日記・コラム・つぶやき

2022年7月 8日 (金)

百済系渡来人による日本乗っ取り(後編)

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---ワクチンを打つ打たないを決めるのは個人の権利---

 
 前回からの続きになります。

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(余程ビビっていたと見えて、短期間に作った水城は大掛かりなものだったようだ。下の画像が現在残る水城跡)

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ところで、この防衛施設が完成したのは記紀によると664年とされていますが、それは妙です。敗戦後に工事を始めたのでは、とてもじゃないけど1年では不可能です。

これより規模が遥かに小さい大山古墳でさえ大林組の試算によると二千人の作業者で15年かかると言います。しかも太宰府の周囲に51キロにも及ぶ大城壁(土塁?)まで出来ているのですから、1年や2年の工期でないのは自明です。

常識的に考えれば敗戦の前に完成していたと考えるべきです。敗戦後は唐から戦後処理のための使者郭務悰(WW2で言えばマッカーサー?)が二千人と言われる占領部隊(GHQ?)を引き連れて太宰府に来ており、その眼前で防衛施設が作れる筈もないのです。

従って記紀の記述は信用出来ず、7年のずれがあると言う最近の解釈が信憑性を増します。記紀はこの7年に何かを隠したのです。天皇の出自を誤魔化すためか?

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(万里の長城には遠く及ばないが、周囲に城壁をめぐらせたという事実は何を物語る?NHKの正月番組ブラタモリで取り上げた太宰府の羅城。)

さらに、なぜ地方都市の一つでしかない太宰府に、かくも大掛かりな防衛施設を築いたのかというのも疑問です。京都や奈良にはその形跡がないのにも拘らずです。と言う事は、実は太宰府は日本の首都だったのかもしれません。天智天皇の居城はそこにあって采配を振るっていたのではないでしょうか。

さて、唐からの戦争責任を問われる張本人の天智天皇ですが、667年に近江に逃れたり忙しい日々を送っていたと言います。結局は責任を旧大和国になすりつけたか、上手くかわす事が出来たようです。

前述のように669年には落馬で治療中の中臣鎌足を見舞い、大織冠と藤原姓を授けているのです。大織冠は自分(豊璋)にも与えていますが、中大兄皇子=豊璋とされるのを避ける方便だったのかもしれません。

話は遡りますが、中臣姓、藤原姓というのは記紀には出てきません。中臣という姓はある調査によると、元々は卜部という神職についており皇室の政治に関与する地位にあったと言います。

興味深いのは5世紀に大陸から亀卜(占い)をもたらした帰化人を国造(クニノミヤツコ)中臣氏の成立と共に支配下に置いたと言う「中臣本系帳」の記述です。

そうなると邪推かもしれませんが、背乗りの可能性が頭をもたげます。改竄可能な立場にあった記紀に中臣家を大化の改新まで登場させないのは、書くべき事が何もなかったからなのかもしれません。大化の改新以降の立場を有利にする改竄は可能でも、ない歴史をゼロから作る事は難しいのです。

そこで気になるのが大陸から伝来したと言う、亀の甲羅で占いをする「亀卜」です。大陸とはこの場合おそらく朝鮮半島を指します。それはそれまでの日本になかった事を意味するし、霊媒師として故人や神の声を代弁していたと言う卑弥呼の鬼道などとも趣を異にします。

いやいやこれはまた驚きの新発見です。現在の天皇家が行う皇位継承の一大行事である大嘗祭用の供物の米を選ぶのは亀卜による、とされています。しかし、その亀卜は5世紀までは日本になかったのです。それまでの天皇家の占いは亀ではなく鹿などの動物の骨を使っていたと言います。

と言う事は、天皇家のルーツはそれ以前日本に存在していた天皇家とは別系統かもしれないのです。これはまたすごい話ではないでしょうか。亀卜のルーツは秦の前身と言われる殷だそうですが、殷の末裔と思われる徐福の、鬼道ベースの道教とは別物のようだし、謎が深まります。

いずれにしても今回はっきりしたのは百済系渡来人によって645年に大和は乗っ取られたという事実です。ただ、天智天皇崩御後壬申の乱で蘇我氏(天武天皇)側が捲土重来を果たし、皇位を取り戻したのも確かなので、百済の血統が今日にまで至っているかどうかは不明です。

一つ言える事は、一時的に没落した藤原氏が文武天皇に不比等の長女(宮子)を嫁がせる事により重要なポジションに返り咲いているので、百済系が朝廷の敵として全て排除された訳ではないようです。むしろ上手く大和国、いや日本国に溶け込んでいったのです。天武天皇としてもその方が好都合だったのでしょうか。

だからこそ、その後血で血を洗う皇位継承者争いが後を絶たなかったのです。祟りを恐れた勝者側によって日本国中に建立された鎮魂のための神社がそれを物語ります。

もちろん後ろで糸を引いていたのは藤原氏で、藤原京(学術用語)に藤原宮(皇居)まで作るのですから、大したものです。その後ろめたい気持ちがあるから、自分の墓は目立たないようにしたのかもしれません。

まとめ

1)藤原鎌足は百済からの渡来人で、同じく百済王族の豊璋と組んで日本でクーデターを起こし、大和を乗っ取った。(大化の改新)その後大海人皇子の逆襲に遭うが、この事を壬申の乱と乗っ取った側が言うのはおかしい。

乱とは秩序破壊あるいは反逆を意味するので、正当性のある側が起こした原状回復の戦いは乱ではなく聖戦、あるいは平定、鎮圧である。不比等は記紀で乱という言葉を使ったが、自分達に正当性があると言いたかったのだろう。

2)今の天皇家は大嘗祭などで亀卜を行なっていると言うが、それが日本に入ったのは5世紀である。と言う事は神武天皇以降5世紀までの天皇の血統と同じである可能性は低いと言わざるを得ない。

3)7世紀の大和国の首都は東アジア最大の羅城と言われた太宰府であり、北九州が大和国の中心であった事が窺える。水城の成立年代を調べるために行なわれた三層の敷粗朶(シキソダ)の放射性同位体(C14)によると、240年、430年、660年が検出されており、卑弥呼の時代に既に水城が存在していたようだ。660年は補強工事だったかと思われる。

4)水城の成立年が意味するのは邪馬台国はやはり北九州にあったという事で、太宰府はその後も継続して日本の中心だった可能性が高い。3世紀に「倭は国のまほろば」と詠んだ日本武尊(ヤマトタケル)が見た倭の風景は畿内ではなかった。「たたなずく青垣、山籠れる 倭し麗し」と続く文言からはどちらとも取れる。

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2022年7月 4日 (月)

百済系渡来人による日本乗っ取り(前編)

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---ワクチンを打つ打たないを決めるのは個人の権利---

 過去記事「天皇家の血統(万世一系は本当か?」の中で「中大兄皇子こと扶余勇、中臣鎌足こと扶余豊璋が645年に大化の改新、乙巳の変を起こし、蘇我氏や聖徳太子一族を滅ぼしました。」と書きましたが、実際は扶余豊璋の方が中大兄皇子だったかもしれません。その場合中臣鎌足は豊璋とは直接血の繋がりのない百済王族「翹岐」という事になるようです。

先日ネットで、たまたま帝塚山大学考古学研究所が作った動画を観ていると阿武山古墳の話をしていました。1934年に京都大学によって偶然発見されたこの古墳は、天皇の古墳とは違って、規模も小さく目立たなくする事が目的かと思えるほどの地味なものだったようです。

大きな石で囲まれた墓室の中には黒い漆塗りの棺があり、中の様子も確認されたのですが、111日後に内務省の指示で元の状態に戻されたと言います。戦前の話ですから色々不都合な事があったのかもしれません。

時は半世紀近く流れて1982年、国立大にはよくあると言う京大の「開かずの間?」でこの件に関する貴重な資料が発見されました。当時のレントゲン写真他の資料ですが、それらを分析した結果は驚くようなものだったのです。

それによると被葬者の右肘の関節が変形していて、肋骨も数本折れている事が分かりました。さらに背骨に圧迫骨折痕が見られるので、大きな事故にでも遭ったのかもしれません。それを見た整形外科医の分析は以下のものです。

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(右の小さい画像が健常人の肘)

当たり前のように「この人はテニスプレイヤーですね?」と言われたそうです。右肘を長年酷使している場合、そういう例が多いと言います。肋骨の骨折に関しては死後ではなく、骨折後3ヶ月は生存していた形跡があると言うのです。棺や副葬品などからAD7世紀頃のものだと分かっていたので、流石にテニスプレイヤーというのはあり得ません。

その副葬品ですがレントゲン写真を精査した結果、金糸の刺繍のある烏帽子のようなものが確認されました。それをさらに掘り下げていくと、どうも当時朝廷から功労者に与えられた大織冠という冠に行き着くのです。(下の画像参照)

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(手前の緑色の物も副葬品で、玉枕と言う。日本にはなかった高度なガラス成形技術で作られている。被葬者の出自を窺わせる。)

大織冠を授かった人は日本広しと言えども二人しかいません。藤原鎌足と、当時人質として朝廷が百済王から預かっていた王子、扶余豊璋だと言うのですからビックリです。思わぬ大物が掘り当てられたようです。

当時百済が日本(倭国)の領土である任那を度々侵していて、蘇我馬子大王は頭を痛めていたと言います。そこで蘇我入鹿大王の時に百済武王の息子二人を人質として差し出させました。豊璋と弟の塞上ですが、二人は入鹿大王の子である大海人皇子(後の天武天皇)と共に分け隔てなく育てられたと言うのです。

その後豊璋は中大兄皇子と名乗りますが、その時期は不明です。6歳で人質となった豊璋は18歳の時(643年)に法興寺で催された蹴鞠の会で中臣鎌足)と出会い、意気投合して乙巳の変を企てるのですが、お互いが百済人であることを知っていたからこそではないでしょうか。これは偶然とは言い難く、岐が仕組んだ出会い劇ではないかと思われます。つまり豊璋は最初から意中の人だったのです。

岐は百済からの島流しという口実でその3年前に日本にある目的を持って上陸していました。当時百済からの難民や亡命者が多く、その殆どは不純な目的と解釈され追い返されていたそうです。つまりその時代の大和政権は百済に対しては優位な立場にあって何の義理もなかったと思われます。

という事は4〜5世紀に渡来して崇神王朝の済に入婿したと言われる百済王族の昆支(応神天皇)を祖とする蘇我氏のルーツは、新羅経由の秦氏系である可能性もないとは言い切れません。

あるいは王子の大海人と言う名からすれば安曇氏系なのか?因みに天武天皇の妃の一人は尼子娘と言って海人族(安曇氏系)である事は一目瞭然です。これは天皇系のルーツに関する核心に迫る大問題ですが、解明するには宮内庁という難関が立ち塞がります。

いずれにしても新規渡来人が先住渡来人政権を倒そうとしたのは間違いありません。しかもそれは成功しました。大化の改新と大見得を切るくらいですから大成功だったのです。だからこそ、この二人が百済系新政権(大和朝廷)から大織冠を授かる訳です。

点と線がつながってきました。ところで中臣鎌足は弓の名手だったと言います。しかも藤氏家伝によると狩の途中落馬して重症を負ったと言うではありませんか。どこかで聞いたような話です。

落馬後3ヶ月は生存しましたが、天智天皇から大織冠を授かる1日後に亡くなったと言うのですから、阿武山古墳の被葬者の遺骨の分析結果と見事に合致して来るのです。テニスエルボーはボウエルボーだったのです。

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大化の改新として我々が散々見せられて来た犯行現場イラスト(江戸時代に描かれたというが、事実とは異なるようだ・上の画像参照)を見ても中臣鎌足は弓を持って控えているように見えます。

首を刎ねているのが豊璋(中大兄皇子)で、刎ねられたのが蘇我入鹿大王です。後方に見えるのは皇極天皇と言われていますが、中大兄皇子の母親という触れ込みです。

点と線が繋がり、さらにそれが時空を越え、クリアな面として見えた瞬間でした。渡来人テロリスト藤原鎌足は1353年前に確かに存在していて、大化の改新の功績を認められ大織冠を授かったのは紛れもない事実なのです。この重大発見はなぜか日の目を見ていません。

ところでテロ実行犯の片割れ扶余豊璋ですが、父である武王が死亡し百済が唐との戦いに敗れた後の661年に次期大王を請われて百済に戻っています。それも5000人の大和軍護衛部隊を引き連れてというのですから、その扱いはやはり次期大王級です。

その後豊璋は行方をくらまします。そもそも衰退して周りを敵に囲まれた国の大王になるつもりはなかったのです。高句麗にいたところを唐軍に見つかり、唐へ連行されたという説もありますが、おそらくそれは実兄?で事実は中大兄皇子に成り代わって大和へ戻って来たと思われます。

しかしながら故国への想いは強かったのか、あるいは660年の敗戦で大挙亡命してきた王族、貴族らに押されてか、663年の白村江の戦いに大和から大軍を送る事になります。およそ5万と言われる大和軍を推定千隻の軍船で三波に分けて派兵するのですからすごい話ではないでしょうか。

その当時の日本の人口は400〜500万人程度だと思われますから、今の人口比で言えば25倍、120万に相当します。それらを乗せるだけの船があった事だけでも驚きですが、援軍として海外まで大軍を送って勝てる見込みのない戦争をするというモチベーションが理解不能です。肝心な支援先の百済には敗残兵しか残っていないのです。

対する唐・新羅連合軍は18万とも言われますが、水軍は七千人程度と大した数ではなかったようです。それにも拘らず、突撃しか能のない大和軍はたちまち400隻余りを失いあっさりと敗退する事になりました。

その責任はもちろん後の天智天皇である中大兄皇子にありますが、唐からの追求を逃れるために烽火・防人を設置し太宰府には水城等、大規模城壁を築いた事は歴史的事実として今も残る遺跡が証明しています。

長くりましたので続きは次回とさせて下さい。

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2022年6月20日 (月)

天皇家の皇祖神の正体

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---ワクチンを打つ打たないを決めるのは個人の権利---

 
 前々回、宇佐神宮に祀られている比売大神は百済系渡来人に滅ぼされた海人族である卑弥呼の事であり、それ故に祟りを恐れた百済系天皇家が手厚く宇佐神宮に祀ったのであって、決して主祭神としての扱いではなかったと書きました。

実際にそういう事を言っている歴史学者もいるので、大した根拠もなくその考えを否定するつもりはありません。しかしながら今回全く正反対の事を言っている識者がいるのを知りました。

そこで早速ですが、この件を掘り下げてみたいと思います。つまり、今の天皇家が主祭神として崇めているのは、ルーツが同じである応神天皇ではなく、比売大神(卑弥呼=天照大神)の方かもしれないと言うのですが、その根拠は何でしょうか。

日本神話によると天照大神は素戔嗚の乱暴な素行に耐えかねて天の岩戸にお隠れになります。その結果世界が暗くなる(皆既日食)のですが、何とか明るさを取り戻したいと願う臣下達が侃侃諤諤一計を案じます。

結論としては天鈿女命の裸踊りを採用するのですが、バカ騒ぎに何事かと顔を出した瞬間、力持ちが天岩戸をこじ開けて天照大神を引きずり出すというシナリオでした。かくして明るい世界が戻るのですが、どこかで聞いたような話です。

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日本語で「隠れる」は皇族の死を意味する場合があるのはよく知られています。つまり、この話はキリストの死と三日後の再臨をイメージさせるのです。再臨の日付も12月25日と暗示的です。そこで考えなければいけないのは、この神話は誰によっていつ頃書かれたかです。

古事記は元明天皇の時代、天武天皇の命を受けた太安麻呂によって編纂された事は分かっています。時期は7世紀後半から準備され712年(諸説ある)に完成を見ました。内容は神話も含めた初代から推古天皇までの天皇家の歴史です。しかしそれは渡来人達が400年以上も昔の出来事を熟知していなければ書けない内容なのです。

さらに言えば、キリストの死と復活劇をも知っていた可能性があります。いくら有名なキリストとは言え、通信手段の貧困な時代、現地とは数万キロも離れているのですから、知っていた人は先祖代々のキリスト教信者か関係者以外には考えられません。

日本で言えば空海のように、海外で修行をしてきた宗教家であれば分からないでもありませんが、古事記編纂に携わった稗田阿礼も太安麻呂も、日本書紀の舎人親王も、また改竄を指示出来る立場にあったと言われる藤原不比等にもそういう経歴はなさそうです。

ところでその空海ですが、遣唐使として唐で仏教を学んできたのは周知の通りです。結果的には真言密教として日本に伝えました。ただ、その真言密教ですが、どうも匂うのです。景教の影響を強く受けているのではないかという説があります。

景教とは当時中国で長安を中心に布教されていた、ネストリウス派のキリスト教の事です。つまり遣唐使として唐を訪れた空海が現地で景教を学んだのだとすれば、イエズス会のフランシスコ・ザビエルが日本にやって来る700年も前に、キリスト教は、表向きは仏教として日本に伝わっていた事になるのです。

しかし、記紀が編纂されたのは空海が唐から真言密教を伝える前です。さて、分からなくなりました。(笑)という事は、キリストの話はやはり渡来人自身がよく知っている話かもしれないのです。それも自国の神話に盗用するのですから、また聞き程度とは思えません。

つまり3世紀あたりから断続的に渡来して来た弥生人のルーツは東アジアではないという説が真実味を帯びて来るのです。応神天皇やその子、仁徳天皇の古墳が旧約聖書に出て来る三種の神器の一つであるマナの壺の形をしているのは前回述べました。

さらに伊勢神宮にあると言われる八咫鏡には「ありてあるもの」という言葉がヘブライ語で書かれていて、それはイスラエルの民を従え40年の放浪の旅に出たモーセが、神にその名を問うた時に、神が「私はありてあるもの」と答えたところから来ていると言うのですからびっくりです。

この話は旧約聖書に書かれていて、ユダヤ教徒や原始キリスト教徒はそれをバイブルとしていたのです。ご存知のようにキリスト教はユダヤ教から派生しました。従って三位一体の「父と子と精霊」の子はキリストで、父とはヤハウェを指します。

話は空海に戻りますが、驚いた事に真言密教でも僧侶は袈裟の中で十字を切ると言うのです。それは「父と子と精霊の御名によってアーメン」と唱和しているのではないかと思わせます。やはり空海がネストリウス派キリスト教を学んで来たと言うのは事実かもしれません。

それを裏付ける唄があります。空海によって作られたと言う「いろは唄」には重大な秘密が隠されていたのです。

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最下段を右から左へ読むと「とかなくてしす」(咎なくて死す)と読めます。イエス・キリストは何の罪(咎)も犯さないのに人々の罪を一身に背負って死刑になりました。次に最上段を右から読むと「いちよらやあゑ」(一張羅ヤハウェ)となりますが、これは最高神ヤハウェを意味するのです。

また右上、左上、左下と隅を読んでいくと「いゑす」(イエス)となりますから、この唄はよく出来ています。全てキリスト教に通ずるフレーズなのです。つまり、論理の飛躍かもしれませんが、天皇家の皇祖神である天照大神とは、ひょっとするとキリストと同格の神様かもしれないのです。あるいはキリストそのもの?

さらに真言宗の大日如来、仏教の弥勒菩薩も原点が太陽神で同じとすれば、宗教に関する様々な謎が氷解していきます。各宗教にある再来や再臨、あるいは輪廻転生がキーワードとなるのです。

百済系渡来人扶余や、それとほぼ同族の秦氏、あるいは天照大神をどうしても女神にする必要に迫られた持統天皇が宗像3女神である比売大神(卑弥呼)にキリストのイメージを投影し、隠れた信仰の対象としたのではないでしょうか。だからこそ宇佐神宮を最高格の神社として重用したのです。

ところで宇佐神宮が採用している参拝作法の二拝四拍手一拝は出雲大社と宇佐神宮だけだそうです。諸説あるようですが、非業の死を遂げた神様に対しては通常の二拍手から四拍手になると言うのです。出雲大社の主祭神大国主命は天孫族に滅ぼされ国譲りをしたと思われるので、その考え方に無理がありません。

宇佐に祀られる応神天皇も蘇我氏系と思われるので乙巳の変で継体天皇系扶余族に滅ぼされた経緯があり、やはり悲劇の大王家と言えます。しかし狗奴国(大和)との戦いに苦戦し、その責任を取らされて殺されたと言う(岩戸に隠れた)卑弥呼もまた、非業の死を遂げているのです。

ところで疑問が湧くのですが、同じ天照大神が祀られているという伊勢神宮内宮は二拝二拍手一拝です。さらに歴代天皇のほとんどが参拝されません。なぜそこまで冷遇されるのか謎は尽きませんが、そのヒントは斎宮にありそうです。

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天武天皇の時代に、祟りを恐れる天皇家は鎮魂のため内親王あるいは女王を斎王(巫女)として伊勢に常駐させて奉仕させる制度を確立させました。そのための施設が斎宮で、その従事者が500人という大所帯だったようです。斎王はひたすら祈りを捧げるだけの毎日で、一人の乙女として恋をすることも許されません。

そこまで恐れるというのは余程の事と思われます。しかし、その対象が天照大神というのは解せないのです。自らの皇祖神をなぜそこまで恐れるのか・・穿った見方をするならば、主祭神天照大神というのは隠れ蓑で、実は他の神様なのではないでしょうか。

そう考えた時に、真っ先に思い浮かぶのは百済系天孫族(天津神)に国を譲らされた出雲族の国津神、大国主命です。この神は三輪山の大物主、あるいは神武天皇が大和で滅ぼした元祖天孫族の饒速日と同一人物と言う説があります。それなら腑に落ちるのですが、参拝作法が普通の二拝二拍手一拝なのが引っかかります。

いずれにしても、身内の姫を差し出すのですから、相手は相当な大物である事は間違いありません。伊勢神宮内宮のスケールもそれに見合ったものとなっています。ところで内宮と言えば外宮なのですが、外宮に祀られているのは卑弥呼の跡を継いだ卑弥呼の宗女台与ではないかと言われています。

表向きは豊受大神となっていますが、天照大神の衣食住の世話をしていたと言われているので、卑弥呼に対する台与と考えれば無理はありません。では内宮外宮はその通りの組み合わせなのかと言えば、前述のようにそれを否定する説も存在するのです。

台与は卑弥呼亡き後、邪馬台国(倭国)女王として君臨した事になっていますが、実際は不幸な人生を送ったようです。前述の否定説によると二回りも三回りも差がある大国主の妻にさせられたと言うのです。これならストンと腑に落ちます。(笑)

つまり伊勢神宮はいつの間にか大国主と台与のための神社となっていたのです。それじゃ天皇が行かない筈だし、四拍手もない訳です。だって年中、未婚女性である斎王の奉仕を受けて、さらに元愛妻と同居に近い待遇という十分な扱いをしている訳ですから、そこに落ち度はない訳です。

しかしそうなると宇佐神宮の方も考え直さなければならないかもしれません。比売巫女は卑弥呼で決まりだとしても、応神天皇と神功皇后が怪しくなって来るのです。女傑エピソード等でその存在に疑問符がつく神功皇后は実は創作の産物で台与の事ではないかと言う説が頭をもたげて来ます。

もし神功皇后が台与なら、応神天皇とされている祭神はその息子と言うより、夫であった大国主かもしれないのです。しかしそれでは3人とも百済系渡来人の敵という事になります。よく分からなくなって来ました。

この件、もう少し深掘りをする必要がありそうです。いずれにしても簡単に答えが出るとは思えません。確度の高い新情報の出現を待ちたいと思います。

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2022年6月 3日 (金)

天皇の血統(万世一系は事実か)

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 天皇家の起源は記紀によると神武天皇が即位した紀元前660年(皇紀)とされていますが、それはなさそうです。初期には在位期間がやたらと長い天皇(存在が疑われる)が数多くいて、意図的に伝統ある古い国と見せかけた節があります。記紀が編纂された当時の大国であった唐に対して見栄を張り、対等に接しようとしたからなのかもしれません。

戦後調査したGHQは仁徳天皇以降が史実で、それ以前は神話と決めつけています。戦前は盛んだったと言われる「日ユ同祖論」に関する文献をことごとく焚書にし、仁徳天皇綾や剣山まで調査の手は及びました。日本人の祖先がスファラディ系ユダヤである事が、アシュケナージ系ユダヤと言われる米指導層にとって余程都合が悪かったと見えます。

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(天武天皇の命を受け、藤原不比等が編纂したのが古事記と日本書紀〜勝者の歴史書か)

いずれにしても、天孫降臨はそんなに古い話ではありません。天地創造の昔のような錯覚を抱かせますが、大陸から徐福が来日したBC2〜3世紀頃に重なるのです。この時に縄文系である出雲族から国譲りをされて、日本に統一国家(邪馬台国)らしきものを作ったと思われます。天照大神(最初は男神)のモデルは徐福集団の中にいたとしても不思議はないのです。

ところが歴代天皇は主祭神が天照大神である伊勢神宮に参拝しないと言います。八幡総本宮である宇佐神宮に対する対応、姿勢とは大きな差があるのです。この時点で万世一系に疑問符がつきます。 邇邇芸や天照大神を皇祖として認めていない事になるのです。

その宇佐神宮には応神天皇とその母君神功皇后(女傑)が祀られていますが、もう一人祀られている比売大神との関係がよく分かりません。比売大神は近年、卑弥呼、あるいはそれをモデルにした天照大神だとも言われていますが、それなら尚の事、三人を並べて祀る意味が分からないのです。

なぜなら3世紀頃、朝鮮半島(百済)からやって来た渡来系である応神天皇側が卑弥呼の邪馬台国を滅ぼした(あるいは乗っ取った)のではないかと思われるからです。

ただ、祟りを恐れた応神天皇の子孫が卑弥呼の霊を鎮めるために一緒に祀ったとすれば、祟りを信じていた当時としては十分あり得る話ではないでしょうか。第一殿の応神天皇と第三殿の神功皇后で両側から第二殿の比売大神(祟り神)を挟んで封じ込めるような形になっているのは、その証と思われます。

因みに伊勢神宮を参拝したのは持統天皇と明治天皇だけと言われていますが、明治天皇の場合は政治的意味合いが強いと思われます。現人神として軍国主義を進める上で、色々な意味での神格化は必要だったのではないでしょうか。

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(天皇家の起源に関しては記紀よりもウエツフミの方が詳しく書かれていると言う。ウガヤフキアエズ王朝の記述は記紀にはない。)

縄文晩期〜弥生時代にかけて日本に渡ってきた弥生系集団は大きく分けて三集団あります。そのどこかで天皇の血統が入れ変わっていても全く不思議はありません。

第一弾は前述の徐福(道教の方士)グループです。不老不死の薬を探しに行くと秦の始皇帝を騙し、紀元前2〜3世紀頃、最初は若狭湾、次に北九州と二度に渡って、計数千人の単位で上陸しました。技術者グループと成人前の若い男女が中心だったと言われています。

吉野ヶ里環濠集落を築き、周りを制圧していった彼らこそ邪馬台国(実は倭国)卑弥呼の祖先と思われます。そのヒントは卑弥呼(姫巫女?)が行なっていたという鬼道(一種のシャーマニズム)です。道教もまた鬼道がベースで秦の前身と言われる殷時代に盛んに行われていたと言うのです。

第二弾は3〜4世紀で、その最も多いグループは新羅経由で集団帰化した秦氏です。秦の始皇帝の末裔を自認し、土木、養蚕、機織り等の技術者集団でした。馬を初めて日本に連れて来たのも彼らだと言われています。

政権中枢に近づいた彼らは平安京の立役者で、日本全国に当時現存在していた神社乗っ取りも含め 8万もの八幡神社、稲荷神社を建立しました。空海も秦氏ではないかと言われていますが、神仏習合を推し進めたのが秦氏かもしれません。

景教徒(ネストリウス派のキリスト教)であった彼らは日本の神道がユダヤ教をベースとしている事に気づき、宗教的に争う意味がない事を悟ったのではないかと思われます。神道も仏教もイスラム教もキリスト教もユダヤ教の影響を強く受けたと言う説を否定する根拠を見つけるのは困難です。

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(ユダヤ教のシンボル、6芒星はダビデの星、籠目マークでもあり、かつて伊勢神宮の灯籠に刻まれていた。)

第三弾は日本存亡の危機となった663年の白村江の戦い前後に百済から大量にやって来た騎馬民族扶余で、侍の原型がこの時形成された可能性があります。彼ら(中大兄皇子こと扶余勇、中臣鎌足こと扶余豊璋)が645年に大化の改新、乙巳の変を起こし、蘇我氏や聖徳太子一族を滅ぼしました。

扶余のルーツはユダヤ人と同化した獰猛さで有名な騎馬民族スキタイで、これが東大、江上波夫の「騎馬民族征服王朝説」の根拠とされています。右翼が嫌いますが、その可能性は高いです。因みに天智天皇の弟とされる天武天皇の時に天皇という呼称に変わりましたが、その前は大王でした。

大和から日本という国名になったのもこの前後だと思われます。扶余が百済にいる時代に朝鮮半島を指して「日が昇る国」と中国から呼ばれていたそうです。唐と新羅の連合軍に敗れた百済(扶余)が同族が待つ日本を次の居住地と定めた事に特に違和感はありません。

 さて、現在の天皇家ですが、明治維新でそれまでの北朝の系統からすり替わったという説が有力です。長州の下級武士だった南朝の末裔、周防国熊毛郡田布施郷出身の大室寅之助は同じく田布施出身の伊藤博文らによって担ぎ上げられ明治天皇となります。正統とされる北朝の孝明天皇の皇子である睦仁親王とは顔も体(大男)も似ても似つかなかったと言われているのです。

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(南朝の末裔と言われている明治天皇こと大室寅之助)

これ以降、日本は田布施出身の政治家によって統治される事になります。最近では安倍晋三氏が山口県の田布施町出身です。天皇家と安倍晋三氏の関係は驚くような事実があると言われていますが、確かな情報とは言い難いので今回は触れません。

ところで、大室寅之助が南朝、後醍醐天皇の末裔と思われるのは、皇居前広場に北朝から見れば国賊である筈の南朝の忠臣、楠木正成像が設置されている事によります。江戸遷都も、すり替わりの事実を隠すためと考えるのが妥当です。明治維新、東インド会社(英国)傀儡のクーデター政権としては操りやすい国家の象徴としての天皇が必要だったのでしょう。

ただ今上天皇が本当に後醍醐天皇の血を引いているかどうかは調べようがありません。(利権集団である宮内庁が許さない)日本人としては信じていた方が何かと好都合かもしれませんが。

まとめ

徐福の血が、一説によると縄文系とさえ言われる今上天皇まで続いている可能性は低いです。裏の建前としては応神天皇あたりから血が繋がっているとしたい?のかもしれません。なぜなら、崇神天皇、応神天皇、さらに初代と言われる神武天皇は同一人物である可能性が否定出来ないからです。時期と行動、人物像が重なります。しかし、これも大化の改新で寸断された可能性は否定できません。

しかしながら徐福も秦氏も、あるいは扶余にしても、そのルーツはシュメール(メソポタミア)に繋がる可能性は高いのです。なぜなら初代である神武天皇を「カムヤマト・イワレビコ・スメラミコト」と言った事に対し、この三集団とも抵抗している痕跡がないからです。

 歴史の表舞台から忽然と姿を消したシュメール人は、エジプトを経由しモーセに率いられ長い放浪の旅の後、エルサレムに辿り着きイスラエル王国を建国しました。その後、神の怒りに触れ?権力闘争が起き北イスラエル王国と南ユダ王国に分かれる事になります。

しばらくは繁栄を謳歌したようですが、アッシリア、バビロニアに滅ぼされた後アケメネス朝ペルシャのキュロス二世(八咫烏のルーツか?)によって解放されます。しかし、その後の行方が分かっていません。失われたユダヤの12支族は、おそらく旧約聖書の予言に従って、東進を続け日本にまで辿り着いたのではないでしょうか。

その約束の地(日本=ミズホラ)に降り立ったそれぞれの集団には末裔がいます。徐福集団は物部氏や海部氏として存在感を示し、のちに秦氏と同化(擬態か?)していったのです。言葉が通じたという、その3グループの人達が自分達のルーツを知っているからこそ、記紀の時代に定められた初代天皇の呼び名に異論を唱えなかったのです。

「カムヤマト・イワレビコ・スメラミコト」の意味はヘブライ語で「神の民の上に立つユダヤの第一王子でシュメールの尊い人」です。(諸説あるが大差ない)つまり個人レベルはともかく、民族的な意味での血は継承されているのかもしれないのです。

因みに伊勢神宮には三種の神器の一つ、八咫鏡が祀られていると言いますが、そこには「ありてあるもの」とヘブライ語で書かれているそうです。それはモーセが神に名を尋ねたところ、私はありてある者だ、と答えた事から来ていると言います。

一般的に神はヤハウェという事になっていますが、どちらも固有名詞ではありません。なぜなら神は人格ではないからで、全てのものに宿る抽象的な存在だからです。

 また前方後円墳と言われる応神天皇陵、仁徳天皇陵は旧約聖書に出てくるイスラエルの三種の神器の一つであるマナの壺の形をしています。マナ(マンナ)とはマンマ、つまり食料のことで、籠目神社か伊勢神宮外宮にあるとされる真名之壺、さらに伊勢神宮外宮 の主祭神である女神、豊受大神(食料、穀物を司る)に繋がって来るのです。

 蛇足になりますが、Y染色体ハプログループを調査した結果、1世紀あたりからD1b1a2が優勢となっているようです。6世紀以降はO 1b 2a1a1が優勢になるのですが前者が天之忍穂耳命、つまり事実上の皇祖(徐福Gの誰か)で後者が藤原氏ではないかと言われています。

 10世紀あたりからは再びD1b1a2が優勢になりますが、天皇家がDNA上でも捲土重来を果たしたのかもしれません。これが事実なら万世一系の根拠にはなり得ます。全てはあくまでも仮説に過ぎません。

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2019年2月16日 (土)

政治家に言論の自由はあるのか

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 前回の記事で桜田五輪担当相の発言を批判したところ、同じように批判している人が多いと見えて、彼の全ての発言を聞いたなら、問題とされている発言が、特に問題のあるものではない事が分かる筈だという反論が、他のブログやSNS で翌日展開されていました。主に左翼の批判に対し、保守系が擁護する形です。

?? そうでしょうか。いくら美辞麗句を並べても最後の一言で全てがパーになるケースは多々あります。それを言っちゃお終いよ、ていう言葉が必ずあるのです。いくら言論の自由が保証されているからと言って、場所柄もわきまえず思った事を何でも言っていいという事ではありません。特に責任ある立場の人の言葉は重いのです。

その重さを感じない、あるいは理解しない感性の人に責任ある立場、役職は務まりません。私などがここで何をほざこうが、大した問題にはなりようがありませんが、大臣ともなると注目度、影響度の点で桁違いなのです。

さらに、失言を待ち受けている野党、メディア等の反政府活動に余念がない悪意の連中がいて、亊あるごとに大騒ぎをするのは分かりきっている筈です。その中でのあの発言は余りにもお粗末だしプライオリティがデタラメと言わざるを得ません。あくまでも優先すべきは選手の体、健康です。後はどうでもいいと言ってもいいくらいです。

例えば身内(五輪関係者)だけに対して、「がっかりしたなあ、ムードに水を差さないか心配だ」と言ったのなら不謹慎だと思いつつも、誰も咎めなかったでしょう。要するに立場の違い、敵味方の区別もつかず、うっかり本音を言ってしまった訳です。バカじゃなかろうか。(笑)そういう点で知能レベルが低いと言ったのです。

メディアに発言するという事は日本中に自分の考えを伝える事になります。そこには色々な聞き方をする人がいる筈です。その全ての人に納得させる言葉を選ぶのが、この地位の人に求められる素養なのです。

納得は賛同という意味ではありませんよ。分かり易く言えば突っ込みどころがない、でしょうか。どの角度からみても突っ込めない言葉を上手く選択して発言するのが政治家に求められる能力のひとつです。

誤解されると困りますが、無難にやれと言っているのではありません。きちんと誠意と良識ある大人の発言をしろと言っているのです。

そのためには無駄を省くべきです。出来る限りシンプルな方がいいです。この場合の無駄は自分の正直な気持ちです。そんな事を亊あるごとに言っていたのでは身が保ちません。(笑)麻生さんのようにしょっちゅう突っ込まれる事になります。力のない人ならとっくにクビです。

もちろん政治家にはそうでないケースもあります。それは計画された発言によってある角度からのみ、突っ込みを狙って入れさせるケースです。それによって敵を自軍に有利な場所におびき出し、一気に叩くという戦法としての発言にも長けていなければ政治家は務まりません。

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例えば最近の安倍さんの、民主党時代は「悪夢」発言です。国会で元民主の岡田さんが噛み付いていますが、首相は言論の自由だと言って突っぱねています。ん? 政治家に言論の自由という言葉はいかにも似つかわしくありません。

国民の「言論の自由」を保証する立場ですから、それが自らの言論の自由まで保証してしまったら国民の身の置き所がなくなってしまいます。(笑)安倍さんもそれくらいは分かっている筈です。

政治家は思っている事を述べるのではなく、ある企図を持って心にもない事でも発言するのが仕事です。それがたまたま本音と一致する事もあるでしょうが、そこに意味はないのです。

さらに党の決定にも逆らえません。そこで各人が言論の自由権を行使すれば収拾がつかない事になります。いやな事でも粛々と笑顔でこなすのが政治家というものなのです。従って政治家の公的発言に言論の自由なんてものはありません。

話が横道にそれましたが、あの「悪夢」発言、色々な効果を狙ったものではないでしょうか。まず野党に噛み付かせて骨を断つ効果です。掘り下げれば下げる程悪夢が蘇ります。(笑)国民も思い出してもう二度とあの時代には戻りたくないと思うでしょう。

全く民主党時代を知らないもっと若い層にも効果があります。え、どういう意味?と思って調べるかもしれません。そうすると出るは出るは(笑)ゴミの山のように仕分けなどの愚策や中韓びいきの売国政策、ここで羅列するにはスペースが足りない程です。

つまり、噛み付いて来る連中が多い程安倍さんの術中に嵌っていく訳です。正に思うつぼです。ここでも誤解されては困りますが、私は決して安倍信者ではありません。むしろ経済政策には疑問なものが多く、ここで色々批判をしている程です。

それでも、自民党しかないという悩ましさはありますが、消去法で支持せざるを得ないのです。今の野党よりは1万倍ましだと考えています。日本を売り渡す事に躊躇しない政権より、同じ売り渡すにしても時間稼ぎをしてくれる政権の方がいいに決まっているからです。(笑)

しかしこの悪夢発言を聞いて、あの噂は本当かもしれないと思いました。3月の解散、衆参ダブル選挙の事です。消費税延期あるいは凍結を錦の御旗に国民の信を問うというのはあり得る話です。その方が参院選(今年7月に予定されているのを前倒し)にとっても有利に運ぶという計算があるのでしょう。

そのために今から色々布石を打つ、その一環としてのあの発言なら頷けます。私はこの案には諸手をあげて賛成です。一種の「ふるい」ですから。そのチャンスは多い程いいのです。無能、反日、その他役立たずの穀潰し共を増税と共にふるい落としましょう。

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2019年1月 2日 (水)

謹賀新年

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皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年は色々お世話になりました。

さて今年の年賀イラストですが、テーマは金が信念です。

つまり金が、信念を貫けば必ずやって来るという縁起のいいテーマなのです。(笑)

冗談はともかく、金があるのに金に苦労する日本、そろそろその呪縛から卒業したいものです。

今年の目標

1)秋に予定されている消費税10%への増税阻止。緊縮財政から積極財政へ!

2)既に公害化している訪日外国人観光客の数を2500万人程度まで減らす。最終的には相互主義の観点から2000万人以下にするのが望ましい。

3)外需依存から内需拡大へ方向を転換する。

4)NHKや朝日新聞等の偏向メディアを締め上げる。(笑)具体的には受信料不払い、新聞は買わない等の兵糧攻めが有効か。

5)反日左翼勢力の資金源を絶つ。パチンコに行かない、生協でものを買わない等。(多過ぎて書けない程ですが、一見普通の日本企業にも反日が多い、ググって下さい。)

6)死語となってしまった国土強靭化計画を復活させる。

等々書くのは簡単ですが、我々に出来る事は限られます。取りあえず出来る事からやっていくしかありません。

いつの日か日本から反日勢力を排除し、米からも独立して名実共に主権国家になる日を夢見て・・

新年早々柄にもなく大言壮語をしてしまいましたが、微力ながら、(本当にささやかな事しか出来ません。笑)子供達の未来のために何かしたいと思っています。本年も宜しくお願い致します。


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2018年11月17日 (土)

残念な話あれこれ

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前回の続きではありませんが、日本の危機は増えこそしても減る事がないのが実態です。国内問題としては、とても保守とは言えない米隷属政権があらぬ方向へ突き進む政治経済問題、在日外国人による日本人を言論弾圧、あるいは疎外しようとする動き等、看過出来ない問題がめじろ押しです。

もちろん海外からの圧力も半端ではありません。中国は米との貿易摩擦で最近表面上は大人しくなっていますが、裏で何をやっているか分かったものではありません。むしろこういう時の方が要注意でしょう。とにかく油断出来ません。

そうそう、先日親しい仕事仲間との昼食の席で中国の事が話題になったのですが、私が中国は事実上の敵国だと言ったら、「また過激な事を言って~」と一人にからかわれました。他の人は白けムードです。話がそれ以上進みません。(笑)

相手は日本を露骨に敵視し何かにつけて因縁を付け、領土だってはっきり狙っているのです。尖閣諸島は米軍の存在がなければとっくに占領されていたでしょう。北海道や沖縄も非常に危険な状態が続いています。中国にもっと資金力があれば時間の問題と言えるのではないでしょうか。

幸い外貨不足なので、その進み方は緩やかに見えますが、とても友好的な国とは言えません。具体的な武力による戦争はしていないものの、日本の主権を色々な形でおびやかしている事は確かです。そんな国の事を敵国と言って何がおかしいのか私には分かりません。平和ボケの日本人だけの現象だと思われます。

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(BTSメンバーが着ていたとされる問題のTシャツ、このTシャツの何が問題かと言うと、人類に対する史上最悪の犯罪を肯定するような内容だからです。さらに日本が憎ければ何でもやっていいという考え方は幼いし危険過ぎる。)

朝鮮半島からの攻撃も凄まじいものがあります。ありもしない慰安婦問題だけでなく戦時中の徴用工に対する最高裁の判決も国際常識を逸脱したものです。スポーツ界、韓流芸能人からの陰湿な嫌がらせも数知れません。人のいい日本人が想像も出来ないようなやり方をしているのでピンと来ない人が多いようですが、いやらしい事この上ないのです。

ただ、彼らは間違った、というより捏造された歴史教育を受けているので、ある程度仕方ない面はあります。言わば政治的に利用されている犠牲者とも言えるので気の毒な人達なのです。その行為は陰湿で浅はかである事は間違いありませんが、それで自国の信用に傷を付けているのですから残念な話ではありませんか。

しかしながら戦時中の徴用工に限って言えば日本側に全く非がなかったとは言いきれません。今回の原告は徴用工ではなく応募者だったそうですが、同じ頃徴用された人も少なからずいた事は確かです。その扱いについては受け入れ先企業によって差があったのも否めないと思われます。

つまり差別されて酷い扱いを受けた人がいなかったなどとは言えないという事です。もちろん政府の姿勢としてそのような事を容認したという事実はないので、そこは民間企業とは切り離して考えなければなりません。

というのは最近の外国人労働者の扱いを見ていても、とても差別がないとは言えないのです。何年か前の話になりますが、ある人が外国人は安く使えるから重宝だというような事を言っていました。その人は普段は穏健な常識人なので驚いたのですが、自分が外国人を当たり前のように差別している事に気がついていないのです。

私がその事を指摘するとキョトンとしていました。同じ労働をするなら日本人と同じ待遇にするべきなのは当前で、安くこき使うために海外から人を入れようなどというのは言語道断です。それが奴隷制とどう違うのか、理解出来ていないのは困ったものです。そういう認識の経営者は少なくないのでしょう。

今回の安倍政権が進める移民政策も、恐らくそういう低次元の意識が根底にあると思われます。困った時だけ大量に入れて用がなくなればポイ、的な感じを受けているのは私だけでしょうか。それなら大反対です。国の信用をなくしかねません。

どうしても受け入れなければならないのであれば、そういう問題が起きないよう厳格な基準を受け入れ側にも課し、さらに一定の条件を満たす外国人には永住してもらう事を前提に考えるべきです。

いずれにしても短期間に大量にというのは間違いの元です。もちろん日本を政策的に敵視している国から移民を入れるなどというのもあり得ません。どんだけアホかという事になります。今でもゼロにすべきです。

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(東京タワーが左手やや上に小さく見える。こんなに小さかったのか・・)

話は変わりますが、一昨日あまりにも天気が良かったのでスカイツリーに行って来ました。秋の夕焼け空と暗くなってからの夜景が素晴らしかった事は言うまでもありません。

東京タワーを見下ろす感覚も新鮮でした。東京のフラットな広さに圧倒され、その膨大な電力の供給力に驚き(笑)且つ繁栄の素晴らしさ、平和の有り難さをひしひしと感じた次第です。

残念だったのは、ハイテクの象徴であり観光の目玉であるにも拘らず、そういう点が強調されていないというか、敢えてダサくしたのではないかと思える程の設備や店のレイアウト、各種設定だった事です。とにかく特別感がゼロなのです。

ノリとしては道の駅的な(笑)買い物ついでのアトラクションにしては凄いな、というようなコンセプトには眼を覆いたくなりました。何十年も前の農協の団体さん相手じゃあるまいし、もう少し何とかならなかったのかとショックを隠せません。

ゴージャスである必要はありませんが、多少もったいぶってもいいので、せめて未来感やハイテク感は演出して欲しいです。どう考えてもドラゴンボールは場違いです。いくらアニメの日本とは言えTPOをわきまえて欲しいです。(笑)

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(全部おかしいが、特に左の制服を着たおねえさんが気の毒過ぎて・・)

展望デッキへの、ぎゅうぎゅう詰め高速エレベーターも残念!こういう点が身内感覚というか、見ず知らずの人とは一定の物理的距離を置くのが常識とされる国際感覚のなさで、これでは外国人観光客も二度と戻って来ないでしょう。さらに、従業員の制服がいつの時代かというくらいダサい。。今からでも遅くないので考え直して欲しいです。

しかしこのまま「天空の多国籍難民キャンプ」を続けては日本の恥です。(笑)せめて子供騙しでなく大人の鑑賞に堪える施設にしましょうよ。

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2018年9月24日 (月)

悲喜こもごも

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また忙しさにかまけ、長い間さぼってしまいました。その間、水害、台風、地震の天変地異に政治経済問題、さらにスポーツでも実に色々なことが起きました。大坂なおみがグランドスラムで勝った事は、その勝利より相手の胡散臭さと観戦者のレベルの低さに呆れ、世界的に民度が下がっているのかもしれないと少しがっかりしたのです。

ゴルフでは強いタイガーが帰って来たのに驚かされましたが、また懲りもせずに白人女性(金髪ではない)と一緒にいるんだ、と感心したり(笑)それでもゴルフ界にとっては朗報に違いなく、今後が楽しみです。松山君が最近冴えないので心配ですが、タイガーと最終日に優勝を争うシーンを見たいです。

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(お馴染みの最終日スタイルで力強いショットを打つタイガー、昔よりは穏やかになったように見える。日本流に言うと、人間が出来て来たか?)

大谷君は、その才能をどんどん開花させているようで、イチローが提案するバッターと投手を一年毎に交互にやっていくスタイルがいいのではないかと思っています。ホームラン王を狙うにはそれしかないし、最多勝もそのやり方以外では不可能です。是非実現して欲しいものです。投手専念の年は、たまにピンチヒッターというのはありかも?いやいや、欲をかいてはいけません。

安倍さんが三選されたのは、相手が相手だけに当然だろうとは思いますが、またアメポチ政治を見せられるのかと暗澹たる気持ちになります。しかし、ロシアに対してもいいようにやられているのはなぜだろうと訝しみ、中国からの摺り寄りはチャンスでもあるのですが、どうせ活かせないんだろうなと冷めた眼で見ているこの頃です。(笑)

予想通りと言える石破さんの内容のなさ、品性のなさ、候補者ではありませんが進次郎の父親譲りの適当さ、危うさ、コウモリぶりも今回浮き彫りになりました。なんだ、人気だけで中身がないじゃないですか。いずれにしても経済音痴が首相になる悲劇からは逃れられないのです。人材がいません。

経済問題は何と言ってもトランプ発の世界を巻き込んだ貿易戦争ですが、それにしても米の中国叩きは本気のようです。やはり中途半端な状態でトラのシッポを踏んではいけないのです。ちょっと裏でこちょこちょやり過ぎたのでしょうか。習さんも命運が尽きかけているように見えます。

そもそも貿易で何とかしようという根性がいただけません。ゼロサムでしかない国際貿易は必要最低限に抑えるべきなのです。必要なだけ買う、その資金を調達するために同程度のボリュームを売る、というのが基本です。国際関係は全て相互主義、経済発展は内需主導でなければ意味がありません。国民が豊かにならなければ何のためのグローバル化かという事になります。

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中国に関しては色々言う人がいますが、なかなか潰れないのは秘密主義の一党独裁共産主義のせいで、実態は悲惨な状態だろうと思われます。貿易収支だけは黒字ですが、海外から国内への莫大な直接投資に起因する所得収支赤字は常態化しているし、何より金融収支の赤字は経常収支の黒字を大幅に上回ります。

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つまりお金(外貨)がどんどん出て行っているのです。喉から手が出る程欲しい外貨ですが、優等生でトラの子の貿易黒字がトランプさんの高関税策で赤信号が灯りました。これは痛い。だから日本に摺り寄っているのです。どういう形にせよ、世界一の対外純資産国、日本から外貨をくすね取りたいというのが本音です。

しかし、これでは政治的にいつどうなってもおかしくありません。政敵が虎視眈々と機をうかがいます。内乱にでも発展すれば廻りがいい迷惑です。それだけはやめて欲しい。。何度も言うようですが、緩やかに衰退してくれるのが最も望ましいです。それが日本の為、世界のためです。

ただこういう事実もマスコミがしっかり伝えないので多くの日本人は未だ中国に勢いがある、あるいは資金力があると思っています。私の友人でかなり知的と思われる人でさえそうです。

そう見えるのは単に海外での金遣いが荒いからであって、その根拠となるようなものはありません。実態は正反対で金融収支の赤字拡大(図表−3)が示すように、借金がどんどん増えているのです。

例えば日本ならあらゆる数字が豊かさと優位性を示しているし、技術力でも年々他国に差を付けています。。中国なんて問題ではありません。でもこれだけは海外と一緒に仕事をしてみないと分からないのかもしれませんね。

 

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2018年5月 7日 (月)

パフォーマンスについて考える(続編)

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  パフォーマンスの話が続きます。連休中暇だった私は映画にでも行こうとネットを物色すると、スピルバーグのVRもの「レディ・プレイヤー1」に行き着きました。テレビでもCMをやっていたので、うすうすは知っていましたが、予告編を観ると面白そうです。早速ネットでチケットを手配しました。

内容は一言で言えば約30年後のアメリカが舞台の子供向けゲーム映画です。ゲーム(仮想現実)と現実の区別が限りなく薄くなった時代に、ある天才が創ったVRソフトと、それを管理運営する会社の経営権を巡っての争いが一般ゲーマーと悪徳企業との間に起きます。

最後は雑多な人種で構成された子供グループが勝利するという他愛ないものですが、その映像は私などの想像の域を超えます。ただ話としてはベリー陳腐なので、そちらを期待する向きにはお薦め出来ません。CGやVRの世界に個人的、あるいは仕事上興味を持つ人には一見の価値があるという訳です。

しかしそのテンポは目まぐるしく、音響効果も半端ではないので私のような年配者はついていけません。(笑)しかしながら意外性のある(ゲームでは当たり前かも)映像が続くので退屈する事なく最後まで観れました。職業柄触発されるところも大いにあったという訳です。

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さらに日本人俳優のアバターが着る侍の鎧のアレンジが違和感がないのと、彼が呼び出したガンダムの出来もよく、しかもカッコいい役どころであったので日本人としては、いつものようにがっかりせず、むしろ誇りを持って観られるというおまけもあります。(笑)大人の鑑賞に堪える渋い映画がなくなった今、まあこんなものか、という気がしました。

裏にどういう意図があって作られたのかは知りませんが、AIやロボットの進化によって暇になった人類の将来という視点で見れば、映画が描くような、つまりスリリングで良く出来たゲームの中で人生の大半を過ごす世の中になるかも知れないという一抹の不安が脳裏をよぎった事も事実です。

続いて世界遺産の話です。

文化庁は4日、日本が世界文化遺産に推薦していた「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本県)について、登録の可否を事前審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が「登録が適当」とユネスコに勧告したと発表した。(中略)

潜伏キリシタン関連遺産は、現存する国内最古の教会で国宝の大浦天主堂(長崎市)や、島原の乱の舞台となった国指定史跡の原城跡(長崎県南島原市)など12資産で構成する。勧告は「禁教期にもかかわらず密に信仰を継続した潜伏キリシタンの独特の文化的伝統の証拠」として普遍的価値があると評価した。


これだけは腹が立ちます。(笑)潜伏キリシタンにどういう価値があるのか全く理解不能です。そもそも当時日本に来ていた宣教師達(イエズス会)はスペイン、ポルトガル等欧州から派遣されて来た偵察員です。

植民地化に先立ち候補地に入って情報を集めたり、キリスト教を広め仲間を作って侵略しやすくするのが役割だった訳で、彼らに籠絡された日本人は、どの時代の尺度で見ても哀れな売国奴でしかありません。

その背景を知り、列強の下心に気付いた秀吉など、時の為政者から弾圧されて当然な人達です。それが日本人側から見て文化遺産の価値があるなどというのは、今ヘイトスピーチと言って騒いでいる在日中心とする反日左翼がやっている事を数百年後に文化遺産的価値があると言うようなものです。(笑)あり得ない。。

考えてもみて下さい。西洋とキリスト教にかぶれるあまり、日本の仏教寺院を数百も破壊し、若い日本人女性を海外へ奴隷として50万人(最大値?)も売り飛ばした連中は、どこからどう見ても反逆者です。その前に立派な犯罪者です。当時の処罰としては打ち首が妥当と言えます。

それを恐れて逃げ回り隠れていたところが文化遺産などというのは、どうみてもキリスト教徒、すなわち欧米側のものの見方でしかありません。間違っても日本人が必死こいて進めるような話ではないのです。

それに、世界遺産てなんなの?一体どういう価値があるのですか?もし守るべき価値あるものが日本にあるなら日本人が主体で守ればいいのです。なぜ世界のお墨付きが必要なのかさっぱり分かりません。

むしろ世界遺産の基準を遵守するなら不自由なものになりかねません。つまり何をするにも日本人の都合で動けなくなるのですから空恐ろしい事です。例えば日本列島を世界遺産に登録したなら、管理者として以外は住むなと言われても文句が言えないのです。どれだけお目出度いの?と言いたいです。

こういう事を推進するのは頭がいかれているか、左翼か、極度の欧米崇拝でしかないでしょう。文化庁ってそういうレベルなんです。鬼畜米英の手先か(笑)まことに残念なパフォーマンスと言うしかありません。

もう一つ腹が立った話
女子卓球ですが、南北朝鮮がいきなり混成チームを作るといい出しました。トーナメント?が続いている最中の準決勝を前にしての突然の宣言ですから驚きです。それを認める事務局も事務局で何を考えているのか理解不能です。恐らく買収でもされたのでしょう。

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その結果南北朝鮮は労せずしてメダルを手にしました。本当は準々決勝でどちらかが敗退すべきところ合併によって、どちらも生き残るという姑息な手段がまかり通るならルールなんて糞食らえです。

それで調子を狂わせられたのが日本チームですが、伊藤美誠の「正々堂々と戦うってこんなに面白いんだなあって改めて思った」のセリフに繋がりました。その後日本チームは中国に敗れはしましたが正々堂々の銀メダル獲得は評価出来ます。ふがいない男子と違ってナイスパフォーマンスでした。

最後は憲法記念日に出くわしたゾンビの行進・・いやよく見たら左翼のデモでした。(笑)生気のない年寄りが大勢でいやいや歩いているように見えます。どうせ組合から駆り出されたのでしょう。

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 (画像はイメージです。本文と直接関係ありません。)

憲法改正反対とか原発再稼働反対とか言っていますが、声にも張りがありません。それにしても一つの列がやたら長いのです。それが延々と続きます。一体何万人駆り出されたのでしょうか。のぼりには何とか土建と書いてあります。

彼らの特徴は、看板やのぼりなどがきちんと印刷されていて組織的な事です。我々保守のデモなどと違って決して日の丸は持ちません。言っている事も凄く反日、反政府的でどこの国のデモ隊かと訝しんでしまいます。

こういう何も考えていないゾンビや意固地なデジタルデバイド達がいる限り日本はよくならないんだろうなあと、改めて思いました。最悪のパフォーマンスの見本です。

 

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2018年5月 5日 (土)

パフォーマンスについて考える

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 昨日イチローが記者会見している模様をTVで見ました。ついに選手生命が終わるのか、と思った人は多いのではないでしょうか。

以下ニュースのコピペ

極めて異例の契約が結ばれる。イチローがベンチ入りの25人枠から外れ、今季残り試合に出場しないことが複数の球団関係者の話で判明した。肩書は「特別アシスタント」。生涯契約を結んでチームに同行し、選手らをサポートする。

Ichiro11 (お馴染みのこのポーズが見られなくなると思うと、一抹の寂しさがある)

イチローによると、シーズン開始間もない時期での球団側のこのような措置は全く思いもかけなかったようで、凄く異例な事だと言っていました。その表情からは球団に深く感謝し、感激している様子が伝わって来ます。

この、来期にはまた試合に出る可能性も含んでいるという契約は一見玉虫色にも見えます。しかし、球団にそこまで言わせたのはイチローだから、ではないでしょうか。

つまり野球に対する真摯でひたむきな姿勢と探究心、その結果としてのパフォーマンスが総合的に高く評価されたからと言えます。ドライな契約社会である米としては、やはり異例なのでしょう。

それにしても驚いたのは、そういうかなり叙情的というか、義理人情の入った判断を米人でもするのだという事です。良き時代の日本的なものを感じざるを得ません。

ところで、私ははっきり言ってイチローは嫌いです。(笑)もちろんプレーや実績は高く評価しますが、CMなどの彼を見ていると、怪しいおやじにしか見えないのです。顔つきが若い事に比べて胡散臭くなったと感じているのは私だけでしょうか。

言うなれば、いやみなタイプの勘違いおやじ、に見えるのです。野球以外では真摯に生きているのか?という疑問が彼にはつきまといます。あくまでも個人的感想であって、そういう人間だと断じている訳ではないので誤解なきよう。。単に私に人を見る目がないだけかもしれません。

という訳で、今日はそのプロとしてのパフォーマンスについて考えてみたいと思います。私に言わせれば、仕事をしている人は皆一種のクリエーターです。つまりパフォーマーなのです。自分の内にあるモヤモヤした何かを絞り出してプレーしたり、あるいは形にしたり文字や言葉にしている訳です。

何もアーティストやスポーツマンだけがパフォーマーではないのです。私もデザインやイラストという手段で何かを表現している訳ですが、こうやってブログを書くこともそれに準じます。

つまり私にとってはツールが違うだけで、心の内にある形にならない何かを搾り出しているという点で大きな違いはないのです。という事は、やる事なす事全てに共通したものがある筈です。

言うなれば一貫したスピリットのようなものがあって然るべきです。それがそうなっていないとすれば、他重人格か成長の過程にある人間という事になるのではないでしょうか。未だに思うような絵も描けず、文章も今一な発展途上人間の私が言うのもおこがましいですが、そう感じます。

話は飛びますが、ノーベル文学賞というのがあります。昨年は日系英国人の石黒氏が受賞しました。今年は事務局の不祥事でそれどころでないらしく、来年に2年分の受賞者を発表するそうです。ノーベルの名に相応しくない無様な話です。心待ちにしていた人は、さぞがっかりしたのではないでしょうか。

村上春樹氏も毎年のように候補者の一人と言われていますが、私はこの人も好きになれません。(笑)なぜかと言うと、ノーベル賞しか眼中にないからです。ノーベル賞を得るためなら自分のポリシーさえ変えかねません。実際、左翼的作品、発言が増えているのは、その方が受賞しやすいからだと言われています。

それこそ本末転倒です。賞は結果であって目的であってはいけません。パフォーマンス自体が不純なものになりかねないからです。そんな事すら理解できないもの書きが書く本を読む気になど、とてもなれないのです。尤も、昔から読んだ事はありませんが。(笑)なぜって?男の顔は履歴書という説を信じているからです。

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(人の気配がなく、静まり返った様は幻想的でさえある。右手前の光の帯は運河をまたぐ大きな歩道橋)

ところで先日都内某臨海エリアで不思議な光景に出くわしました。タワーマンションが立ち並ぶエリアに橋がかかっていて、その下を流れる運河にその景色は投影されているのですが、その日はベタ凪状態だったので鏡のように無数の灯を映していたのです。思わず明鏡止水の如しと唸ってスマホを取り出しシャッターを押しました。(笑)

これを友人にメールで送ったところ、絵じゃないかというのです。(笑)いかにも私がイラストを描くことを知っている人の発言ですが、絵ではありません。絵であるならそう宣言すべきで、写真と言って送ったものが絵なら単なる嘘つきです。写真のいいところは、それが事実だからです。

そこにこそ価値があります。実際に起こっている光景を、自分のセンス、タイミングで切り取る醍醐味は写真家の生きがいとさえ言えるでしょう。そこに嘘が介在したのでは何にもなりません。詐欺師の所業でしかなくなるのです。

一方イラストなら何でも描けます。写真のようなリアルなものも時間さえかければ描けるのですが、その場合は創作物になるので、そう宣言すべきです。それはそれで夢のある世界で想像力が試されます。但し、この場合は写真の一部をコラージュしたりするのは邪道です。

私は写真を撮るのもきらいではありませんが、明らかに後者側のクリエーターに属します。この世にないものを創る方が生にあっているのです。未だ存在しない近未来の車や船の絵をリアルに描く欲求、醍醐味からは生涯逃れられないようです。

 

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