは完璧でないと認めてくれません。

私も自分の下手な英語の発音にコンプレックスを抱きながら、もう少しちゃんと勉強をしておくべきだった、などと思ったものです。メールの読み書き程度なら何とかなりますが会話は誤摩化せません。

しかし、反面、なぜアジア人同士が第三国語である英語で会話しなければいけないのかという不条理も感じていました。尤も、中国や韓国は日本語が堪能な人も意外な程多く、最悪でも日本語の通訳を用意してくれるので意思疎通に困難を来す事はありません。そこは少し優越感に浸れます。(笑)英語へのモチベーションもその分下がるというものです。

弁解する訳でもありませんが、日本人は相当な学歴を持つエリートでも英語が苦手な人が多い事は確かです。中学から10年間も勉強する意味が問われるというものです。ではなぜそうなるのかと言えば、日本の場合、英語の学習は、ほぼ独立した学問だからではないでしょうか。英語が出来なくても特に困らないのです。

英語圏でない他国の場合は、どの学問に於いても最高の教育を受けるためには外国語である英語が必要になります。つまり自国語に翻訳された英語による図書、文献が日本に比べ極端に少ないのです。そのせいで最高学府で学ぶためには英語が必須になります。英語による授業で英語がしゃべれないのでは文字通り話になりません。

そういう状況に於かれた外国人と、日本語で高等教育が受けられ、日本語でしか学べないジャンルも増えつつある日本人を比較されても困るのです。さらにこちらが要求しなくても仕事の相手が勝手に日本語を話します。

しかしながら、そういう背景を知らない欧米人は、他のアジア人と比べて日本人の英語力のなさを怪訝に思うようです。自分たちの、日本語が出来ない事は棚に上げておいて、決して知能が劣る訳でない日本人の英語力が、なぜここまで低いのだろうと。。

言い訳はこのくらいにして、本題に入ります。(笑)

大東亜戦争の結果、アジア諸国は二度と欧米の植民地に戻る事はありませんでした。戻って来た過去の征服者達に対して武器を持って立ち上がり勝利したからです。

そこに最大貢献をしたのは勿論日本軍で、国からの指示がなくても共に戦ったりもしたのです。日本人兵士達の意識の中に、今の日本人には考えも及ばない崇高な精神が存在していたのは確かなようです。

さて、ここからが重要ですが、欧米列強は独立戦争に敗れたとは言え、意外にあっさりと植民地を手放したのです。日本も戦争に完敗した割には米の植民地化は免れました。なぜなのでしょうか。その気になればもう一度白人支配の、武力で押さえつける世界は再現出来た筈です。

その理由のひとつとして、確かに武力で押さえつける事に対するリスクが増した事は間違いないでしょう。白人に対する見方も変わり500年前のように、赤子の手を捻るような訳にはいかないのです。

Colonbus

(サンサドバレル島に上陸したコロンブス、原住民にとって恐怖の時代が幕を開けようとしている)

従って支配するにしても別の方法が必要になった事は想像に難くありません。ハードな、血を見るやり方でないマイルドな方法が模索されたのは確かでしょう。腕力ではなく頭で支配するのです。そのため、一時的にしろ話の分かる宗主国に化ける必要があります。

元々我々白人はアジアやアフリカを独立させるつもりであったが、第二次大戦がいい機会になった、というようなシナリオに持っていきたいのです。幸い日本という悪役を演じるに絶好な国も登場しました。

日本がアジア諸国を植民地化しようとしたが、米英がそれを阻んだ、というのは分かり易い構図です。それを裏付けるために、日本人に戦後GHQが W.G.I.Pに基づいた洗脳教育を施す事になります。まず日本人に贖罪意識を植え付ける必要があったのです。

都合の悪い軍人や政府要人達は戦犯として処刑され、あるいは教職やマスコミ界からも保守勢力は追放されました。代わりに入って来たのが左翼や第三国人です。そのせいで戦後反日や左翼の日本人が増えた事は間違いありません。

世界マイルド支配シナリオはさらに続きます。宗主国は元植民地のエリート達を自国に呼び寄せ高等教育を受けさせます。勿論英語でです。自国に戻ったエリートは当然、宗主国の影響をたっぷりと受けた政治を展開する事になる訳です。平たく言うと傀儡政権ですね。

勿論主要ポストも英語が堪能なエリート達が占めます。こうして英語が出来るエリートと自国語しか話せない一般大衆との間に埋めることが出来ない断絶が発生するのです。英語は米英による世界マイルド支配のための重要なツールです。

さらにもう一つ重要なツールがあります。それは金融です。物を支配するよりずっと簡単です。途上国に巨額の資金を貸与して、その国に産業を興し、発展させてバブルが醸成された頃に一気に引き上げるのです。そうすると97年のアジア通貨危機のような金融危機が起きて、その国や地域の通貨が大暴落します。

買い叩き易くなった状態で資本が戻って来て金融支配がさらに進むという訳です。それを実行するには世界で通用するドルのような基軸通貨が必要な事は明らかで、金融の自由化も必須となります。

残念ながら言語での支配を免れている日本も金融ではやられっぱなしです。それを継続させるために日本にはデフレが義務づけられているように見えます。つまり日本が経済成長して、この分野でも昔のように米英に逆らう事は許されないのです。

そう考えた時に、日本に於ける今の英語教育や企業の公用語英語化の持つ意味は何かという疑問に突き当たります。それが果たして日本のためなのかというと、全くの逆かもしれないのです。それ自体が本当に必要なのかさえ疑問に思えて来ます。

英語が堪能な事は、それが必須の特殊な職業や趣味の世界を除けば、米英に尻尾を振っているだけの、彼らにとって都合のいい下僕なり下がったに過ぎないという見方が、一方では出来るという事実を知るべきです。

水村美苗氏が言うように、日本人はまず日本語に堪能になる事が肝要で、グローバル化という、常にいかがわしさが付きまとう美名に踊らされてはいけないのです。ガラパゴスと揶揄されようが、守るべきものは守らなければなりません。

「言語の植民地化に日本ほど無自覚な国はない」胸にズシンと響く言葉です。不特定多数に対する英語教育は見直されるべきです。

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2015年12月27日 (日)

このブログについて

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naoさん、コメント欄に書こうかと思いましたが、長くなるので本文の方でお答えする事にします。

まず前回記事の内容ですが、特に迷いはありません。概ね正しいと思っているからですが、書いている内容は常識(経済としての)の範疇だと思っています。特に目新しくもなく、個性的でもありません。

日本始め世界の賢人(識者)の意見を、もちろん全てではありませんが、得られる情報の範囲で私なりに要約するとそういう事になる、と今のところ思っています。従って前にも書きましたが100%自分の考えを述べている訳ではありません。第一そんな事は不可能です。どんな賢人だって誰かの影響を受けます。

教育そのものがそうでしょう。昔からの賢人の考えをまとめたものが教科書であり学術書ですから、人が教育を受けるという事は間違いなく他人の影響を受ける訳です。私がこうやってブログを書けるのもその賢人達のお陰です。

そういう訳で私がブログを書いているのは誰かに自分の意見を押し付ける為ではなく、自分なりの現在の考えが正しいかどうかを確認する為です。正しくなければ反論があるでしょう。その反論が正しければ、当然その意見を取り入れますから私が少しお利口になれる訳ですね。

私がこのブログを書いている目的を述べます。
1)自分の考えをまとめたい。(文章にするとよくまとまります)
2)正しいかどうかを確認したい。(そういう意味でコメントは重要です)
3)少しは社会、いや日本の役に立ちたい。(自分のこれまでの経験や、それなりに培って来た考えを述べる事で何かのヒントにでもなれば幸いです)

主にその三点なので、誰かの意見を受けつけないというのはあり得ない事になります。間違いを指摘されたらどうしようと半分ビビりながら書いていますが、(笑)間違いを指摘されなければ一生正しい事を知る事が出来ない、と思うと勇気が出ます。

ともあれ、間が空く事が多く、しかも変則的であるにも拘らず、このブログには幸いな事に今でも1日200人くらいの人が訪れています。一方的に自分の意見を押し付けるだけのブログに、そこまで人は集まらないのではないでしょうか。

因に、その200人ですが、30台を中心とした大企業、大学を中心とする教育機関や官民の研究機関の方が多いようです。しかもその99%が男性です。(笑)これらの情報はブログ管理者だけが閲覧出来るようになっています。もちろん個人名を特定する事は出来ません。

そういう訳で1%に過ぎない女性は貴重なのです。naoさんをひいきさせていただいているのはそのせいもあります。某ブログのコメント欄以来の付き合いであるという事も大きいです。ご自分の考えとかなり違うであろう私のブログに折角来ていただいているのですから大事にしない訳にはいきません。

勿論おっしゃる通り、私の考えに同調されてコメントを書いていただいている方達はとても大切ですし有り難いと思っています。何より励みになります。

だからと言って、どこかのブログのように異論を唱える人を疎んじたり、寄ってたかって攻撃し排斥するようなブログにだけはしたくないのです。幸いそういう事実もないようです。至ってジェントルで穏やかではないでしょうか。

従って真面目な議論は大いにしていただきたいし、それによって何かが変わる?生まれる?いずれにしても建設的な方向に行くならばブロガー冥利に尽きるというものです。そういう考えでおりますので皆様今後とも宜しくお願い致します。

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2015年7月21日 (火)

みたままつり

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先週靖国神社の御霊祭り「みたままつり」に行って来ました。6時前だと言うのに結構な人混みに驚かされます。老若男女に白人系外国人が多いのも意外です。何しに来ているんだろう??米人だとしたら、その度胸は大したものです。舐めてるだけかもしれませんが、日本人として愉快な気はしません。(笑)

見ていると鳥居の前でお辞儀をせずに平気で通過し、しかも参拝する訳でもなく、結局ただたむろして飲み食いしているだけの若い男女がいますが、こちらも何しに来ているんだろう??

今年からは屋台が出ていないので、その分はスッキリしています。参道が広く使えていいんじゃないでしょうか。8月15日に正式に参拝に来る予定ですから、この日は人間ウォッチングがメインでした。終戦の日の顔ぶれとは随分と違う気がします。

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外国人女性も目立つ。ただ物珍しいから来ているのでしょう。

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3万を超えると言われる提灯の列は迫力があります。

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若い浴衣の女性が目立ちます。

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